【TL125】チャレンジのステップ移植大作戦!(その1)
2025年 03月 21日
バイクは、








チャレンジのステップは純正部品でまだ入手出来そうですし、社外品もありそうというのを確認し、切削の段取りを考えることに。

当たる部分の面積はそれほど広くないので、グラインダーで削っちゃっても良いかな〜・・・とは思うのですが、それではだいちゃんガレージ流とは言えません。ここはやはりフライス盤でキッチリ削りたい所。
ですが、そうするとステップの固定方法に頭を悩ませます。

ムルチのステップは『コの字』の形状をしていたので、下側になる方の穴を利用してボルト止めすることが出来ましたが、今回はそうはいきません。

ボルトを通してしまうと、削りたい肝心な場所が隠れてしまいます。
なのでそれ以外の場所で固定するしかないのですが、ステップのギザギザ部分を掴んで水平に固定するのも至難の業。


1にポジション
2にポジション
3、4がポジション
5にポジション
・・・・とまでは言いませんが笑
私にとって快適なライディング姿勢というのはとても重要なこと。マシンとの主な接点であるハンドルとステップの位置関係とその感触の良し悪しが、マシンとの一体感を生むか否かに繋がると感じています。
tmはハンドルをちょっと起こすだけ。DB7姫に至っては特になにもせずともマシンと一体化出来ましたが、SF848やムルチ、今行なっているTL125に関しては、購入状態のままではとてもマシンと一体化出来るものではありませんでした。
だからこそ、乗る時間を削ってでもアルミを削ってなんとか対策を施すという、ある種本末転倒なことを行なってきたわけですが、マシンと一体化出来なくて転倒するよりは100倍マシ。
極端に言えば、ポジションが悪ければ乗る価値が無いのです。

そんなコダワリのもと、最後に取り組むのはそう、ステップ。第2の接点、いや第1と言うべき最重要接点であるステップ。
TL125のこのステップは、とても快適と呼べるものではありませんでした。具体的にはステップの幅。

シェルコやtmなど、イマドキのオフロードマシンは当たり前田のワイドステップ。国産トレール車の細いステップでは、足裏コントロールがしずらいことこの上ナシ。
なので、当初の計画では削り出しステップも作るつもりでいたのですが、トップブリッジに時間をかけ過ぎましたし、それ以降もなかなか思うように作業が進んでいませんので、流石に作る時間はありません。
なので、汎用品を購入して取り付けようと考えました。
ですが、TL125用のワイドステップというものが果たして市場に出回っているのか、定かではありません。検索すらしていないのですが、とりあえずガレージにある兄弟たちのステップで、構造的に合いそうなものがないかをまずは物色。
第1候補だったシェルコのステップ(上画像)や、tmのステップに関してはスプリングが中に入るタイプなので不可。TL125はスプリングが横に付くタイプなので、それに近しいステップとなると・・・

はい、ようやく表題に辿り着きました、チャレンジのステップ。これが奇跡的に流用出来そうな雰囲気を醸し出しているではありませんか!

スプリングの位置は逆ですけど、形状はかなり似通っています。

外して確認すると、希望が確証に変わります。

ステップのピンと当たり面の位置関係も、ほぼピッタリに見えます。

ただし、そのままポン付け・・・などという甘い世界ではありません。取り付け部の幅がチャレンジの方が厚く、TL125のブラケットには収まりません。ですが、その差はごくわずか。ムルチの時のように削れば入れることが出来ます。

入れた場合を想定し、チャレンジ用のスプリングがそのまま使えるかも確認。多分・・・大丈夫でしょう!
ーーーーとなれば、話は早い。
「削っちゃおうぜ!!」



・・・あれれ?もはや詰んじゃった!?

いや、一つ可能性が残されています。パイプの『内径クランプ』
オフロードバイクのナックルガードを取り付けたことがある方ならご存知かと思いますが、ハンドルバーの穴の中で膨らんで固定力を発揮するアレ。あの原理を応用することで、ステップを固定させることが出来るハズ!

というわけで早速、構造を想像。ざっくり図面に起こします。
理屈としては、切れ目の入ったクランプ本体となる長いカラーにボルトを通し、テーパー状のナットで締め込むことで切れ目が膨らみクランプされるという仕組み。
単純な理屈ですし構造も簡単ですが、今回はテーパーの角度や長さ含め寸法が重要になってくるので、そこだけしっかり測定して1発合格を狙います。
材料は、ボルトはM6のキャップボルト。切れ目のカラーには1000系のアルミ丸棒。1000系を選んだ理由は、必要径が10mmでちょうどそのサイズの在庫があったからというのが大きいのですが、クランプ力を考えた時にカラーは出来るだけ柔らかい方が良いのでは?という仮説の検証も含んでいます。
テーパーナットに使用するのはSCM435。ネジ部の長さをあまり確保できない割に、結構強い力で締め付けることが想定されるので、強度のある材料を選定。
以上の材料で内径クランプを作っていきます。
はたして、うまくいくのでしょうか・・・!?
(「どうせうまくいくんでしょwww」)
(「いや〜それが結構大変だったんですよ〜www」)
by tm144en
| 2025-03-21 00:05
| HONDA TL125
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