【旋盤】予備チャック整備・取付・芯出し
2023年 07月 19日

まずは先に、旋盤の方を解決させなければなりませんね。
前回チャックの爪研ぎをし、却って芯が出なくなってしまうという結果に終わりました。
なので今回は、予備のチャックがあるのでそちらに交換して状態を確認してみることにします。
チャックの状態を比較すると、予備としてもらった方は動きも渋く、見た目も腐食しています。おそらくもともと付いていたのチャックの方が新しい物である可能性が高そうなので、こっちの予備が使いものになるかどうか・・・・

ひとまずは分解。同じメーカーのものなので構成パーツや内部構造もほぼ同じ。
え?じゃぁこの爪だけ部品取りすれば良いんじゃなの!?

・・・・とは問屋が卸してくれませんで。レール部分の形状が若干違い、流用は出来ないのです。なんでそこ変えるんだ!?

裏側の溝はほとんど同じには見えるのですけどね。

分解してキリクズなどは出て来なかったので、整備済みだったのかもしれません。

で、これを旋盤に取り付け、芯を出します。
チャックと旋盤との間に接続のためのプレートが存在し、そのプレートに対してしっかり芯を合わせて固定する必要があります。

プレートとチャックは3本のボルトで固定されており、そのボルトの遊び分芯がズレてしまうのです。

旋盤の主軸の部分で振れは0.01mmありますので、最低でもそのレベルまではもっていきたいところ。
まだ0.04mmズレてますね。
ーーーーで、この芯出しがなかなか思うようにはいきません。
まず、チャック表面の状態が悪くなっているので、針が安定しない。また、チャック自体の真円度の確証がありませんので、チャックが振れているのか、歪んでいるのかの判断がつかないのです。
なので、ダイアルゲージが完璧にゼロになるということはなく、最大公約数的な位置で妥協するしかないというのが現実となります。
おそらく、そうなってくるとチャックの寿命ということになるのかもしれませんね。

というわけで、その最大公約数的な位置とやらがどの程度のものなのかを、可視化してみることにします。
チャックにテープを貼り、ゲージが0.01mm以下の位置をペンで記します。

4回ほど試行し、2回目の結果が一番優れていたことが判りました。2回目の時で90%位ほぼ0.01mmの範囲に収まっていることが見て取れます。その後いくら足掻いても100%になることはないので、この辺が妥協点になると言えそうです。

チャックの芯を合わせたところで、ようやくシャフトを差して爪の部分の芯出しとなります。

3ヶ所の締め込みのうち、一番精度の良い箇所で0.04mmという振れ幅でした。そんなに悪くはないですが、チャックが0.01mmに収まっているのですから、爪部分でも同程度にしたいところ。

というわけで、2度目の挑戦。前回なぜ失敗してしまったのかまだ原因は判っていません。なので、今回も同じ失敗を繰り返してしまうかもしれませんが、その時は新しいチャックを購入する覚悟でやってみることに。
・・・・5〜6回の試行回数を経て、

根元部分で0.015。

100mm部分で0.03mm。


350mm部分で0.06mmという結果に。
まぁ〜〜〜〜こんなもんでしょ!?
by tm144en
| 2023-07-19 01:14
| 旋盤
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