【500-Vdue】(第19話:分解ツール製作③)<第6章:サスペンション>〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2025年 09月 02日

お次はこっち。豚っ鼻の方。
穴の幅が狭いので、市販の2つ穴用レンチでは回すことが出来ません。

なので、これもツールを作ります。
材料は本体にNAK55、爪の方をM6強度区分10.9のボルトを使用します。

まずはNAK55の方の端面を整え、

フライス盤に移動。

エンドミルで2面幅を削ります。
ちなみに、防錆処理された表皮のままチャックで掴んで加工してますが、正直そこまで高精度である必要は無いと考えているので、作業のしやすさを優先しております。

22mmの2面幅の加工が完了。

お次は豚っ鼻の幅。この幅だけはキッチリしてなければいけませんから、慎重に作業します。幅は11.00mm。

端面切削の模様を利用してワークの中心を合わせ、


穴空けて、

ザグリ入れて、

タップを立てます。
反対側も同様に加工し、

ネジ穴の加工が完了。

お次はボルトの加工。この様に差し込んで使用するので、先端の六角部分含めて豚っ鼻の径に削ります。豚っ鼻の径は約φ4.4mmなので、余裕をみてφ4.0mmにします。穴位置や加工精度を考えると、ジャストサイズにしたらハマらない可能性がありますゆえ。

というのも、ボルトのネジ部を利用してこのように旋盤に取り付けるのですが、市販のこういったボルトはどうやっても芯が出ません。
なので、差し込む部分をちょっと細めに削っておくのです。

差し込み部はφ4mmに旋削。根元はボルトの太さであるφ6mmを少し残し、φ4mm面との境目はややテーパー気味になるよう段差をつけています。

これで加工は完了☆

差し込み部をネジ穴に取り付けます。この時ペンチで掴むためのφ6mm部分だったわけです。
で、さらにネジ穴の方に3mmのザグリを入れたので、この部分を少し中に入れて収まりを良くしています。
そして、緊張の差し込みは・・・・

ピシャーーーーーーー\(^o^)/♪
いや、もう・・・完っっ璧!
きんもてぃーーーーー☆☆☆
みきてぃーーーーー☆☆☆
一昔前の私なら出来なかったですね、絶対。絶対穴位置ズレるマンでしたから笑
いや〜成長したなぁ〜・・・

さて、ツールが出来ちゃえばあとは回すだけ。例のごとくレンチにトルクをかけつつ、ヒートガンで加熱。

無事、取り外すことが出来ました☆

これでほぼ、カートリッジの分解に成功。あとは通常工具で先に進むことが出来ます。
・・・だが、しかし。
軽はずみなこの行動で、更なる深みにハマることになろうとは、まだこの時は知る由も無かったのである・・・
by tm144en
| 2025-09-02 00:07
| bimota 500-Vdue
|
Comments(0)

