【K1】ミッションシム調整考察12

さて、シム削りも失敗し、やはりオーダーで買うしかない訳ですが、その為に再度計測をし直すことにしました。(買った所で、公差があるのですが。。。)

ところが、再計測するとまたも違う値になる始末。というか、ミッションシャフトがブレてしまい、その平均的な値をとるという手法に問題があるのです。

そこで、

【K1】ミッションシム調整考察12_e0159646_7421791.jpg


水準器を使用して、シャフトの垂直を出します。
勿論、その前にミッションケースの水平も出してます。

すると、意外と思っていたよりも斜めの感じが『垂直』であることが判明。その状態で再度計測します。
しかし、シャフト自体が固定されている訳ではないので、計測機が少し触れるだけで動いてしまいます。これではまともに計測出来ません。
正しく計測する為には、ミッションシャフトの垂直出しと共に、固定もする必要があるのです。

そんなわけで、

【K1】ミッションシム調整考察12_e0159646_7475998.jpg


予備ミッションのカバーを切断。これを計測台座にすることにしました。

【K1】ミッションシム調整考察12_e0159646_7491392.jpg


これはスバラシイ☆これこそ専用計測台!

、、、と思ったのも束の間、

【K1】ミッションシム調整考察12_e0159646_7502494.jpg


カバー表面の平滑度が低く、デプスゲージが垂直になりません。
計測位置を変えると、計測値も変わってしまう始末。

しかし、一つ光明が差したと言えば、同じ計測位置であれば、計測の値はほぼ安定した結果であったということ。つまり、しっかりとミッションシャフトが固定されれば、計測値も安定するということです。

ただ、それと同時に、嫌なものも見てしまいました。

【K1】ミッションシム調整考察12_e0159646_7543080.jpg


ミッションケースの、シムが収まる面が平らではないのです。
これは意図されたものなのか、それとも。。。


専用の計測台座さえあれば難なく終わるであろう作業に、かれこれ1ヶ月程の時間を割いてしまい、そろそろ心が折れそうになっています(笑)

負けるな!俺!
折れるな!心!
ここで踏ん張れ!

Commented by hina-ayu at 2016-01-29 20:15
頑張ってください!
でも水平器はあてにならないと思います(笑)
Commented by tm144en at 2016-01-30 06:02
バイク整備で使う物ではないですよね笑
Commented by babu at 2016-01-30 21:51 x
最後の画像の状態でシックネスゲージを入れて隙間を測れば良いのでは?
Commented by tm144en at 2016-01-31 09:15
それも良いとは思うんですが、カバーの精度が寸分の狂いも無いという保証が無いので、実際のかばでは合わない可能性があるんですよねー。
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by tm144en | 2016-01-29 08:01 | BMW K1 | Comments(4)

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