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2020年 01月 31日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(フレーム塗装その3)

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メインフレームの最終仕上げに、ウレタンクリアーを塗布します。
缶スプレー式でありながら、2液性で強靭なクリアー塗装ができます。

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2液性なので、使用前に缶の中身を混合させる必要があります。
なので、基本的には1回こっきりのスプレー缶、ということになります。

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塗装ブースにてメインフレーム最後の塗装。

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1缶全部吹き付けたので、かなり分厚い塗膜になったと思われます。
あとはこれをしっかり乾燥させ、コンパウンドで磨けば完成です☆


by tm144en | 2020-01-31 06:52 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 30日

【tm125EN】機械式パワーバルブの作動観察

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’07tm125の、機械式パワーバルブの『機械式』を名乗る所以のこのパーツ。
以前、その作動原理については観察の結果理解するに至りました。

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ポイントは、この中に隠されているパチンコ玉のようなパーツ。

以前にも記事にしましたが、一応おさらい。

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分解するとこうなっています。

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先ほどの隠れていたパチンコ玉は、この位置に収まっています。
玉をよけると、

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その部分はなめらかな『傾斜』がかかっているので、

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通常この位置にあるパチンコ玉ですが、エンジン回転が上がることによって、遠心力で

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この位置に移動します。

すると、

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通常、スプリングの力で押さえつけられてこの位置になる縦溝のギアが、

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このようにパチンコ玉に押されて横にスライドするという構造になっているのです。

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パワーバルブ本体を作動させるのは、縦溝のギアを介してリンクロッドを使用して動かすようになっています。
このギアは、クランクシャフトのギアで直接回されます。
ギア比は19:20なので、ほぼエンジン回転とイコールということになります。

この構造によって、極めてシンプルに、かつ的確にエンジン回転数にともなったバルブの作動を実現しているのです。

・・・・・と、ここまでは以前に勉強したところ。

今回はここからが本題。

「この、機械の動き、見てみたい!!!」

頭で想像はできても、やはりこの目で見てみたいという思いがあれからずっと残っていたのです。

そして先日、ふと思いついちゃったんです☆

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じゃじゃ〜〜〜ん!!

「パワーバルブ動作確認しすてむ〜〜」パフパフ〜

なんとなんと、シャフトの径が6mmで、エアリューターの径とビンゴだったんですよね〜!!

卓上ボール盤も考えたのですが、あっちだと最高回転数が3000回転位なので、パワーバルブの作動回転域にはおそらく及んで無いはず。たぶん、6〜7000回転からが動き始めだと思うので、私の持っているそれだけの高回転ツールはこのエアリューターしかなかったのですが、まさかシャフト径が同じとは・・・まさか同じとは・・・同じとは・・・・


笑いがとまらねぇ\(^o^)/♪





カッケ〜〜〜〜〜


by tm144en | 2020-01-30 08:35 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 29日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(スイングアームピボットベアリングすきま対策)

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疑惑のスイングアームピボットベアリングでしたが、『はめあい用接着剤』というヒントを教えて頂いたので、今回これを試してみることにしました。

ベアリングのすきまにネジロック剤を使うという概念はあったのですが、まさか専用品があるとは!
種類もいろいろで、永久固定用から油脂耐久のもの。そして今回選定したのは中強度ベアリング用の641にしました。

ベアリングとハウジングのすきまに、このような接着剤を使用するのはどういうときかといいますと、例えば工作精度の低い製品の場合など、しまりばめが弱い場合にこの接着剤で補うことで、高精度な加工に匹敵する強度を得ることができると、ロックタイトの説明書に書いておりました。

要するに、加工コストを下げた分をロックタイトで補うことで、低コスト高品質製品が作れますよってことですね。
つまり、tmのような高精度に加工された製品の場合、こういった接着剤の必要性は無いと言えるのですが、今回は事情が事情なので藁を掴む思いで使用してみることにします。

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ベアリングを一旦外し、はめあい面の脱脂を行います。

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注意点はこの穴。グリス充填用の穴(tmのスイングアームにはグリスニップルが無いので意味は無い)が空けられているので、ここから転動体の方へ接着剤が入り込んでしまうと厄介。
どうしたものかと考えていたのですが、とりあえず今回はグリスが詰まった状態でやってみることにしました。穴をグリスが塞いでいる状態になっているので、接着剤をせき止める効果があるのではないかと考えました。
ただし、このグリスが多すぎて外にはみ出てしまうと、接着剤の固定力に影響が出てしまいますので、はみ出ないギリギリのラインに止めます。

