【DB7】汗をかき 雨にも打たれ 出る涙
2017年 08月 15日

よし、出発進行!!
「カツカツカツカツカツカツ、、、、」
ああ、やっぱダメだ。バッテリーが死んでる!
しかし、もうツナギも着て準備万端の状態。ここで引き下がる訳にはいかんのだよ!
とりあえずジャンプしてエンジン始動。走ってるうちに充電されるだろうし、サクッと厚田行って帰ってくるだけだから、エンジン止めることもない。
故に、これでイケる!!
走り出しは順調。
メーターもチェーンスライダーも問題は無さそうだ。
久しぶりの姫の感触も「キモチイイ」の一言に尽きる。

出発してから、10KMにも及ばない地点でそれは起こった。一時停止からのスタートで、あろうことかエンストしてしまったのだ。
乾式クラッチのテスタストレッタエボイルツィオーネ。アクセルのアテ方が弱いとエンストしてしまう。
いやいや、お恥ずかしとセルボタンを押すと、
「カツカツカツカツカツカツ、、、、」
え?ウソやん?
「カツ、、、、カツ、、、、」
あ、完全に死んでもーてる。
完全に死んでもーてる!!

不動車。
動かないバイクは、ただの鉄の塊。
、、、いや、姫はジュラルミンとクロモリとカーボンとチタンと鉄のカタマリ。
はぁ。アリアント。完全にご臨終だ。2シーズンでダメにしてしまった。30000円。。。
というか、とりあえずエンジンかけねば!
オトコなら、まずは押しがけ!
ちょっとした傾斜を利用して、押すこと1km。
なんどやってもエンジンがかかることはなかった。。。。
いくらスリムな姫とはいえ、170kgのマシンを合計1km全力疾走で、しかもレーシングツナギの姿で押したのですから、もはやこの時点で今日の私は終了。
全身汗だくで精も根も尽き果てた私は、ロードサービスを呼ぶ為アイパッドで現在地の住所を確認していた。
するとそこへ、ウエスタンハットを頭に乗せたダンディーなお方に声をかけられた。
「どしたんすかー?」
「いやぁ〜、バッテリーあがっちゃって、今ロードサービス呼ぶとこなんすよー」
「バッテリーっすか?だったら、ジャンプしますよ?」
「いやぁ、でもロードサービス呼ぶから大丈夫です」
「すぐ来ないでしょう。ウチすぐそこだからジャンプしてあげますよ」
「え〜、マジっすか!じゃぁ、お言葉に甘えてお願いします!」
という展開に。
そのダンディーなお方は昔ビューエルに乗っていたそうで、私がバイクを押している姿を見つけて声をかけずにはいられなかったのだそうだ。

ジャンプコードのクリップが、トラック用のどデカイやつだったので、一瞬カウルの隙間に入るか心配でしたが、思いの外姫は
ジャンプ一発リポビタンD。
エンジン始動後は雑談もままならず、礼もそこそこにそそくさと退散。
バッテリーへの充電はされないものの、走行中に止まるような末期的な状態でもない為、エンストにだけ細心の注意を払って、目的地の自慢の丘を目指します。
そう。今日は何が何でも、姫を自慢しに行くんだ!!
、、、が、雨、雨、そして雨。
肝心の厚田山道が雨だったので、楽しいコーナリングはオアズケ。ただただ距離を重ねるだけの走りとなりました。

やっとの思いで自慢の丘についたものの、この天気。自慢されてくれる他のライダーは一人もいませんでした。
エンジンをかけたままさっさと写真を撮り、そそくさと退散。
またしても雨の厚田山道を走り、ガレージへと戻りました。

一難去ってまた一難。
メーターの出費の次は、バッテリーですか。
もう、お金無いです(涙)
by tm144en
| 2017-08-15 04:22
| bimota DB7S
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