【WADO】キャタピラーガイドローラー修理(その1:原因特定)
2022年 12月 27日

さて、これからバリバリ活躍してもらう予定の、我がガレージに来て3回目の冬を迎えるWADO丸。
しかし、昨シーズンからキャタピラーの調子がおかしくなっておりました。中古で6万円のマシンですから、あちこちガタが来ててもおかしくはないのですが。
症状としてはこんな感じ。なんか引っ掛かってるような、キャタピラーの噛み合わせがズレているかのような・・・

結局、原因は判らないまま昨シーズンの冬は終了。夏の暖かい時期にでもじっくり修理しようと考えていたのですが、気がつけばもう12月。時すでにお寿司です。
ですが、先日の除雪作業中、突然原因が判明。

どうやら、このローラーの部分が壊れているようなのです。回転している状態を見ると、明らかにブレた動きをしていました。

12月にしてはプラス気温という暖かさのこの日。早速分解してみることにします。
まずはジャッキで片側のキャタピラーを浮かせ、

連結部分から分解します。

ボルトを外し、ピンを抜き取ります。ピンは手前と奥の2箇所で連結されています。

そのピンを外しただけで、いとも簡単にキャタピラーをめくることができました。

そしてここが問題の箇所。
このローラーの役割はキャタピラーの『張り』を調節するためのもので、接続しているアームの突き出し量を変更して行うようになっています。
そしてそのローラーはキャタピラーの動きに合わせて一緒に回転するようになっているのですが、

ご覧の有り様。軸の部分から外れた状態になっています。画像左側のローラーはこのようにはなりません。

ベアリングレースのような破片も出てきました。

張り調節のためのアームは、スライドさせて簡単に抜き取れるようになっていたので、それだけ取り出して軽トラの荷台で作業をすることにします。

軸を固定するためのCクリップが溝から外れていました。これが原因でベアリングがズレて破損したのか、はたまた破損したベアリングのせいでズレてしまったのか。

とりあえず全部分解。

ベアリングの玉が2個だけ出てきました。

割れて出てきたのは内輪の方で、外輪はローラーの中にあります。画像ではわかりませんが、こちらも中で3つくらいに割れていました。

こちらは故障していない方のローラー。回転は一応スムーズに動きます。

これ・・・・構造を見るに、ベアリングの入っている場所は、カバーが溶接されちゃっているので・・・・・

ミトのフロントフォークに始まり、イタルジェットのステアリングシャフト。そして今回のWADO丸キャタピラーガイドローラーベアリング!
不可逆!不可逆!不可逆〜〜〜!!!
機械なんだから分解前提で作ってくれよ〜〜!!
ーーーーーーというわけで今週は、WADO修理物語。
不可逆構造を一体どうするのか?
どうやって分解?
ベアリングは交換可能なのか?
組み立てはどのようにして?
乞うご期待!!
by tm144en
| 2022-12-27 04:34
| WADO除雪機
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