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ハウジングとベアリングにたっぷりと塗りつけ、プレスで圧入していきます。

手で抜けるほどの隙間があった方は、スルスルと入っていきましたが、もう反対側の方は圧入してるそばから「カツン!カツン!」と固着していくのが伝わってきました。
この接着剤は嫌気性なので、圧入によって空気が遮断された瞬間から固着してしまうので、こういった手応えになってしまいます。
ただ、完全固定は材質やすきまによって差はありますが10分以上はかかるので、素早く作業すれば問題ありません。

しかしながら、スルスルと入った方は果たしてちゃんと実用強度に固定されるのでしょうか・・・
説明書には、すきまが0.25mmでも75時間で100%の強度が出ると記載されているので、まぁ大丈夫かとは思われますが・・・・



by tm144en | 2020-01-29 02:44 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 28日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(クラッチカバー修復その2)

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前回、アルミのロウ棒を溶かし入れたクラッチカバー。表面をベルトサンダーで綺麗に均していきます。

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最初のうちは良かったのですが、削っていくにつれて徐々に穴ぼこが浮き出てきました。
それでもまだ削る余地はあるので、最終的には大丈夫かと期待したのですが・・・

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残念ながらそう甘くはありませんでした。
おそらく、アルミを流し入れた時にちゃんとエアー抜きがされていなかったということなのでしょう。

だが諦めるのはまだ早い。なんつったって溶かしていれたものなのだから、またもう一度溶かしてやり直せば良いだけの話。

バーナーで炙って・・・・・ちょちょっと溶かして・・・・・ピックでよくかき混ぜて・・・・・あれ・・・・・かき混ぜて・・・・・エアー抜きして・・・・バーナーで炙って・・・・溶かして・・・・・ピックで・・・・あ・・・・ピックでかき混ぜ・・・・・ぴ・・・・かき・・・・・・・・か・・・・


・・・・

・・・

・・









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チーン・・・・


by tm144en | 2020-01-28 04:43 | tm125EN | Comments(2)
2020年 01月 26日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(クラッチカバー修復その1)

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こちらのクラッチカバー。

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おそらく転倒時の衝撃によって、わずかですが凹んでしまいました。

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裏側からみると亀裂が入ってはいますが、オイルが漏れるようなことはありませんでした。

なので、このままで問題無いと言ってしまえば、まぁそうなんですが、せっかくの返り咲きプロジェクトですのでカバーを新品に交・・・・

ちょっとまった〜〜〜!!

おぉぉっと、ちょっとまったコールだぁ!

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なんと!ちょっとまったコールを叫んだのは、あのアルミのロウ棒さんだぁ!

僕をメロメロに溶かして、あなたのアナを塞がせてください!」

おっと!大胆な告白だぁ!

さぁ、クラッチカバー子ちゃんの答えは〜〜!?

「よろしくお願いします!」

カップル成立だぁ〜!

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・・・・ということがありまして(?)、今回クラッチカバー子ちゃんは修復の道を歩むこととなりました。

まず、カバーの凹んだ部分を熱し、ハンマーで成形します。

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なんか、変な出っ張りがでてきました(笑)

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ハンマーの汚れが焼きついちゃって、なんか汚くなってしまいました。

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アルミのロウの密着を上げる為に、亀裂の部分や周辺をリューターで削ります。

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裏側も同様に。
ただし、裏側はアルミのロウでいくか、あるいは液ガスで済ませるかまだ思案中。表面の仕上がりを見て決めることにします。
万が一アルミのロウが剥がれ落ちてしまうようなことがあったら、クラッチに巻き込んでトラブルの元ですからね。

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今回使用するアルミのロウは、実は以前姫のクラッチレバーを形成するのを見かねた方から頂いたもので、融点が低く使いやすいとのことでした。
ストレートで手に入る物なのだそうなので、今回とりあえず先にtmの方で使用させて頂くことにしました。

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ロウ棒についてた汚れがそのまま移ってしまいましたが(笑)、一応うまくいったと思われます。
以前使用したものより、やり易かったように感じましたね。

冷ました後、試しにマイナスドライバーやハンマーを使って剥がれないか試したのですが、全くビクともしませんでした。母材をそんなに熱したわけでもないのに、まるで接着剤のようにがっちり固定されています。
クラッチレバーでやった時は、ベルトサンダーの勢いで剥がれたりもしたので、仰る通り使いやすくて仕上がりも良いと思います。

