2019年 08月 10日

工具紹介part12

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リアダンパー分解ツールでこんなものもあります。
これは、サブタンクの蓋を外す時に使うもので、エアチャックのついている部分に取り付けて引っ張ります。元々T字のツールだった物の先端にネジ山を切り、それにアタッチメントを取り付けた状態になっています。
ちなみに、その切ったネジ山はDB7のリアダンパーのスライドピストンに取り付けできるようになっていて、このツールでスライドピストンを動かしてエア抜きをすることも出来るようになっています。

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ところで、リアダンパー分解といえば窒素ガスの充填がつきものですが、窒素ガスを充填する為にはガスボンベやレギュレーターといったものが必要になります。
個人でそれらを用意するのはなかなか大変なので、なんとか方法が無いかと考えた挙句ひらめいた方法が・・・


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これです☆
これはチャレンジの純正搭載工具で、エアサスにエアーを注入する為の手動ポンプです。圧力が20barまで入れることができるので、リアダンパーのガス充填圧力にも十分対応できます。

ただ、そのまま使用したのでは大気が充填されてしまうことになるので、空気を吸い込む部分を厚手のビニール袋を覆い、その袋に窒素ガスを充填することで、ダンパーに窒素ガスを充填することができるのです。

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肝心の窒素ガスは、スプレー缶に詰められた物がネットで買えるのでそれを使用します。
ただし、純度によって値段が大きく違い、純度が95%の実験用として売られているものは600円位で買えますが、純度が99.99%となると7000円位します。
内容量は5リットル位あるので、ダンパー1本なら1缶あれば余裕を持って作業することができますが、逆に言うとダンパー1本につき1缶使うことになります。


ちなみに、窒素ガスボンベだと99.5%の物が殆どで、99.99%というのは見つけられませんでした。
つまり、サスペンション屋さんにO/Hを依頼すると、99.5%の窒素ガスが充填されている可能性が非常に高いということが言えます。
99.99%と99.5%でどれだけの違いになるかというと、例えばサブタンクの容積が65ccのものだとすると・・・

1気圧65cc→10気圧650cc
99.5%:650cc中3.25ccが不純物
99.99%:650cc中0.065ccが不純物

という差になります。
この不純物がすぐに抜けてしまうものとすると、充填圧力の損失は、

99.5%:10気圧→9.95気圧
99.99%:10気圧→9.999気圧

という差になることが解ります。

だからどうという程の差ではありませんが、こだわり派としてはやはり純度の高い方が気分が良いですよねぇ〜。

というかそれよりは、組み立て直後の最初の充填時に、サブタンク内の空気をどれだけ抜くかという方が重要ですね。
これもサスペンション屋さんの気分次第でしょうが、まさかそのまま充填したんじゃ、不純物が多すぎますよね。

プライベーターにとって窒素ガスの充填は一つのネックでしたが、この方法を使えば難なく充填することができるので、なんでも自分でやりたい派の人にはオススメですね☆



by tm144en | 2019-08-10 05:24 | Comments(0)
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