2015年 11月 29日

人の為は偽?

せっかく来てくれたお客さんには、少しでも喜んで貰いたい。払ってくれたお金以上の『価値』を提供したいと、切に思っている。
だからこそ手は抜きたくないし、より良い店づくりの為、日夜腐心している。

とはいうものの、私の信念など大した事は無い。心は非常に弱く、そして脆い。
『お客さんの為』という大義名分の下、なんとなくそれらしい事はしているが、結果に繋がっているかと言えばそうは言い切れない。

暇な日は良い。心に余裕があるから、落ち着いた仕事が出来る。細心の注意を払って仕事に取り組める。
だが、ひとたび忙しくなってしまえば、それはそれは見るも無残である。『払ってくれたお金以上の価値』どころか、デフォルトを遂行する事すら危うい。

しかし、困った事に『手は抜きたくない』という感情だけは一丁前なので、色々な所で歪みが生じてしまう。
結果、バイトに当たり散らしたり、物に当たり散らしたり、それはもはや地獄絵図である。

『手を抜く=お客さん喜ばない』という幻想に取り憑かれていると言える。
全体の調和を考え、抜ける手は抜くべきなのだ。それは結果的にお客さんの為となる。

つまり、私は『お客さんの為』になんか働いていないのだ。
『お客さんの為に手を抜かない自分』に酔っているだけ。

本当の意味での『お客さんの為』とは、感情論や根性論では無い。

一つの店としてしっかりと利益を追求し、スタッフの教育を始め、魅力的なメニューやサービスを確立し、永続的な営業をすることこそが、結果的に『お客さんの為』へと繋がる。
即ち『自己の確立』。『自分の為』に尽力する事がまず先決であり、その結果がお客さんに良い影響を与えるようであれば、それが正解なのだ。

自己の確立もせずに「お客さんの為だ」とのたまっても、それはただの自己愛に過ぎない。
表向きはかっこいいが、中身の無い『偽物』である。




気が狂う程忙しかった今日、自分の底を知り、ただただ落ち込むのであった。。。

by tm144en | 2015-11-29 07:29 | Comments(2)
Commented by ヒナアユ at 2015-11-30 19:53 x
次は昨日より良い物をお客さんに提供出来そうですね😁
僕も見習わねば…。
Commented by tm144en at 2015-12-01 05:31
頑張ります!!
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