2019年 04月 12日

【VANVAN】マフラー焼き

マフラーの『焼き』というのがある。

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昔、『2ストローク』という雑誌を読んだ時にそれを知ったのですが、その時はまだその意味をあまり良く理解していませんでした。

オイルを燃やしながら走る2ストのマシンは、時間が経つとどうしてもマフラー内に未燃焼オイルが溜まってしまう。
それが原因で通路が狭くなったり塞がれたりするので、吹けが悪くなるなどの症状がでるのだ。

マフラーは基本的に分解ができないので、中を掃除するとなると煙突ブラシのような物を突っ込むか、あるいはキャブクリーナーの類で浸すといった方法が関の山なのだが、どれも中途半端。

そこで先人たちが考えた手法が『焼き』というもの。

原理は単純。マフラーをバーナーなどで高温に熱して、中に残っているオイル汚れを全部焼ききってしまおうというものだ。

オイルを燃やすのだから相当な白煙が出る為、現代社会においてはあまり現実的な手法ではないのだが、今回それに挑戦してみることにした。

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住宅街でやるにはあまりにも人の目がはばかれるので、いつもの河原までやってきた。
説明動画などを見ると、エアーを送りながらやった方が良さそうなのだが、この場所ではそれができない。

そこで、煙突の『ドラフト効果』を狙って画像のようにマフラーを立てて行うことにした。

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火力はポータブルガスバーナーのみ。
これも、説明動画を見る限りちょっと頼りない気がするのだが、今回はとりあえずこれでやってみるしかない。

せっかく大きな薪ストーブがあるのだから、その中で薪と一緒に燃やすという手もあったと思うが、薪を用意する手間があるし、400度以上の高温で連続的に燃やし続けるのはなかなか難しい。

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ガスバーナーであれば、スポットではあるが確実に熱することができるので、時間さえかければできるのではないかと考えたのである。


3つ目の動画の時が一番よく燃えました。
場所がちょうどチャンバー後ろのすぼまってる部分で、一番オイルが溜まってそうな場所でした。
「ポン!」という音と同時に突然勢いよく炎をあげたので「これだ!」と思いましたね。

そしてその後、4つ目の動画になると明らかに1つ目の動画の時とは音が変わったので、私の感覚ではまさに「詰まりが取れた!」と思えたのです。

バーナーのボンベを5本使い、かれこれ2時間かけて熱し続けましたが、一応の結果が得られたのではないかと思い、意気揚々とガレージへ戻りました。

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さて、『焼き』を入れただけではまだ完成ではありません。中に残っている『スス』を取り出す作業を行う必要があるのです。
プラハンで叩きながらエアーを吹き付け、中のススを綺麗になるまで取り出します。

ある程度綺麗になったと思われたので、早速車体に取り付け試運転に出かけます。


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春の青空の元、オレンジ色に輝く古き良きマシン。
パニアケースにキャンプ道具を詰め込み、彼地への思いを馳せる。



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嗚呼VANVANよ。
なぜに君は吹け上がらない?


マフラーの詰まりは取れていなかったというのか?

それとも他に原因があるというのか?

やはりあの火力ではオイルを焼ききれていなかったのだろうか?

こうなったら・・・・アレをやるしかないのか・・・・


by tm144en | 2019-04-12 10:54 | SUZUKI VANVAN90 | Comments(2)
Commented by warmeet1126 at 2019-04-13 02:04
BIMOTAのスタンドですね(笑)
Commented by tm144en at 2019-04-14 07:43
本来の使用目的以外の所で、凄く役立ってます笑笑


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