【CAMERA】絞りと被写界深度
2011年 02月 19日
さて!いつまで続くかな!?
============
記念すべき第1回目は、
カメラの『絞り』と『被写界深度』
についてまとめていきます。
一応自分の中では理解しているつもりなので、今回の記事を書くにあたってはソース無しです。
間違いが御座いましたら、笑って下さい(恥)
そして、心優しい方がいらっしゃいましたら、是非ご指摘願います☆
============
デジイチや、高性能コンデジには『絞りの調整』という機能があります。これは、カメラに入って来る映像の、入口の大きさを調整する事を意味します。
どういうことかというと、
この様な感じです。
Aが絞りを『開放した』状態。
Bが絞りを『絞った』状態。
AとBで、出来上がり写真の構図は変わりません。違うのは『写り方』です。
では、どのような違いが生まれるのか?
例えば、こんな経験はないでしょうか?
遠くの物が見えづらい時、目を細めるとピントがあって見易くなる。
テレホンカードのパンチ穴越しに覗くと、視界がくっきりはっきり見える。
これがいわゆる絞りを『絞った』という状態なのです。
『絞り』を絞ると、写りが鮮明になるのです。
この時、ある1点にピントを合わせ、その前後も『ついでに』ピントが合ってる範囲の事を『被写界深度』と言います。
この範囲が広い事を『被写界深度が深い』と言い、逆に狭い事を『被写界深度が浅い』と言います。
そして、この範囲を自在に操る事が『絞りの調節』なのです。
『絞り』とは通称『F値』と呼ばれ、GRDはF1.9〜F9の範囲で、14段階任意に選ぶ事が出来ます。
f=6.0mmなどの『f』とは別物なので注意が必要です。(『f』についてはまた今度。。。)
それでは実際に、どんな写り方をするか例を挙げます。
①
②
③
3枚の違いがお解りになるでしょうか?
①F1.9
②F5
③F9
の値で撮り比べた物です。フォーカスは手前のマシン(デスモセディチ)に合わせて撮りました。
①はセディチにのみピントが合い、奥の2台は完全にボケています。
②は真ん中のマシン(999R)まで、かろうじてピントが合っています。
③は一番奥(1098S)もややハッキリしてきました。
このように、F1.9とF9とでは、まったく違った画像となるのです。
どのような写真を撮りたいかで、F値を決めていく事になるのです。
=================
で、GRDの性能を『研究』する為、それぞれの被写界深度を数値化すべく、
このようなものを用意してみました。
1個当りの厚さ(奥行き)が1.9cmのマッチ箱を少しずつずらして並べ、F値ごとの撮影をし、被写界深度の変化をみようという試みです。
、、、が
被写体が小さ過ぎて、ピントが合っているかどうかの判断が付けられないという『オチ』が付いてしまいました(爆)
拡大で見ても、ピントが合ってないのか、画質が荒れているのかが判断できないのです。
良いアイデアだと思ったんだけどな〜(涙)
用意するの結構大変だったのに。。。。
ま、でもしかし、得たものとして、F9なら被写界深度は約130cm程度あるということが解りました。
====================
ちょっと初日から飛ばし過ぎました(大汗)
もちょっとお気楽な内容にしないと続かないですね。
次回は、絞りとシャッタースピードの関係のお話です☆
御精読ありがとう御座いました☆☆☆
============
記念すべき第1回目は、
カメラの『絞り』と『被写界深度』
についてまとめていきます。
一応自分の中では理解しているつもりなので、今回の記事を書くにあたってはソース無しです。
間違いが御座いましたら、笑って下さい(恥)
そして、心優しい方がいらっしゃいましたら、是非ご指摘願います☆
============
デジイチや、高性能コンデジには『絞りの調整』という機能があります。これは、カメラに入って来る映像の、入口の大きさを調整する事を意味します。
どういうことかというと、
この様な感じです。
Aが絞りを『開放した』状態。
Bが絞りを『絞った』状態。
AとBで、出来上がり写真の構図は変わりません。違うのは『写り方』です。
では、どのような違いが生まれるのか?
例えば、こんな経験はないでしょうか?
遠くの物が見えづらい時、目を細めるとピントがあって見易くなる。
テレホンカードのパンチ穴越しに覗くと、視界がくっきりはっきり見える。
これがいわゆる絞りを『絞った』という状態なのです。
『絞り』を絞ると、写りが鮮明になるのです。
この時、ある1点にピントを合わせ、その前後も『ついでに』ピントが合ってる範囲の事を『被写界深度』と言います。
この範囲が広い事を『被写界深度が深い』と言い、逆に狭い事を『被写界深度が浅い』と言います。
そして、この範囲を自在に操る事が『絞りの調節』なのです。
『絞り』とは通称『F値』と呼ばれ、GRDはF1.9〜F9の範囲で、14段階任意に選ぶ事が出来ます。
f=6.0mmなどの『f』とは別物なので注意が必要です。(『f』についてはまた今度。。。)
それでは実際に、どんな写り方をするか例を挙げます。
①
②
③
3枚の違いがお解りになるでしょうか?
①F1.9
②F5
③F9
の値で撮り比べた物です。フォーカスは手前のマシン(デスモセディチ)に合わせて撮りました。
①はセディチにのみピントが合い、奥の2台は完全にボケています。
②は真ん中のマシン(999R)まで、かろうじてピントが合っています。
③は一番奥(1098S)もややハッキリしてきました。
このように、F1.9とF9とでは、まったく違った画像となるのです。
どのような写真を撮りたいかで、F値を決めていく事になるのです。
=================
で、GRDの性能を『研究』する為、それぞれの被写界深度を数値化すべく、
このようなものを用意してみました。
1個当りの厚さ(奥行き)が1.9cmのマッチ箱を少しずつずらして並べ、F値ごとの撮影をし、被写界深度の変化をみようという試みです。
、、、が
被写体が小さ過ぎて、ピントが合っているかどうかの判断が付けられないという『オチ』が付いてしまいました(爆)
拡大で見ても、ピントが合ってないのか、画質が荒れているのかが判断できないのです。
良いアイデアだと思ったんだけどな〜(涙)
用意するの結構大変だったのに。。。。
ま、でもしかし、得たものとして、F9なら被写界深度は約130cm程度あるということが解りました。
====================
ちょっと初日から飛ばし過ぎました(大汗)
もちょっとお気楽な内容にしないと続かないですね。
次回は、絞りとシャッタースピードの関係のお話です☆
御精読ありがとう御座いました☆☆☆
by tm144en
| 2011-02-19 05:45
| PENTAX K-5
|
Comments(0)