【VANVAN】スイングアームピボットベアリング考察 (完成・・・編)

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発注した部品が来ました☆早速組み付けていきます。

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#2のチキソグリスをたっぷり塗って、Oリングをはめます。さまざまにサイズを考察したはずなんですが、想定していた感じとちょっと違いました。

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その上からシムを重ねます。

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シムの当たり具合はまぁまぁ。そもそもスイングアーム側の面が出てないので、シムを当てても若干隙間が出来てしまいます。とはいえ、Oリングに触っているので密封はされているはず・・・

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外側にもOリングをはめ、ワッシャーを当ててシャフトを通します。

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う〜ん・・・

やはり、実際に合わせてみると、想定していた形とはちょっと違いますねぇ・・・

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ワッシャーとスイングームとの隙間は、カラーが飛び出ている分どうしても隙間が2mm空いてしまいます。そこに太めのOリングを噛ませてはいるのですが、これもまた想定していた感じより小さく、先ほど同様密着感に乏しい気がします。一応触ってはいますが・・・

それと、そもそもベアリングがハウジングにしっかりとしまりばめされていないので、『軸』としての強度に一抹の不安が残ってしまうのですが、かといってこればかりは対策のしようがありませんし、まぁ90ccのバイクだから多少のことなら目をつむれるかな〜とも思っています(笑)

ハウジングに切れ目を入れて、バンドの様な物で挟んで締め付ける作戦も考えはしたのですが、どうも中途半端。
溶接機を振り回せたら、なんとか出来たかもしれないのですが・・・

そろそろ溶接機くらい使えるようにならんと、やりたいことが何も出来ませんね〜・・・
私の作業レベルからすると、そろそろ限界です。

溶接機ねぇ・・・


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・・・さて、シャフトの長さはドンピシャでした。
今回ピボットシャフトとして利用したのは、SUS304相当のステンレスボルト。通常のSS400のスチールだとちょっと心もとないですし、S45Cだとボルトになっているものがありませんでした。S45Cは丸棒を買って自分でネジ山切ることも考えたのですが、そうするとφ10mmをつかめるクランプを作る所から始める必要があったので、今回は断念。

SUS304はオーステナイト系のステンレスで、硬さはあまりありませんが『粘り』があるので、信頼に値すると考えました。さらに炭素鋼に比べ低温による強度低下が起きないので、冬仕様のマシンとするならこれ以上ない性能です。(氷点下40〜50度の話ですが笑)

ーーーーというわけで、Oリングの当たり具合に若干の懸念が残るものの、とりあえずの形にはなりました。チキソグリスをたっぷり塗り込んでいますので、たかが数百キロ乗る程度であればゴミだの水だのにそこまで気にする必要は無いと言えるでしょう。ツーリングから帰って来たら、またゆっくり考えることにします。

まだまだやることも考えることも山積み状態なので、とりあえずスイングアームのベアリング化作戦はこれにて一応の完成とします。
今度の日曜日にはリア周りの組み立てを終わらせ、フロントフォークの考察に入らないといけませんね。あ、あとシートも貼らないと。

それから『アレ』も考えないと・・・

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by tm144en | 2018-12-07 03:58 | SUZUKI VANVAN90 | Comments(0)

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