【tm125EN】125返り咲きプロジェクト(ピストン・シリンダー磨き)

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ピストンのカーボン落としをやります。
キャブクリーナーに浸けておいたのですが、そんなんで簡単に落ちるような代物ではありません。

今までいろいろな方法を試してきましたが、今回は

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バルブコンパウンドを使用してみました。
かなりザラザラなコンパウンドなので、タオルに付けてゴシゴシ落とせます。

ピストンヘッドを磨く時に気をつけなければならないのが『カド』の部分。『ヘリ』と言いますか。ここをヤスリなどでゴリっとやって丸くしてしまうと、圧縮漏れなどの原因になってしまいますので、細心の注意を払います。

その点、タオルにバルブコンパウンド作戦でやると、ペーパーなどで磨くよりも比較的安全に磨く事ができるので良いですね。

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ピストンリング辺りの汚れは、もっと細かいコンパウンドで磨き、リングの溝はペーパーヤスリを入れて磨きます。

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よせば良いのに、急遽ピストンヘッドを鏡面にしたくなってしまったので、#800のペーパーで磨き、さらにコンパウンドで磨きまくりました。

が・・・

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イマイチ。
なんか材質が違うんでしょうか。思ったような鏡面になりませんでした。
触った感じは完全にツルツルになっているので、まぁこれでヨシとします。

続いては、

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シリンダーのほう。

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パワーバルブの所のオイル汚れは灯油で洗い流します。
あらかたの油分を洗い流したら、

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今度は水で丸洗いします。
パワーバルブの穴や排気ポート、シリンダーの表面などはクレンザーでゴシゴシいきます。
シリンダーのメッキ部分はスポンジで軽く洗うだけにします。

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自宅作業でコンプレッサーが無かったので、ストーブの温風で完全乾燥。
その後シリンダーにオイルを塗って完了・・・・

・・・・って、なんか今画像見て、ずいぶん黒ずんでることに気がつきました。
汚れ・・・というよりはなんかシミのような感じですね。真鍮ブラシで擦れば綺麗になるかな??


Commented by Babu at 2020-01-18 09:55 x
ピストンやヘッドなどの燃焼室は磨いて拡大してはいけません。
その分だけ圧縮比が落ちて本来の性能が損なわれてしまいます。
リング溝も「とんでもなく」精密に加工されているのでペーパーを
当ててはダメです。
(品によってはアルマイトやDLCなどが施工されています。)
シーズン毎に整備されるようなら軽く汚れを落とす程度で無問題ですよ。
Commented by tm144en at 2020-01-19 14:27
スキッシュ調整するので関係ないですよ。
Commented by Babu at 2020-01-19 18:40 x
ああっ。これは失礼。
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by tm144en | 2020-01-18 05:40 | tm125EN | Comments(3)

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