【ITALJET改】チャタリングを改善せよ(構造再構築その12・垂直確認ジグ製作)
2023年 01月 27日

前回ようやく完成した、アーム垂直固定用ジグ。これで意気揚々と21mmの穴拡張作業ができる・・・・と思うのは時期尚早。焦りは禁物です。
自作のジグは、まぁほぼ垂直を保証できていますが、実はアーム自体の垂直が確認できていません。穴を拡張する軸と、ジグへ固定しているボルトの軸が3次元的に平行である確証がないのです。
ジグへ固定しているボルト穴は、フェンダーを固定する場所になりますので、アクスルシャフトに対して平行に設置されてはいるはずです。ですが、それが『精密か』という点で確認がとれないと、最悪ドリルで空けた穴の軸がズレてベアリングが斜めになってしまうのです。その微調整のために、6.5mmの穴を空けたのですが。

ーーーーというわけで前置きが長くなりましたが、要するに垂直を確認する為のジグを作る。そういうことです。
材料はA5056の丸棒。ただし、今回は結構長めのシャフトを作ることになるので、一つ問題があります。

それは、刃物台の横移動だけでは削ることができないという点。まぁ、目一杯動かしたあとに往復台を移動させ、続きを削る・・・・などという面倒な作業をすれば出来なくはありませんが、そんな方法はセオリーではありません。ちゃんと往復台の自動送りで削る必要があります。

しかし、以前ネジ山製作のためにギア比を変更しており、往復台の移動速度が速くなっているので、まずはそれを元に戻さなければなりません。私が頑なに自動送りを先送りにしていたのは、ここに理由がありました。
まぁこんなの、ギアを入れ替えるだけの作業でちゃちゃっとやっちゃえよ・・・って話なんですが、そこは65年前の機械。絶妙に面倒臭い。

ギアを入れ替え、丸棒の振れをしっかり取ります。
振れが取れたらまずは端面を削り、

長さが長いので、芯押し台をセットします。

自動送りで削ってみましたが、移動が速すぎて切削面が荒くなってしまいます。手動でやる時は、刃物台をもっと遅く移動させるので綺麗な表面になるのですが、これでは全然ダメですね。
ですが、買った時のギア比がこれだったので、前の持ち主はこれで使用していたハズなんですが・・・はてさて。
主軸の回転速度と往復台の移動速度は連動しているので、回転数を遅くしても結果は変わりません。回転数は速くし、移動速度は遅くするという設定がしたいのです。
何度か往復させることである程度綺麗にはなるので、今回はとりえずその方法でやってみるしかありません。

まずはチャックで掴む部分。13mmの径に削りました。

次に、アームの穴に通す部分。ここはφ20mmにしますが、

径はマイクロメーターを使用します。アームの穴に、「ほぼピッタリ」のしめしろで差し込む必要があるので、1/100mm単位で直径を削っていきます。

ちなみに、以前用意したS45Cの丸棒が19.97mmだったのですが、この太さではまだアームの穴にはキツすぎるので、ここから0.01mmずつくらい径を細くしていきます。

19.93mmでベストなはめあいになり、垂直ジグが完成☆

早速アームに差し込んでみると・・・・

アレ・・・?全部入らない・・・?

なんか軸がズレてんすけどーーーーー!!!!


埋没
通常時はコチラ↓

by tm144en
| 2023-01-27 01:33
| ITALJET DRAGSTER200改
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