【K1】ピストンヘッド磨いたけど、、、
2014年 06月 29日
ピストンヘッドが、シリンダーの座面よりほんの少しだけ飛び出てるので、オイルストーンでその部分を磨いてみました。
2番と3番と比べてみても、やはり3番の方がわずかに飛び出てるので、少なくとも高さを揃えるレベルにします。
ちなみに、計算上では、飛び出ているとされる0、07mm分はオイル量約0、1グラムにしか相当しないので、15、7グラムに揃えたくても、15、4グラムからでは15、5グラムまでにしかなりません。
そして、その計算を証明するかのように、同じ高さまで削っても、15、5グラムにしかなりませんでした。
しかし、まぁ、計算と現実が低いレベルではありますがことごとく一致するのが、感動しますね。
そんな訳で、シリンダーの削り込みは一旦保留としまして、座面の方を考えてみようと思います。
ガスケットの厚みが場所によって違うということは、すなわち、シリンダーとヘッドの座面に凹凸があるということですよね。
なので、一旦合わせてみようと思う訳ですが、それにあたって、
このノックピンがちょい邪魔。
簡単には抜けませんでしたが、バーナーで回りを炙るとスルリと抜くことが出来ました。
そして早速ヘッドを載せてみると、
吸気側全体に、0、03mmの隙間があります。排気側は隙間がありません。
ヘッドはただ載せているだけなので、上から軽く圧縮するとこの隙間はなくなります。
ただ、まぁ重要なのはピストンヘッド周辺の隙間ですので、この外周はどうってことないんですが。
、、、、っていうか、何がしたかったんだ?笑
後日ストレードエッヂで計測してみます。
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さて、若干行き詰まったので、
ちょっと寄り道します。
70000キロも走ってる車両ですから、当然オイルパンの中も汚いのだろうと思い、
外してみることに。
ボルトを外しても、ガスケットでくっついてなかなか外れてこないので、ケースプーラーで外しました。エレメントの所が丁度良かったですね。
あれま!!
なんて奇麗なの!!
しかも、ニクいねぇ〜!ちゃんと、オイルがキッチリ抜けてくるように『溝』が設けられているんですねぇ。さすがBMW!!こういう細かい所が、長寿の秘訣なのでしょう。
エンジン側も、まぁ奇麗なこと!!
裏側がきちんと塗装されてツルツルになっているので、オイルのこびりつきが無いんですね。
ただ、カバーの方はザラザラしてるので、これは放熱を考えてのものなのか、ただの手抜きなのかが判断に困ります。
エンジン側もカバー側も放熱のフィンがついていますから、なおさら悩みます。
カバー側もツルツルにすれば、よりいっそうオイルが奇麗に抜けてくると思うのですが。。。
ああぁ、ただの寄り道のはずか、ここにも落とし穴が。。。
もとはと言えば、タペットクリアランスを計っただけなのに。。。
by tm144en
| 2014-06-29 17:58
| BMW K1
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