2019年 08月 13日

【DB7】追憶のDB7

「だいちゃん、ビモータでコケたらしいよ」

「マジで!?ビモータでとか、ヤバくね!?」

「ビモータっつったら、1コケで修理代ン〜百万いくでしょ・・・」

「逝くねぇ〜・・・」

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結論から申し上げると、今回のスリップダウンによるマシンの修理代は、ある意味『ゼロ円』で済ませることができます。

「動きゃ良いじゃん」という観点に立てば、の話ですが。

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一番痛々しいのはやはりサイドカウルでしょう。塗装が剥がれ、下地のカーボンが露出しています。
しかしながら、さすがカーボン。軽さにばかり目が行きがちですが、その丈夫さはやはり尋常ではありません。擦れた部分や取り付け部分など、どこを見てもヒビ割れが一切発生しておらず、取り付けのガタすら全くありません。単純に、擦れた部分が削れて減っただけという状態なのです。

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フロントカウルとの継ぎ目をみても、一切のズレ、ガタなどありません。アルミのあのボルトに換えましたが、それも含め問題がないのです。

確かに、そこそこの速度域でのフルバンク状態からのスリップダウンですから、地面に対しての位置エネルギーは殆どありませんし、しかも最初の衝撃は私の肩で受けてるわけですから、マシンに対して垂直方向の力は殆ど加わってないのでしょう。

とはいえ、200kg近い塊がアスファルトの上を10メートル位スライドしてるわけですからねぇ。

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あと目立つ箇所はフロントカウルの横ちょのこれ。
先ほどのサイドカウルは、平らな部分が削れているだけでしたが、このフロントカウルに関しては角の立っていた部分が削れてしまったので、これはちょっと悔しいですね。パテで整形する必要がありますね。

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ミラーに至っては、もはや今回の事故か、前からあった傷かわからないレベルです。

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クラッチレバーも先の方が少し削れただけで、衝撃で折れる様になってはいるのですが、それすらもないレベル。
レバーに曲がりや操作不良など一切発生していません。単純に『削れた』だけです。

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クラッチホルダーが少しズレたことで、ハンドルを切った状態でクラッチレバーについている突起がサイドカウルに当たってしまって削れていました。


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ウォーターポンプカバーが削れていますが、水漏れは発生していません。カウルのおかげと考えて良いでしょうね。

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今回の損傷で唯一、自走不能な故障なのがこのシフトペダル。
しかし、このシフトペダル。ペダルの先っちょだけを交換することが出来るようになっているので、そこらにある材料で適当に作って取り付けることも可能になっています。

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ペダルに曲がりやピボット部の不具合などは一切ありません。
先ほどのクラッチレバーにしてもそうですが、ジュラルミン削りだしの恐ろしい程の剛性の高さを、まざまざと見せつけられました。
先の部分の位置を変更する為の機構が、折れた時の修理のしやすさという副産物を生んだのです。しかも、先の部分の材質が違うように見えるので、結果的にクラッシャブルゾーンなったと考えられますね。
これ、普通のやつだとコケたら絶対曲がる所ですから・・・

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ステップの裏側はガリガリに削れていますが、これも恐ろしいほどの剛性。傷が入っただけで、機能性は一切衰えていません。動きも問題なし。なんてこった!!

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あとは、ガードロープに擦れた右のサイドカウルに、ちょこっとだけ傷が入っていたのと、

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アンダーブラケットの下に筋状の傷が何本か入っていた程度。

たったこの程度の損傷なのです。

カーボンとジュラルミンの組み合わせにより、恐ろしい程高いレベルの剛性を与えられていたおかげで、転倒しても走行に支障がでるような損傷は殆ど出なかったのです。

シフトペダルは修復の必要はあるものの、ホームセンタにある材料で応急処置出来るレベルですので、壊れたうちに入らないでしょう。

つまり、要するに、今回の修繕費に関しては、『自分がどのレベルで妥協するか』というのが一番の論点になるわけです。
オフ車だとしたら全く気にならないレベルですから。

シフトペダルだけちょちょっと直せば、あとなんもしなくてもすぐ走り出すことだってできるのです。

いや〜、末恐ろしい!

ウチの姫様は北斗晶でした(笑)


by tm144en | 2019-08-13 03:45 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
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