【K1】燃焼室容積調節
2014年 06月 27日
さて、前回奇跡的な削り込みによって、1、2、3番のヘッド燃焼室容積をおおよそ揃えることに成功しました。
そして残るは4番。
1、2、3番は、オイルの『重さ』で言えば16、7グラムであり、4番は16、6グラム。わずか0、1グラムしか違わないのだが、あの小さな世界で0、1グラム分の体積が締める割合は結構大きい。
前回、2番のヘッドを0、3グラム削った感覚があるので、今回0、1グラムを削るのは訳のないことだ。
そして、、、
おそらく0、1グラム分であろう量よりも少なめに削り、再度計測してみた。
すると、ぎりぎり16、7グラム位の値を示したのだ。量りの感じからして、100分の1グラム単位で微妙に違うのだろうが、まぁ、今回はこれで良しとします。
所詮、使用出来る計器の範囲内の精度でしか加工は出来ないのです。エンジンやるなら、1000分の1必要なのですから、まぁ、所詮私のやってることはお遊びの範疇なわけであります。
=======
さて、ヘッドの燃焼室容積を粗方揃えたので、お次ぎは、
シリンダー側。
こちらも3番だけがやや少ない。再計測により、1、2、4番は15、7グラム(ピストン5mm下)で揃っていましたが、3番だけは15、3グラムでした。
0、4グラムは結構大きい。
しかしながら、どの部分がどれだけ違うのかの予測がなかなかたてられません。
スリーブのこの角の部分も、微妙に削れ方が違います。
スリーブの内径もわずかに違うかもしれません。
あと、ピストンの上死点の位置が違うという可能性もあります。
考えられることとしては、クランクの形状の違いか、コンロッドの違いか。。。
計測で比べてみると、
確かに違う値を示します。数カ所を計測して、おおよそ0、07mm程3番のピストンの方が高い位置にあることが判りました。
しかしこれは、ピストンそのものが高い位置にあるのか、はたまたヘッドの形状の違いの可能性もあるわけです。
ということで、形状の差を見極める為には、、、『アレ』でしょう♪
アレ☆
硬化剤の配合率がちょっと少なかったので、固まりがちょっと甘い感じがします。
分量はかなりジャストミートな量でした☆
そして、燃焼室容積が小さい3番の方の型を、2番に合わせてみると、、、
ああぁ〜。真ん中部分、ピストンヘッドの盛り上がってる部分に少し隙間が出来ますねえ。
つまり、3番のピストンヘッドの形状の方がやや盛り上がってるということが言えますね。それ故、容積が小さくなると。
2番を3番で比べてみるとこのような隙間はできませんし、当然同じ番手同士でも出来ません。
どこまで正確な計測かは疑問が残る部分ではありますが、総合的に判断してやはり、3番のピストンヘッドの形状がやや大きい(盛り上がってる)と考えられます。
他にも不確定要素はあるので、今回の結果が全てではありませんが、何となくのイメージは少し鮮明になりました。『型』作戦良い感じです♪
まぁ、ピストンヘッドごとき、少々削ってしまっても問題ありませんが、そうなるとシリンダーから抜き取る必要が出てくるんですよね〜。。。
ちょっと、難儀だなぁ〜。。。
そして残るは4番。
1、2、3番は、オイルの『重さ』で言えば16、7グラムであり、4番は16、6グラム。わずか0、1グラムしか違わないのだが、あの小さな世界で0、1グラム分の体積が締める割合は結構大きい。
前回、2番のヘッドを0、3グラム削った感覚があるので、今回0、1グラムを削るのは訳のないことだ。
そして、、、
おそらく0、1グラム分であろう量よりも少なめに削り、再度計測してみた。
すると、ぎりぎり16、7グラム位の値を示したのだ。量りの感じからして、100分の1グラム単位で微妙に違うのだろうが、まぁ、今回はこれで良しとします。
所詮、使用出来る計器の範囲内の精度でしか加工は出来ないのです。エンジンやるなら、1000分の1必要なのですから、まぁ、所詮私のやってることはお遊びの範疇なわけであります。
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さて、ヘッドの燃焼室容積を粗方揃えたので、お次ぎは、
シリンダー側。
こちらも3番だけがやや少ない。再計測により、1、2、4番は15、7グラム(ピストン5mm下)で揃っていましたが、3番だけは15、3グラムでした。
0、4グラムは結構大きい。
しかしながら、どの部分がどれだけ違うのかの予測がなかなかたてられません。
スリーブのこの角の部分も、微妙に削れ方が違います。
スリーブの内径もわずかに違うかもしれません。
あと、ピストンの上死点の位置が違うという可能性もあります。
考えられることとしては、クランクの形状の違いか、コンロッドの違いか。。。
計測で比べてみると、
確かに違う値を示します。数カ所を計測して、おおよそ0、07mm程3番のピストンの方が高い位置にあることが判りました。
しかしこれは、ピストンそのものが高い位置にあるのか、はたまたヘッドの形状の違いの可能性もあるわけです。
ということで、形状の差を見極める為には、、、『アレ』でしょう♪
アレ☆
硬化剤の配合率がちょっと少なかったので、固まりがちょっと甘い感じがします。
分量はかなりジャストミートな量でした☆
そして、燃焼室容積が小さい3番の方の型を、2番に合わせてみると、、、
ああぁ〜。真ん中部分、ピストンヘッドの盛り上がってる部分に少し隙間が出来ますねえ。
つまり、3番のピストンヘッドの形状の方がやや盛り上がってるということが言えますね。それ故、容積が小さくなると。
2番を3番で比べてみるとこのような隙間はできませんし、当然同じ番手同士でも出来ません。
どこまで正確な計測かは疑問が残る部分ではありますが、総合的に判断してやはり、3番のピストンヘッドの形状がやや大きい(盛り上がってる)と考えられます。
他にも不確定要素はあるので、今回の結果が全てではありませんが、何となくのイメージは少し鮮明になりました。『型』作戦良い感じです♪
まぁ、ピストンヘッドごとき、少々削ってしまっても問題ありませんが、そうなるとシリンダーから抜き取る必要が出てくるんですよね〜。。。
ちょっと、難儀だなぁ〜。。。
by tm144en
| 2014-06-27 23:29
| BMW K1
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