【500-Vdue】<第7章:整備>(第7話:クランク芯出し③)〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2026年 01月 09日

それでは、tmのクランクを使って芯出しの練習を行なってまいります。
前回適当に芯をズラし、現在の状態は


まずは左の振れ幅が0.014mm。
ここで注目すべきは、クランクピンとダイアルゲージの最大値との位置関係。クランクウェブが純粋な『ハの字』に開いているのなら、クランクピンとゲージの最大値の位置が一致するはずですが、画像では少しズレているのが判ります。


続いて右側。
こちらの振れ幅は0.029mmと左よりも多く、さらに最大値とクランクピンとの位置がかなり大きく離れています。

最大値を赤線、最小値を青線で示した所、左右でちょうど逆転した位置関係となっていました。
・・・・と、いうことは?

・・・を解明するために、この模型が登場。

概ね同じ位置に印をつけ、想定されるズレを考察します。
赤線が高い位置になっているので、おそらく・・・

こんな感じでウェブがズレているのではないか?そう直感的には思えます。
しかし!
これを試しに横にしてみると・・・

赤線の位置を上にしたときのシャフトの位置がこの様になり、

反転させた時に高くなるのが見てとれます。そう。つまり考え方が『逆』だったのです。
先ほど赤線でしめしたウェブの方が『低く』なっているのです。つまり、叩くとしたら青線を引いた側ということになります。
おー!
模型の効果アリですね!


しかし、それで叩いてみるも、振れ幅の値は変わらず。ただ、最大値と最小値の位置は変わっています。
位置は変わっているのに、振れ幅が変わらないということは、ウェブは動いているけど、そっちじゃないということか・・・?

つまり、こうズレている可能性が考えられます。


この向きで見てみると、たしかに測定結果の最大値と最小値の位置に一致しているのが判ります。

なるほど、つまりこう叩く必要があったのか。
それで1発叩いてみた結果・・・


キターーーーー!!!
キマったんじゃないの!?これーーー!
右が2/1000、左が3/1000といったところで、しかも最大値と最小値の位置がほぼ一致してます。
あれーーー、もしかしてオレぇセンスあるんじゃなーーい( ̄∇ ̄)♪
もうヤっちゃうかー♪

このあと、沼にハマるとも知らずに・・・
by tm144en
| 2026-01-09 00:07
| bimota 500-Vdue
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