暖房新設物語 (第3話)
2019年 01月 17日
さて、いよいよ断熱材を巻いていきます。
これは以前お店のダクト用に購入して余ったもので、tmのサイレンサーにも使用しましたね。眼鏡石用断熱材ということで、耐熱温度が1300度あるので、煙突に直接巻いても十分な余裕があります。
今回長さを計測し、足りなかったので1枚追加で購入しました。
以前薪ストーブでやった二重煙突の時は、この断熱材を被せる煙突の上下部分のみにし、中間部分は空洞にしてました。空気の層でも十分な効果が期待出来たからですが、今回はフンパツして全巻きでいくことにします。
二重煙突の隙間よりも断熱材の厚みの方が2倍位あるので、かなり圧縮しながらφ150煙突を被せていく必要があります。
(こんなに圧縮してしまったら、断熱効果が半減するんじゃないだろうか・・・・・・)
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簡単に考えていました。
いや、以前の経験から、隙間に入れる時も少し潰せば簡単に入る感じだったのは知っていました。
しかしそれは、ほんの数cm程度のはなし。
今回は90cmを全て被せようとしたので、断熱材の膨らむ力による抵抗が尋常じゃないレベルに達した・・・
そしてついに、被せているφ150煙突が全く動かなくなってしまったのだ。
入れる方にも、抜き取る方にも・・・
なんとかして外す為、内側のφ106煙突を押して抜くことに。
φ106煙突を2本つなぎ、地面に何度も何度も何度も叩きつけて、ようやく抜き取ることができ、それに伴って断熱材とφ150煙突の取り外しにも成功。
やっと安堵の息をついた所で、今度は先ほど叩きつけたφ106煙突が、接続部分の『山』を乗り超えてありえない量がかぶさってしまい、全くビクともしなくなっているではないか!!!
今思えば、冷静になれば、初めからこの結果がわかっていれば、別の手段で安全確実に取り外すことは出来た。
しかし、長い長い作業時間の結果、集中力は完全に失い、思考能力はどん底まで低下。
もはやヤケクソを通り越して・・・・・
二重煙突は終わった・・・
by tm144en
| 2019-01-17 04:32
| 薪ストーブ
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