【TL125】サイドスタンドをなんとかせよ!(その7)
2025年 05月 10日

平行な『といめん』が無くなってしまったブラケットピース①。これに正確な穴空け加工をする為に、ミーリングテーブルに固定する方法を考えます。
ちゃんと最初の設計段階に落とし込んでいれば、効率的な加工が出来るってわけですが。まぁ行き当たりばったりで作っているので、そうはいかず。
ーーーーで、なんかないかな〜と雑品棚を物色して見つけたのがコチラ。

イタルジェットのステアリングアーム大改造の時に使用した、自作垂直ジグ。

これにちょうど良い感じで固定出来ました☆






スタンドアームの跳ね上げ量を調節します。
現状だとここまでしか上がらないので、

この辺くらいにはしたいですよね。
ステップがあるので、これが限界。

大体の目星をつけて、『引っかかり』の部分を削っていきます。

何度か現物合わせしながら少しづつ削っていったのですが、思いのほか結構な量を削ることになりまして、

気がつけばボルトにギリギリ。というかむしろ、事実上キャップボルトの頭がスタンドの『引っかかり』と言って良い状態になってしまいました。

とはいえ、これで跳ね上げ量は丁度良くなりました。

ステップとの間にスキマが残っているので、もう少し詰めることは出来ますが、ボルトに当たっちゃったのでこれ以上は無理。
まぁでも、少し設計が違えば「スタンドアームが全然上がらない!」といった事態に陥っていた可能性もあると考えると、今回は運が良かったと言わざるを得ませんね。
「設計が甘〜〜イ!」

ーーーーさて、それではブラケットを組み立てて、最終確認を行なっていくことにします。
ボルトは追々、適切な長さの物を用意します。

組み立ては問題ナシ。
スペーサーがイケてないですね。。。

やーやーやー。これってどう見ても『サイドスタンドブラケット』でしょ♪
しかも、純正コピーじゃなくてオリジナルの設計。甘〜い設計ですが笑

スタンドアームの取り付け、及び可動も問題ナシ!

スタンドアームの先端を持って「グッ!」と力をかけると、そりゃブラケット部分が少したわんでしまいますが、普通に見た限り『弱々しい』ということはありません。
ピースを連結するキャップボルトをしっかり締め付けることで、ピースの接触面が踏ん張ってくれるので、思ったよりも強度が出てる感じです。
そして・・・

すちゃ。
いやいやいや!
完璧でしょ\(^o^)/♪
by tm144en
| 2025-05-10 00:03
| HONDA TL125
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