あとは後日、これを綺麗に削ってどうなるか、ですね☆


by tm144en | 2020-01-26 05:36 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 25日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(キックギア点検)

まずはこちらの動画をご覧ください。




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これは、キックペダルのギアとクラッチハウジングを繋ぐギアなのですが、回すとカリカリ音がします。もとからこんなだったか?・・・・と思いましたが、おそらくクラッチカバーを外している状態なので、キックギアの位置がズレているからだろう。最初はそう考えました。

しかし、いくらキックギアの方を押し付けたり、位置を動かしたりしても、やはりカリカリ擦れてしまうのはかわりません。

だとすると、やはりいままでずっとこうだったのか?こういう仕様なのか?気にするレベルではないのか?
色々と疑念が湧いてきますが、いずれにせよこれは精神衛生上よろしくない。「擦れている方がむしろ良い」ということには、天地がひっくり返っても無いだろうと。そう考えました。

ほんのわずかな接触なので、どうにかすれば解決できるかもしれません。

たとえば、

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ギアの裏側に入れられているこのワッシャーを、少し厚いものに変更すれば、その分キックギアとのクリアランスを取ることができます。
しかしそうすると、このギアを固定している止めピンの位置が変わってしまうので、裏側を厚くした分、表側を薄くして相殺すれば問題はないでしょう。

もしくは、

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こちらのキックギアの方の裏側。

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この止めピンを外すことで、キックギアが少し奥に引っ込みクリアランスを取ることができます。
なぜこのピンがついているのか判りませんが、外しても特にばらけてくる様子はありません。

・・・・

・・・・

・・・・

っていう改造を施すのも、なんかな〜。

と思っていた矢先・・・




なおっちまった(笑)

tm姫に弄ばれてる〜〜〜〜〜\(^o^)/


by tm144en | 2020-01-25 01:56 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 23日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(シフトチェンジ機構点検その2)

何でか知らんが、治っちまった

♪なおぉちまった、なおぉちまった、どうしてこんなことになったのか
なおぉちまった、なおぉちまった、自分で自分が許せねぇ
エンジンの前で倒れこみ泣いた〜♪
(例のアレ)



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そんなわけで、分解したり組み立てたりを繰り返し、そのつど動作確認をしていたら、いつのまにかちゃんとニュートラルに入るようになっていたのでした。

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そこそこ込み入った構造をしてはいますが、なるようにしかならない造りになっていますから、組み間違っていたというはずもありません。
しいていうなら、『組立精度』が悪かった可能性は無きにしも非ずですが、はたしてそれほど微細なことで変わってしまうものなのか・・・?

「原因を突き止めて解決!快感っ!」を味わいたかったので、なんだかモヤっとした後味になってしまいましたが、まぁとりあえず1速からでもちゃんとニュートラルに入るようになったので、、めでたしめでたし。

・・・・しかし、一難去ってまた一難。もう1箇所気になるところがありまして・・・


by tm144en | 2020-01-23 08:35 | tm125EN | Comments(2)
2020年 01月 22日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(シフトチェンジ機構解説)

それではシフトチェンジ機構の解説をしていきます。

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チェンジペダルの操作でこの左側のギアが上下に動き、シフトドラム側のギアを動かします。その際の最大回転角は60°になっています。

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このパーツがシフトドラムを動かすパーツです。画像は裏側から見た状態です。

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シフトドラムの内側は、このように六角形のような形にで凹んでいます。この六角形の部分に先ほどのパーツが引っかかることで、シフトドラムを回転させているのです。

しかし、チェンジペダルでの操作は、ラチェットの様な反復運動で行う為、構造が少しややこしくなっています。

そこで、先ほどのパーツともう一つ重要なパーツが、

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こちらのパーツ。

これがどのように組み合わさるかといいますと、

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このような位置関係になります。

これで具体的にどの様な動きになるかを、以下にまとめました。

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画像は解りやすくする為、ギアの部分を取り除いた状態にしています。

まず、1速に入っている状態でシフトチェンジを操作して2速に入れようとします。そうすると、

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右側の金具に、右側の羽の部分が当たって折りたたまれた状態になります。
シフトドラムは左側の羽の部分で60°回転させています。

