【TL125】チャレンジのステップ移植大作戦!(その2)

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それではこれらの材料を使用して、ステップを固定するための『内径クランプ』を作っていきます。




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まずはクランプ本体。φ10mmの1000系アルミ丸棒をそのまま利用します。




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一旦φ6mmで貫通穴を空けたのち、





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半分くらいまでをφ8mmに切削。

今回の懸念点としては、1000系アルミの肉厚1mmがどれほどクランプの力に耐えてくれるか?というところにあります。流石に強度が低いとは思いますが、これがすんなり使えてくれれば、単純に旋削の苦労が削減出来るというスケベ根性。

これがダメなら次はφ20mmのA6061で作ることになります。





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お次はテーパーナット。SCM435から作っていきます。




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外径を削ったら5mmの下穴を空け、



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M6のタップを立てます。




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そしたらテーパーの角度を計算し、




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刃物台のメモリを設定。小数点以下は目見当ですし、そもそもこのメモリはちょっとズレています笑


(余談:刃物台と往復台)

旋盤のZ軸移動は、『刃物台』と刃物台を乗せている『往復台』の2か所を動かすことが出来るようになっています。しかし、今回の様に『刃物台』は角度を付けることがあるので、『往復台』と1/100mmレベルの平行な移動にするためには結構大変な調節が必要となります。

ですので、一般的にはZ軸を平行に削る時は『往復台』を動かして旋削するものなのですが、私の旋盤は『往復台』のハンドルの位置が低くてやりにくいので、今までずっと『刃物台』の方で旋削してきました。

しかし、そうすると作業後の調整の面倒臭さからテーパー加工を拒絶するようになってきたので、最近は頑張って往復台の方でちゃんと旋削するように変更。体勢はどうしてもシンドイのですが、だいぶ慣れて綺麗に旋削出来るようになってきたので、最近ではテーパー加工も厭わなくなってきました。

60年以上前の平均身長で造られていると思うので、旋盤全体が低いんですよね。いずれコンクリートブロックかなにかを敷いて位置を上げたいと考えているんですけど・・・どうやって持ち上げよう?



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ちゃんとテーパーになりました☆



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テーパーの精度はそれほど重要ではありませんが、面粒度は滑りに影響するのでしっかり仕上げておきます。クロモリはなかなか綺麗に旋削出来ないので、ペーパーで磨くしかありません。




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ま、こんなもんで。部分的に深く削れているところがあるので、金属加工の奥深さが垣間見えますね・・・




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突っ切りで切断。

ちなみにテーパー『ナット』と呼んでいますが、六角の加工はしません。M6なので、ペンチで掴むだけで十分締め付け出来ると判断しました。

というより、そもそも六角にするだけの肉厚的余裕が無いのです。ステップの10mmの穴より小さくなければエンドミルに干渉するので、M6のネジ穴が空いている以上、六角形やそれに準ずる工具を引っ掛ける平行を作るだけの肉厚が残されていないのです。


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ギリギリで作っても計算上1.3mmの肉厚しかないので、いくらクロモリといえどネジの締め付け軸力で破断してしまうんでなかろうか?
というかそもそも、この2面幅だと8.6mmになってしまうので、工具寸法に合わせると8mmにしなければいけませんから、肉厚はさらに削られてしまう。

以上のことから、六角加工は現実的では無いという判断になりました。





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組み立て時はこの様な並びになるのですが、用意したボルトではネジ山が足りないので、




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追加でネジを切っておきます。




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組み立ての確認。問題は無さそうなのでクランプ本体の切れ目をいれることに。




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バイスで水平に固定し、ミーリングカッターで切断。



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これにて一応、設計通りのパーツが揃った訳ですが、肝心なのはここから。このクランプでステップをしっかり固定出来なければ意味がありません。ただの『おもちゃ』になってしまいます。

早速組み込んでみると・・・




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お!?いいねイイね!しっかり食いついてます!




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3爪チャックで掴んでクランプを固定させ、ステップに力をかけてみると・・・



バッチリだぜ\(^o^)/♪





いや〜、久しぶりの達成感☆

この瞬間がタマランのよ〜♪




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by tm144en | 2025-03-22 00:05 | HONDA TL125 | Comments(0)

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