【500-Vdue】<第4章:分解>(第29話:ミッションベアリング取外②)〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2026年 01月 24日

それでは、ベアリングプーラーの台座となるツールを作っていきます。

今回のワークは両端面とも荒れているので、捨て作業として端面を出す所から始めます。
この時点でも、ある程度の芯は出しておきます。

この端面をチャック側にしっかり押し当て、ダイルゲージで芯を合わせて固定します。完全な芯は出ませんが。
今回の加工。パイプ材から削り出すにあたり『削りしろ』があまりないので、ワークの芯ズレが大きいと最終的なツールの肉厚に影響してしまいます。

丸棒の場合は外径に余裕があれば、芯がズレたまま加工しても旋削することで真円にはなります。
ですが、今回のパイプの場合は肉厚の余裕があまり無いので、芯ズレが大き過ぎると完成品の肉厚が足りなくなってしまう可能性があるのです。
なのでちょっと慎重にやっています。
「最初にダイアルゲージで芯を見たのと、2回目のとで何か違いがあるのか?」
・・・という部分に関してですが、1回目は端面をチャック側にしっかり接触させていないので、固定力がちょっと弱いかな?というのが懸念としてありました。
パイプ材なので内側からチャッキングしてますが、爪の幅が外径で押さえる時よりも少ないので、端面もしっかりチャックに押し当てることで、3つの爪+端面の4箇所で固定力を保持できるという考え方となります。
柔らかい材料なので切削抵抗も大きく無いですから、そこまでやる必要は無かったかもしれませんが、まぁ念には念を入れて。

反対向きにしたら、端面と外径を旋削。外径は皮むき程度。

ん〜〜〜・・・A5052はあんま綺麗に削れないっすねぇ〜。
刃の『すくい角』かなぁ〜?

内径の方の旋削。設計図通りに削っていきます。

今回の重要ポイントは、台座としてケースに踏ん張る面。つまり片肉2.5mm幅の面と、ベアリングプーラーを乗せる上面との平行度となります。
なので、ワークはチャックの手前で切断します。

『踏ん張り面』と『かぶさり面』が、いい感じの段差になってますね☆

ですが、このままではまだ使えません。ケース側の被せる所に干渉する部分があるので、その部分を切り落としておく必要があります。

範囲としてはこれくらい。

フライス盤を動かすほどではないので、リューターでチャチャっと削ってしまいます。
最後に面取りをキッチリ行って・・・

完成〜〜〜\(^o^)/☆
そしてぇ〜〜〜・・・

ばっちりーーーー\(^o^)/♪
今回は設計に余裕を与えたので、1発でキマりましたね☆
いつもこれくらいの余裕で加工すれば楽なんでしょうけど笑

ベアリングプーラーを引っ掛け、軽くテンションをかけてみます。うん。イケそうな気がするぅ♪
たーだーしーーー
取り外すのは後日までオ・ア・ズ・ケ
ケースを熱した状態で外したいので、クランクベアリングを圧入する時に一緒に行うことにします。
あんまり熱したり冷やしたりを頻繁にやるのも良くなさそうですからね。できるだけ最低限の回数にはとどめておきたいという人情です。
それではまた来週〜☆
by tm144en
| 2026-01-24 00:07
| bimota 500-Vdue
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