【500-Vdue】(第21話:クランクケース④)<第4章:分解>〜目覚めよ!冥界の支配者〜
2025年 07月 26日

さて、次なる準備はこちら側。ケースの既存のボルト穴にスタッドボルトを取り付けていきます。

用意したスタッドボルトは、ホームセンターで手に入るスチールのもの。前回も書きましたが、ツール全体の剛性を高め過ぎないようにするため、スタッドボルトも敢えて弱いものを使用します。
長いものを買ってきて、長さを合わせてボルトカッターでカット。ダイスでネジ山を作ってケースに順次差し込んでいくという作業です。

ここに鋼板をかぶせていくわけですが、このままだと鋼板が斜めになって作業性が悪いので、支えとなるカラーを作ることにします。

カラーはホームセンターに通常在庫しているアルミのパイプを利用。ボルトを通す穴径と外径、及び肉厚に関してのサイズは特にこだわる必要はありませんが、切断面とカットする長さはしっかり合わせる必要があるので、旋盤でキッチリ加工します。

4本用意しました。

これをバランスを考えて4箇所のスタッドボルトに被せておきます。

お次は押し込みボルトの先端。ここはテーパーである必要があります。
ボルトを直接削っても良いですが、

せっかくなので、市販ツールのこのテーパーキャップを使うことにします。

テーパーキャップがかぶさるギリギリの寸法に削り、

仮合わせ。大丈夫そうですね。
それじゃもう一本の方も、と思ったの・で・す・ががが!!!

あ〜〜〜〜〜
テーパーキャップ1個しか持ってなかったわ〜〜〜笑

というわけで、ボルトを直接テーパー加工にしました。
そしたらいよいよ鋼板を被せるの・で・す・ががが!!!
穴位置が・・・
合わない!!!

修正に修正を重ねること数回。結局、6mmのボルトを通す穴を8mmまで拡張するハメになってしまいました。出来るだけ小さい穴にしたいという思いがあったので、φ6.5→φ7.5→φ8と少しずつ拡張していったのですが・・・いや〜〜〜タイヘンだった!
穴空け加工自体が大変なのはもちろんですが、それをあっちに持ってったり、こっちに持ってきたり。いやぁ、これマジで15mm厚にしなくて良かった〜〜!
今回、4.5mmの鋼板ですら後半は疲労困憊してましたから。15mm厚だったら多分途中で心が折れてたかもしれませんね。
そもそもこの穴のサイズをギリギリにする意味はないんですけどね。最初から余裕をもった設計にしておけば良かったのですけども。
な〜んか、ギリギリに作りたくなっちゃうんですよね〜。

まぁ、とにもかくにもこれでバッチリボルトが全て通り、なおかつクランクシャフトの芯もしっかりボルトで捉えることが出来ました。
いや〜、やはりこのカラーの存在は重要ですね。これが無いと鋼板がグラグラするので、ケースに対してしっかり水平にするのに苦労します。鋼板が水平じゃないと力が斜めに伝わってしまいますからね。
ーーーさて、もうこのまま引っ張り上げて割っちゃいたい所なん・で・す・ががが!
急がば回れ。

ここの奥にノックピンが仕込まれているので、バランスを保つためにステーを取り付けてそこからもボルトで引っ張り上げる必要があります。
今週中に割る所まで持っていけるかと思ったんですが・・・次週に持ち越し!
by tm144en
| 2025-07-26 00:05
| bimota 500-Vdue
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