浅田真央、、、からのスルツカヤ、、、からのコーエン



このCM面白い!
なにがって、浅田真央が演ずることで、ワイヤーアクションに違和感が無くなるのが凄い!
この人間離れした動きに説得力を持たせる浅田真央は、やっぱスゲー。
演技力磨いたら、アクション女優とかよさそう。栗山千明的な。

ーーーーー15歳位の頃の浅田真央が、個人的には好きでした。
実際は違うかも知れませんが、無邪気にスケートを楽しんでる感じが観ていて心地よかったです。

ところが、オリンピック出れる歳になり、キム・ヨナが出てきて、テレビの露出が増えて、○○の一つ覚えみたいに『トリプルアクセル、トリプルアクセル』言われるようになってから、なんかあの頃の無邪気さが無くなってしまったように感じます。
彼女的にも、歳を重ね、アスリートとしての責任感や重圧などあるでしょうから、そら『無邪気』とは程遠い所にいるのは仕方のないことですが。

トリノオリンピックの頃のフィギュアは結構はまって観てましたね。
私はロシアのイリーナスルツカヤ推しでした。
金メダルの有力候補だったイリーナスルツカヤ選手。年齢的にも彼女にとって最後のオリンピック。ロシアの妖精と言えど、緊張していたのでしょう。フリーの演技に、私はどこかぎこちなさを感じました。ジャンプの着地の度にヒヤヒヤする感覚。

その時点で、荒川静香選手が暫定1位にいたので、イリーナスルツカヤ選手が金メダルを獲る為には、完璧な演技をする必要がありました。
そして、演技も終盤。その不安は現実となります。演技開始から2分56秒、ちょうど曲調の変わるタイミングでした。ジャンプの着地で惜しくも転倒してしまったのです。その瞬間、金メダルの可能性は途絶えました。それは彼女は勿論、会場中、いや世界中のファンがそう感じたでしょう。

「ああ!イリーナスルツカヤ!かわいそう!!」

転倒してもすぐに立ち上がり、演技を続けるイリーナスルツカヤ。その姿に、会場中が拍手を送っていました。
その拍手を受け吹っ切れたのか、彼女の表情から先程までの緊張感が無くなり、満面の笑みでスケートを滑る彼女がいました。変わった曲調がより一層、吹っ切れた彼女を応援してるかの様でとても印象的でした。
転倒してから1分程の演技時間でしたが、彼女はトリノの舞台を精一杯全身で楽しんでいたように感じます。

結果は銅メダル。悲願の金メダルに手は届きませんでしたが、私の心には彼女の笑顔が今でも焼き付いています。

(※トリノオリンピックのものではありませんが、同じ演技です)



余談

その当時流行った荒川静香の『イナバウアー』。
トリノオリンピックのエキシビジョンで、サーシャコーエンもやっていたのですが。。。

1:15辺り


ちなみにあの技は、背中を反らす技ではなく、つま先を180度開く技なのである。
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by tm144en | 2015-11-28 05:34 | Comments(0)

カメラとバイクとエトセトラ


by だいちゃん