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チェンジペダルのシャフトにスプリングが取り付けられているので、その反力で自動的に元の位置に戻ろうとします。
その際、左右の羽が一個となりの溝に移動するようになっています。

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これで2速に入りました。
もし、先ほど右側の羽を金具で折畳まなければ、スプリングの反力でシフトドラムごと元に戻ろうとしてしまうので、そうならない為に引っかかる羽を折りたたむ必要があったのです。
つまり、左側の羽がシフトアップ、右側の羽がシフトダウンの時にシフトドラムを回す役割を担っているというわけです。

あとはこれの繰り返しとなります。

そして、今回の課題であるニュートラルですが、それは、

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このような位置になります。
シフトドラムは1速と2速の間、つまり、1速から30度だけ回転させた位置で停止し、左右の羽はシフトドラムの凸部に両方とも押されている状態となっているのです。

シフトドラムの溝の方の構造で、ニュートラルの位置でシフトドラムが安定するようになっているので、例えば3速と4速の間で同じ様に停止させようとしても、どちらかのギアに滑り込んでしまいます。

以上、シフトチェンジ機構の解説でした。
これを踏まえて、実際にニュートラルの入りを点検したのですが・・・



by tm144en | 2020-01-22 05:57 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 21日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(シフト操作点検その1)

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さて、ニュートラルが入らない件を点検することにします。

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とりあえず改めて動作チェック。
2→Nであればちゃんと入るのですが、1→Nがどうしてもはいりません。かろうじて入ったとしても、ちょっとすると「ガツン!」と言ってギアが入ってしまうのです。

私の記憶では納車した最初っから入らなかったような気もするのですが、エンジン焼きつき後のO/H以降は間違いなく入らなくなっていました。

ニュートラル自体には入るので、ミッションやシフトフォーク、シフトドラムなどには問題は無いと考えます。なので、おそらくその手前、

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シフトチェンジ機構の部分の組み付け不良が原因である可能性があるので、とりあえず分解して点検してみます。

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チェンジ機構で一番重要なのがこのパーツ。

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これがラチェットのような動きをして、シフトドラムを回転させるようになっています。

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羽のような部品が、スプリングの入った弾頭の様な部品で押ささっている状態になっています(北海道弁)

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これが、

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こうなります。

明日、詳しく解説します・・・






by tm144en | 2020-01-21 02:59 | tm125EN | Comments(0)
2020年 01月 18日

【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(ピストン・シリンダー磨き)

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ピストンのカーボン落としをやります。
キャブクリーナーに浸けておいたのですが、そんなんで簡単に落ちるような代物ではありません。

今までいろいろな方法を試してきましたが、今回は

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バルブコンパウンドを使用してみました。
かなりザラザラなコンパウンドなので、タオルに付けてゴシゴシ落とせます。

ピストンヘッドを磨く時に気をつけなければならないのが『カド』の部分。『ヘリ』と言いますか。ここをヤスリなどでゴリっとやって丸くしてしまうと、圧縮漏れなどの原因になってしまいますので、細心の注意を払います。

その点、タオルにバルブコンパウンド作戦でやると、ペーパーなどで磨くよりも比較的安全に磨く事ができるので良いですね。

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ピストンリング辺りの汚れは、もっと細かいコンパウンドで磨き、リングの溝はペーパーヤスリを入れて磨きます。

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よせば良いのに、急遽ピストンヘッドを鏡面にしたくなってしまったので、#800のペーパーで磨き、さらにコンパウンドで磨きまくりました。

が・・・

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イマイチ。
なんか材質が違うんでしょうか。思ったような鏡面になりませんでした。
触った感じは完全にツルツルになっているので、まぁこれでヨシとします。

続いては、

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シリンダーのほう。

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パワーバルブの所のオイル汚れは灯油で洗い流します。
あらかたの油分を洗い流したら、

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今度は水で丸洗いします。
パワーバルブの穴や排気ポート、シリンダーの表面などはクレンザーでゴシゴシいきます。
シリンダーのメッキ部分はスポンジで軽く洗うだけにします。

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自宅作業でコンプレッサーが無かったので、ストーブの温風で完全乾燥。
その後シリンダーにオイルを塗って完了・・・・

・・・・って、なんか今画像見て、ずいぶん黒ずんでることに気がつきました。
汚れ・・・というよりはなんかシミのような感じですね。真鍮ブラシで擦れば綺麗になるかな??



by tm144en | 2020-01-18 05:40 | tm125EN | Comments(3)