【WADO】キャタピラーガイドローラー修理(その4:仕上げ)
2022年 12月 30日

というわけで、キャップボルトの頭を入れるザグリ加工を行っていきます。
ボルトの穴は別工程で空けてしまったので、エンドミルの芯出しは一旦6mmのもので位置を合わせてから刃を付け替えて行いました。
じゃぁ最初っからフライス盤で空ければ良かったのでは?・・・・と思われるかもしれませんが、下穴が無い状態だとミーリングテーブルへの固定が出来なかったという事情があります。
手持ちのバイスは10mm幅をつかむことは出来ませんし、センターに大きな穴はありますが、ここを利用するにはさらにジグを作るハメになります。

ちょっと手間ではありますが、これでも出来ないことはありません。

綺麗に空けることができました。

ボルトの収まりもバッチリ☆

ボルトの位置が決まったので、円周部分のテーパー加工を行います。
アルミなので、純正のスチールのカバー並に薄く仕上げることは強度的な問題で出来ませんが、可能な限りキャタピラーに当たらないよう削っていきます。

旋盤にセット。

本来旋盤でテーパー加工する場合、刃物台の角度を変更して行うのですが、それをやると後々面倒なことになるので刃を斜めに当てて行いました。
この旋盤。刃物台の『0度』の位置が若干ズレているので、ちゃんと合わせるためには送り台を使って合わせる必要があるのです。
そもそも、送り台がちゃんと平行に動いているという保証がないので、ストレートエッジの丸棒版みたいなのがあれば、それを主軸にセットして平行を合わせなければなりません。
ですがそうなると、芯押し台がちゃんとセンター出ていなければなりませんが、この旋盤の芯押し台ちょっとおかしいんですよね。というか、レールが多分そってる可能性があります。
旋盤を使用しない時は、芯押し台などは中央に集めておかなければならないのですが、おそらく長い期間芯押し台が旋盤の端っこに置いたままになっていたのではないかと思われます。

1日2日置いといたからといって、どうこうなるものではありませんが、昭和35年製ですからねぇ。62年の月日で少しずつ変形していってる可能性は十分あります。
ーーーーー話が逸れましたが、

これにて完成!

まぁまぁの出来じゃないでしょうか。
いうて除雪機用なんで、そんなに気合い入ってはいません。それよりも、1日で仕上げて取り付けて動かさないと、仕舞うことが出来ないばかりか、翌週の除雪に使えないという問題もあります。
by tm144en
| 2022-12-30 06:04
| WADO除雪機
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