【チャレンジ】チャレンジよ復活せよ!(第38話:ピストンストローク測定ジグ製作②)

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それでは、ダイアルゲージに取り付けるロッドの方を作っていきます。


・・・と、その前に


今回考えたプランは以下の通り。



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●上死点用と下死点用のロッド2種類を用意。

●ロッドの長さを精密に測定

●それぞれの死点でのダイアルゲージの値を記録。

●ロッドの長さからダイアルゲージの値を元に計算



ーーーーーといった手順となります。



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ただし、ロッドの長さの測定にはハイトゲージを使用するので、単位は一応1/100mmまでありますが、マイクロメーターほどの精密さでは無いと考えられます。




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延長ロッドは何度も作っているのでお手のもの。材料はφ5 mmのスチールの丸棒を使用します。




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旋盤で、まずはネジ込み側を加工。




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M2.6P0.45のネジを立てます。

そしたらロッドを反対向きに付け替え、長さ合わせと先端の処理を行い完成。



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まずは下死点用ロッドの方が出来ました☆




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測定において重要となるのは、プレートから飛び出ている部分の長さになります。

カタログストロークが83mmとなっているので、ロッドの飛び出している部分の長さは88mmにしました。ピストン上死点でもシリンダー面のツライチにこないので、その分を加味した長さになっています。


続いて上死点用のロッドも製作。




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2種類とも出来上がりました。




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上死点用は、下死点用のロッドから83mm引いた寸法にしました。

こちらの飛び出し量は少ししか無いので、



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定盤の上に置いた状態でのダイアルゲージの値で測定が可能でした。測定値は6.02mm。この方が、ハイトゲージで測定するよりもより確実で再現性が高いですね。

実際のストローク測定の際は下死点から行うことにし、ロッド交換時はこの方法で正確に値を合わせることにします。ロッド交換時にいちいちプレートごと外す必要がありますが、精密な測定を行うにはやむなしといったところ。
ねじ込み部分で外してロッド交換を行うと、締め込みの加減で1/100mm程度は簡単にズレてしまいますし、飛び出し量の確認も出来ません。

ーーーーーー計画性50%くらいからの見切り発車で始めいるので、徐々にやり方が構築されてきます。実際に形にしていくことで、どこでどういった精密さが要求されるかが、より鮮明に解ってくるのです。

やはり何事も『行動』を起こすことは非常に重要で、頭で理屈をこねくり回すだけよりも早く正解に辿り着けることが往々にしてありますね。

考え10%で『無鉄砲』なのは、完成度が低く学びも浅くなりますが、50%くらいの考えがまとまった段階で行動に移しちゃうのが、私の経験では1番効率が良いように思います。学びもほどほどにあり、結果も出やすい。

仮に、計画段階で99%まで理論を構築すれば、より高次元な製作物になり学びもより多く得ることが出来るのでしょうが、その分考えるだけの時間が多くかかってしまいます。

『計画性』『完成度』『学び』『時間』

これらの要素が互いに影響しあっているので、その絶妙なポイントを探すのが、毎回の製作物で苦しむところではあります。
ですが、おおむね『見切り発車』くらいで始めるのが、ちょうど良い感じではあります。




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さぁそれでは、いよいよ測定。

測定ジグを乗せて、いざ・・・




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見切り発車ゆえに・・・

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by tm144en | 2024-02-13 01:33 | BMW G650x challenge改 | Comments(0)

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