【500-Vdue】(第24話:トップキャップ製作③)<第6章:サスペンション>〜目覚めよ!冥界の支配者〜

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A5052のパイプにはネジが切れないという事態を受け、やむなくA2017の丸棒からアタッチメントを作ることに。




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時刻は午前2時。高速カッターを使える時間ではないので、旋盤で切り落とします。




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まずは端面と側面を削り、




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突っ切りでいける所までいったら、




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残りは金鋸で切断。






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必要分に切り落としたら、切断面を表にしてチャッキング。端面を整えて、





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下穴を空け、



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ひたすら内径旋削。




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下穴が出来たら、ネジを切ります。




前回失敗したのはもしかして、ねじ切りバイトや私のやり方に問題があったのかと思いましたが、やはり材料が原因だったとみて間違いないでしょう。




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トップキャップの取り付けも問題ナシ!




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そしたらここにワークを取り付け、




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切削面をダイアルゲージで測定。0.05mm振れているのが確認出来ます。やはり、ねじ込みにすると精度が落ちてしまいますね。


さりとて0.05mm。
今回の用途で、果たしてこの振れが許容できるかどうかを検証します。


この後に残されている加工は、六角とプリロードアジャスターが入る内径の主に2箇所。したがって、この2つの加工の芯が、最初に加工したネジ山と0.05mmズレるということになります。

まぁ六角穴は問題ありません。トップキャップの締め付け等で使用するだけなので、0.05mm程度芯がずれていてもなんら不具合は生じないと言えます。

肝心なのはプリロードアジャスターの方。



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ここの穴にプリロードアジャスターが収まるので、芯のズレが大きくなると、アジャスターの側面が当たって回せなくなる可能性があります。

なので、純正の状態をまずは測定。キャップ側の内径はφ28.01mmなのに対し、




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プリロードアジャスターの外径はφ27.87mm。その差0.14mmのスキマが与えられていることが判明しました。

アジャスター側に0.05mmの芯ズレがあるということは、回転させた時の最大径は0.1mm増えるのでφ27.97mm。なのでギリギリ大丈夫。


今回のトップキャップ製作において、一番重要な精度は『インナーチューブ内径と減衰力アジャスターとの芯』にあります。
この2つの芯がキッチリ合っていないと、インナーロッドが斜めの格好でストロークするような状態になるため、摺動抵抗やブッシュ損傷のリスクが発生してしまいます。

なので、その重要な精度を最初のチャッキングで同時加工したことで担保し、さして重要ではない六角やプリロードアジャスターの入る穴に関しては許容範囲に収める。

これこそ『合理的な金属加工』と言えるのではないでしょうか。そして私が『キライ』な言葉でもありますが・・・まぁ今回はやむなし。



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というわけで作業再開。トップキャップ表側の加工を行っていきます。

前々回貫通させてしまったφ19mmの穴が空いているので、ここを内径旋削で拡張させていきます。
奥行きは重要なのでキッチリ測定して合わせます。




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内径に関しては、純正は28.01mmになってましたが、28.00mmに仕上げました。これでも偏心する分は充分許容できます。




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そしたらお次は3段加工。
フランジ、六角、先端と3段構成になっているので、それぞれの面をキッチリ削っていきます。



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段の境目は突っ切りであらかじめ削る作戦。



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最初にフランジ面を残し、次に六角のベース。


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最後に先端を削って面取りしたら3段が完成。




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アタッチメントごとチャックから外し、お次はフライス盤に移動。

次回六角加工から行っていきます。






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by tm144en | 2025-09-09 00:07 | bimota 500-Vdue | Comments(0)

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