【K1】ステアリングダンパー組立
2016年 04月 18日
さて、ステアリングダンパーのロッド。
表面にはわずかな傷が確認できるので再メッキを検討してたんですが、ボールジョイント部分を外す手間が掛かる割に、爪で引っかかる程の傷でもありませんので、今回は見送ることにしました。
コンパウンドで磨きました。
うむ。上出来上出来☆
早速、先日購入したゴムシールを入れるのですが、その前に、
ラップでロッドを包みます。
ゴムシールをロッドに通すにあたって、先端部分はテーパー状に加工されているので問題は無いんですが、真ん中のCクリップ溝の部分がちょっと鋭利になっているので、保護します。
イイ感じです☆
コレの正体。未だ不明ではありますが、構造的におそらく『フィルター』の役割をしているんじゃ無いかと考えました。円周上に黒いスポンジのようなものが仕込まれていて、フルードがそこを通るようになっているからです。
こうやって、構造から色々想像するのは楽しいのですが、答え合わせが出来ないのが難点。
マイナーな疑問を解決するのは、容易ではありません笑
Cクリップに悪戦苦闘。
外す時もそうでしたが、専用工具が無いとてきめんに高難易度な作業となります。
そして怪我するのです。。。
え?ええ。L字ピックの『L』の『_』の部分1センチ位が、全部人差し指に刺さりましたけど笑
え?画像?
いやいや、左手人差し指にピックの『L』の『_』の部分だけ刺したままで、右手でカメラ構えて撮るなんて芸当できませんよ?
そんな困難を乗り越え、なんとかここまで辿り着きました。
ここまできたら、あとは簡単☆
ケースにロッドを入れます。
シールは、指の力だけでここまで入れることは出来ますが、ここから先がいけないので、
ラジオペンチで押し込みました。
専用工具作ろうかとも考えましたが、そこまでするほどのことでも無いでしょう。
Cクリップをはめます。
さてさて、ステアリングダンパーに使用するフルードですが、
フォークフルードにしました。
このフルードの硬さで、ダンパーの効きを調節することが可能ですが、ま、今回はこれで。
標準が判らないので、セッティングもへったくれもありません。
ステアリングダンパーはこんな感じでセット。
オイラーでフルードを補充し、泡が消えてからロッドをスライドさせエアー抜きします。
まぁ、リアショック程の気を使うことも無いでしょうし、そもそもそんな複雑な構造をしてません。
ちょちょいのチョイです。
リアショックの場合は、運動スピードが速いが為キャビテーションが起きてしまいますが、ステアリングダンパーの動きはたかが知れてます。
現に、窒素の充填もされてませんし。
、、、、あ、でも、姫のステアリングダンパーはN2入ってたなぁ。。。
ーーーーエアー抜きが終わったら、
フィルター『のようなモノ』を入れ、
オイルシールを入れます。
フルードは溢れる量入れておきます。
フルードの抵抗があり指では押し込めないので、プレスで入れます。
とはいえ、プレスじゃなきゃいけないほどの圧入ではありませんが。
そんなわけで、
完成〜☆
リアショックを経験してたら、簡単簡単でしたネ☆
by tm144en
| 2016-04-18 06:22
| BMW K1
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