【tm125EN】リンクベアリング補修〜邪道と言われても〜

さぁ、直していきます!

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まずは、固着して全くもってビクともしないニードルを、なんとか動くようにしなければなりません。見た所、どうやら錆びによるものではなく、ピンが斜めになって噛み込んでいる模様。

指やピックで容易に動く状態ではなかったので、ここは一か八かですが、

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ベアリングプーラーでニードルに圧をかけ、無理矢理回してみることにしました。これで駄目になってしまうようであれば、諦めてベアリングを交換します。

圧をかけて(拡げて)、レンチで結構な力を入れてもすぐに回るようなことはありませんでしたが、小刻みに少しずつ動かしていって・・・・

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なんとか壊すことなく、ニードルピンを取り出すことに成功しました。
まぁ、ニードルピンが外れてきてしまう時点で『アウト』ではあるのですが・・・

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ニードルの数は全部で32本。その1本1本を入念に点検していきましたが、錆びの影響はあるものの、まだなんとか使えそうな状態ではありました。これが完全に折れていたり、欠けていたりすれば無念でしたが、そこまでにはなっていなくて一安心。

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ひとまず、パーツクリーナーで全て綺麗に洗浄。あとはグリスを塗って組み付け・・・・といきたい所ですが、もう一手間掛けます。
ニードルピンもハウジングも、錆びによる腐食で表面がなだらかになっていません。これをなんとか、せめて平滑な状態にまでもっていければ、そこそこ良い状態で作動してくれるはず。

しかし、ペーパーで磨くのはかなりの労力ですし、仮にそれを乗り越えたとしても、このサイズのピンの真円を意識しながらペーパーで磨くのはやはり不可能に等しい。

画期的な機械など無いだいちゃんガレージで、果たして一体どのようにして磨けば良いのでしょうか・・・・

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by tm144en | 2019-03-27 08:08 | tm125EN | Comments(0)

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