【TL125】タンクキャップメーター製作(その7)
2025年 03月 06日

さて、大満足・・・とまではいかないものの、想定していた通りにはなったタンクキャップメーター。
改善点はあるものの、とりあえず今回はこのまま完成まで持っていくことにします。









回転角はメモリで管理。ただ、精密な加工ではないので、主メモリだけで管理することにします。というかこのターンテーブル。主メモリと副メモリにちょっとズレがあるっぽいんですよね・・・

凹み部分の切削量をしっかり管理するため、エッジファインダーを使用して端面の位置を設定。メモリダイアルで切り込み量を把握します。

使用するエンドミルはφ10mm。φ13mmとも悩みましたが、刃の質がこちらの方が良いのでφ10mmを採用。

エッジファインダーで芯合わせをした時点で、端面から2mm離れた位置に芯が来ています。その位置で10mmエンドミルに交換したので、刃先は3mmワークに食い込んでいる状態となっています。
デザイン的にどれくらいの凹みをつけたら良いかの想像は出来ませんが、肉厚の関係上これが限界に感じるので一旦このまま削ってみることにしました。

最初は、わざわざY軸を戻して側面から削っていく方法を取ったのですが、切削抵抗が結構大きくビビりが発生してしまうので、

Z軸で上から下に削る方法に変更。ミーリングテーブルの位置を固定して切削量をいちいちメモリで管理しなくて良いので、2つの意味でこちらが正解でした。
なんか思い込みがあったんですかね。「横から削らなきゃ!」という。

角度を合わせながら、1箇所ずつ削っていきます。

持ち手の凹凸部分の削りを全て終えたら、お次はスイッチのくり抜き加工。ここは単純に上から『コ』の字に削ります。刃は削りやすくするためにラフィングエンドミルに変更。

ここの削り方は、ターンテーブルを回転させて切削・・・というわけにはいきません。

回転だけだと、エンドミルの丸みが残ってしまうので、残す切断面の部分は直線的に削る必要があるのです。
しかし、ミーリングテーブルはXとYの2軸でしか動きませんので、直線に削る位置の向きを、テーブルの動きに合わせる必要があります。

なのでまずは、くり抜きの範囲のちょっと内側を切削。Z軸で順に削ったのち、ターンテーブルの回転切削で底面の高さを揃えます。

そしたらX軸を動かして位置を設定し、

ターンテーブルの角度も合わせて、切削位置とY軸が平行になるよう調節。

位置を合わせたら、ゆっくりY軸移動で削っていきます。

綺麗に削れました☆

同じ調子で左右ともくり抜き加工を施し、加工が完了。

見事イイ感じに完成しました\(^o^)/☆

いや〜、これいいべ!E〜べ!
ローレットよりも全然『キャップ感』があってしっくりきます♪

仕上げのバリ取りは、この『デバリングツール』というものを使用。

この様に角張ったところを、

カッターのようにサクッと切り落とし、簡単に面取りすることができるのです。これはナイスアイテム☆
使い所としては、細かい直線部分や内径のバリ取りに最適で、外径にはちょっと使いづらかったですね。
面取りカッターや旋盤で面取り出来なかった時に重宝しそうです。
ーーーーさて、ここまで順調にきたタンクキャップ製作でしたが、次回、暗雲が立ち込めるのであった・・・
by tm144en
| 2025-03-06 00:02
| HONDA TL125
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