【500-Vdue】(第16話:フォークアジャスター製作⑥)<第6章:サスペンション>〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2025年 08月 23日

ノッチ溝の加工が終わり、いよいよ最終局面となった減衰力アジャスター。

本日の作業はここから。スパナの2面加工を行います。

これはフライス盤でチャチャっと削るだけですが、例によってクランプが必要ですので、

適当な端材を

加工して

専用の

クランプに

します。

フライス盤にセットしたら、いざ切削!

2面幅を削ります。

スパナサイズは17mm。ピッタリフィットしてますね。

あ〜〜イイっすね♪
なんか、スパナの面が出来たら急に『それっぽく』なってきました。もうこれ純正部品でしょ☆

はい、それでは最後。アジャスタースクリューの圧入カバーを製作します。純正から取り外したヤツを流用することも出来ますが、まぁせっかくなんで自分で作ります。

カバーを圧入する部分の内径はφ11.05mm。当初の予定ではしめしろを0.01mmにするつもりでいましたが、ちょっと圧入の力として不足しそうだったので、0.02mmに変更。つまり、カバーの外径をφ11.07mmにします。

材料は同じA7075。

内径から先に削り、外径をしっかり仕上げます。

11.0・・・・8!
ん〜〜〜〜〜〜!!
あと0.01mmですけど、材質の問題か、径の問題か、刃の問題か、ウデの問題か。切り込み0.005mmでは削ってくれませんでした。
しめしろ0.03mmでも圧入は出来るので、とりあえずこれでヨシとしてみます。

と・いうわけで!!!
これにて全ての加工が終了☆
あとは組み立てるだけ。左手は添えるだけ。

『球』も届きました笑

各パーツを入念に洗浄し、グリスを塗って組み立てます。ここはカバーで圧入してしまうので、基本的には分解整備出来なくなってしまう場所なんですよね。
最初に分解する時はアジャスターを削ってしまいましたが、今になって思えばスクリューを全部緩めた状態で後ろからプレスで押せば、カラーごと抜き取ることは可能です。
ただし、分解整備のたびに圧入外してたら、はめあいが『バカ』になっちゃいますから、動作に問題が生じて無い限り『非分解』の場所と言えますね。

アジャスタースクリューに『球』をセットし、組み立て。緊張のノッチは・・・
完&璧
いや〜完璧ですよ!
「カチッカチッ」という感触は、まさに『アレ』そのもの。この感触が文章で伝えられないのが歯がゆいですが、とにかくもう完璧に減衰力アジャスターしてます☆☆☆

念の為アジャスターの位置を確認。
『全締め』状態で、両方とも同じ位置にきています。GOOD!!

全ての確認を終えたら、意を決してカバーを圧入。はめあい面にはグリスを塗布しました。万が一外すようなことがあっても、はめあい面を保護する目的です。
そ・し・て・・・・

完成〜〜〜〜〜〜☆☆☆☆☆
ついに・・・・

完成〜〜〜〜〜〜\(^o^)/♪
カバーの色が違っちゃってますね。純正はなんでこんな色になってるのでしょうね。
もし気が向いたら、純正の方のカバーだけ作り直そうかなと思います。まぁそんなに気になりませんけども。
いや〜、感無量っスね!
低〜中難度の加工ではありましたが、複合的に多くの工程でしたので、なかなかの集中力を要しました。特に今回は、切削中の様子を目視確認出来ない工程が多かったのが特徴的でしたね。前回のノッチ溝なんかはほんと「エイヤ!」でしたし笑

ーーーさて、無事完成した減衰力アジャスター。ことの発端は、分解の必要の無い箇所を外したことによるものでしたが、ネジ山が噛み込んでいたのですから結果的には外して良かったと考えています。

ネジ山が潰れていたのはアジャスターの方だけで、トップキャップ側が奇跡的に無傷だったのは救いでしたね。

コッチ側のネジ山も潰れていたらトップキャップも作り直すハメになってましたから、流石に寄り道が過ぎます。
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by tm144en
| 2025-08-23 00:05
| bimota 500-Vdue
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