【tm125EN】ステムベアリング交換(その5) ステム取付
2017年 02月 09日
さて、tmいきますよtm!
まずはステムベアリングから。
前回、ドライアイスとストーブを使用した温度差法で行いましたが失敗。おとなしくプレスで圧入することにしました。
圧入に使用する道具はこれら。
古いベアリングを分解して内輪を取り出し、これを介して鉄パイプでベアリングを圧入します。
というのも、ちょうど良いサイズのパイプが無いのです。ベアリングの内径より大きく、内輪の厚みより薄いパイプは、市販されていませんでした。
ヒートガンである程度温め、プレスで押し込んでいきます。
プレスの精度、パイプの面、あてがっているソケットのガタなどの要因によって、やはりどうしてもベアリングが若干斜めに押されてしまいます。
こればっかりはどうしようもありません。
理論的に理解していても、精度が整ったものを用意するのは容易ではありません。ここいらが個人の限界というヤツです。
まぁ、致命的なものではありませんので、大丈夫っちゃぁ大丈夫ですが、精神衛生上良く無いというだけです。
とはいえ、精神衛生を良くする為の作業なので、そこが肝心なのですが(苦笑)
だって、交換する必要のないベアリングを交換しているのですから。。。
ーーーーというわけで、
早速フレームに取り付け。日差しを受けて輝いてますね☆
でも、、、、
あれ〜、、、なんか変だ!?
シールワッシャーが、変だ。
ステムを左右に動かすと、トップ側はフレームとシールワッシャーが擦れるのに対し、ボトム側はステムとシールが擦れるのです。
つまり、トップ側はステムナットとシールワッシャーがくっついているのに、ボトム側がフレームとシールワッシャーがくっついているのです。
んん?どっちが正解なのだ?
トップは、ステムナットの締め付ける力でワシールッシャーを押し付けていますから、その摩擦力でステムナットとシールワッシャーは固定されますから、これはこれで正解。
対するボトムは、圧入されたステムベアリングでシールワッシャーを押してますから、ステムとシールワッシャーは固定されてて然るべきなのですが、ステムだけが動いているのです。
ということは、圧入が足りないのか?
そう考え、再度圧入を試みるも、これ以上入る気配はありません。第一、外した状態では、指でシールワッシャーを動かすことが出来ない程固定されているのですから、これ以上は無理でしょう。
指で動かすことが出来ない程締め付けられている部分が、ステムの操作によって擦れて動くというのは、どう考えても余計な力が掛かっていますよね。
理想は、金属同士が擦れるのではなく、シールのゴムの部分と、フレームが擦れる方が抵抗が少ないと考えられるでしょう。
防水の観点で考えれば、シールの接触面が動かない方が良いですが、え、まさかね。『敢えてそうなる構造にしてある』とでも????
でも、それにしても、なぜこのような現象が起こるのか、全然想像出来ません。
『ベアリングの内輪』、『シールワッシャー』、『ステム』、この3つがベアリングの圧入の力で固定されている状態です。
ステムを動かすと、その力はシャフトを通じてベアリングの内輪を動かします。ベアリングの内輪が動くことによって、転動体である『ころ』が外輪との間を転がります。
つまり考えられるのは、シールワッシャーとステムとの接触抵抗より、シールワッシャーのリップとフレームとの接触面の抵抗の方が大きいってことでしょうか。
圧入されたベアリングで押され、手で回すことすらできなくなっているシールワッシャーよりも、フレームに押し付けられたゴムシールの方が摩擦が大きい?グリスも付いているというのに?
そんなばかな。。。
あああああぁぁぁぁ〜〜〜キモチワルイ!!
寝れない〜〜〜〜〜〜!!
まずはステムベアリングから。
前回、ドライアイスとストーブを使用した温度差法で行いましたが失敗。おとなしくプレスで圧入することにしました。
圧入に使用する道具はこれら。
古いベアリングを分解して内輪を取り出し、これを介して鉄パイプでベアリングを圧入します。
というのも、ちょうど良いサイズのパイプが無いのです。ベアリングの内径より大きく、内輪の厚みより薄いパイプは、市販されていませんでした。
ヒートガンである程度温め、プレスで押し込んでいきます。
プレスの精度、パイプの面、あてがっているソケットのガタなどの要因によって、やはりどうしてもベアリングが若干斜めに押されてしまいます。
こればっかりはどうしようもありません。
理論的に理解していても、精度が整ったものを用意するのは容易ではありません。ここいらが個人の限界というヤツです。
まぁ、致命的なものではありませんので、大丈夫っちゃぁ大丈夫ですが、精神衛生上良く無いというだけです。
とはいえ、精神衛生を良くする為の作業なので、そこが肝心なのですが(苦笑)
だって、交換する必要のないベアリングを交換しているのですから。。。
ーーーーというわけで、
早速フレームに取り付け。日差しを受けて輝いてますね☆
でも、、、、
あれ〜、、、なんか変だ!?
シールワッシャーが、変だ。
ステムを左右に動かすと、トップ側はフレームとシールワッシャーが擦れるのに対し、ボトム側はステムとシールが擦れるのです。
つまり、トップ側はステムナットとシールワッシャーがくっついているのに、ボトム側がフレームとシールワッシャーがくっついているのです。
んん?どっちが正解なのだ?
トップは、ステムナットの締め付ける力でワシールッシャーを押し付けていますから、その摩擦力でステムナットとシールワッシャーは固定されますから、これはこれで正解。
対するボトムは、圧入されたステムベアリングでシールワッシャーを押してますから、ステムとシールワッシャーは固定されてて然るべきなのですが、ステムだけが動いているのです。
ということは、圧入が足りないのか?
そう考え、再度圧入を試みるも、これ以上入る気配はありません。第一、外した状態では、指でシールワッシャーを動かすことが出来ない程固定されているのですから、これ以上は無理でしょう。
指で動かすことが出来ない程締め付けられている部分が、ステムの操作によって擦れて動くというのは、どう考えても余計な力が掛かっていますよね。
理想は、金属同士が擦れるのではなく、シールのゴムの部分と、フレームが擦れる方が抵抗が少ないと考えられるでしょう。
防水の観点で考えれば、シールの接触面が動かない方が良いですが、え、まさかね。『敢えてそうなる構造にしてある』とでも????
でも、それにしても、なぜこのような現象が起こるのか、全然想像出来ません。
『ベアリングの内輪』、『シールワッシャー』、『ステム』、この3つがベアリングの圧入の力で固定されている状態です。
ステムを動かすと、その力はシャフトを通じてベアリングの内輪を動かします。ベアリングの内輪が動くことによって、転動体である『ころ』が外輪との間を転がります。
つまり考えられるのは、シールワッシャーとステムとの接触抵抗より、シールワッシャーのリップとフレームとの接触面の抵抗の方が大きいってことでしょうか。
圧入されたベアリングで押され、手で回すことすらできなくなっているシールワッシャーよりも、フレームに押し付けられたゴムシールの方が摩擦が大きい?グリスも付いているというのに?
そんなばかな。。。
あああああぁぁぁぁ〜〜〜キモチワルイ!!
寝れない〜〜〜〜〜〜!!
by tm144en
| 2017-02-09 05:04
| tm125EN
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