【500-Vdue】<第7章:整備>(第13話:シリンダーポートチューニング⑤)〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2026年 02月 06日

THE 凸凹
想像の3.14倍難しかったポート加工。さすがにこれじゃぁデチューンです。
マズい!
だんだん削りシロが無くなってきています。現状すでに26.09mmを超えてしまっている部分もあるので、このまま稚拙な加工を繰り返していたら取り返しのつかない状態になりかねません。
原因はマーキングにあります。マーキングの線がいまいちハッキリしていないので、リューターの加減に迷いが出てしまうのです。
さぁどうしたものか・・・?
測定ピストンで合わせた位置を、正確に、いや精密にシリンダー側に示す方法・・・

これでどーだーーーー!
名付けて、『神(紙)作戦』
これでカメラで見てみると・・・・

おぉ〜〜!!!!
めっちゃ判りやすい〜〜〜!!!

一番高いポートに合わせていますが、ハッキリ違いが分かりますね。
今度こそ・・・
勝った( ̄∇ ̄)♪
ーーーーーそして修正すること3時間・・・

だい〜〜〜ぶ良くなったんじゃないですかね!?



他の3箇所も概ね真っ直ぐになっています。勿論、まだまだ修正の余地はありますが、『神作戦』の手応えは感じました。

というわけで現在の状態はこちら。
もう最終目標である26.31mmに設定し、『神作戦』を駆使して2回に分けて慎重に削っていきました。その結果下シリンダーの第1ポートだけ設定値にまで持っていくことが出来ましたが、他がまだコンマ1ミリ以下の修正が必要となっています。
とはいえ、数値上0.02mmのものなどに関してはもはや『神作戦』は通用せず、目視出来る限界を超えています。そういう意味で、2回目で26.31mmになったところは偶然ですね。
というよりは、まだやはり微妙にフチの凹凸は残っており、高いところで26.31mmだけど低いところもある、といった感じになっています。リューターでやる限界かもしれません。
ちなみにポートタイミング測定器の精度に関しては、この3回に分けた測定結果からも判る通り、かなり高精度に調べることが出来ています。
重要なのは毎回行う『ツライチ合わせ』。すなわち、シリンダートップ座面と測定ピストンとの『ツライチ』さえしっかり合わせれば、±0.01mm程度で前回と同じ値を示してくれます。
それを確認するための作業として、毎回最初に排気ポートの値を測定します。ここで前回と同じ測定値になっているかどうかを判断します。ここでもし0.03mm以上ズレがあるようだと『ツライチ合わせ』に失敗している可能性があるので再度やり直します。
以上のことから、削った掃気ポートの値の信憑性はかなり高いということが保証されています。
まだ掃気ポートの上だけではありますが、概ね良い感触で仕上がってきているので、この後も気を抜かずにやっていくぜー\(^o^)/♪
そう。
『詰めが甘い』
んでね、ワタクシ笑
by tm144en
| 2026-02-06 00:07
| bimota 500-Vdue
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