【チャレンジ】DTDE 『有珠キャンプツーリング』
2010年 09月 21日
始まりは悪かった。
最近の傾向として、日曜日の遊びごとの際出発時刻ギリギリまで準備に追われ、結果精神状態にゆとりを持てない事が多い。
が、今回は特にヒドかった。
『クーラーバック』が無いのである。いくら探しても。キャンプ場で冷たいビールを飲む為には必需品なのだ。
前回使用したのは多和平の時。その後帰って来てから、いったいドコに放置したものやら。。。
まったく、我のだらし無さにはほとほと呆れてしまう。
結局、今回の同行者のアホ隊3号士君を2時間待たせることになってしまったのは、大変申し訳ないことをしてしまったばかりではなく、旅の予定を大きく狂わせる事にもなった。
今回の予定は、お決まりの滝野〜登別の林道を駆け抜け、有珠のとあるキャンプ場に向かう事だ。「なぜ、有珠?」なのかは、そこに『濃い』メンバーが集まる事になっていて、何を勘違いされたのかその一員として誘われてしまったからなのである。
札幌からただ有珠に向かうのでは余りにも近すぎるので、例の林道を通るのが好都合ということである。
『インクラの滝』に着いたのが13時。ガレージを出発してからおよそ4時間で、距離にして約100キロメートル。
登別まではあと50キロ程。
朝の遅刻が悔やまれる。どう計算しても、キャンプ場でテントを張るのは日没後となってしまう。
インクラの滝からさらに進み、次の林道へと繋ぐ道々86号線は、大滝の方から白老へ抜ける道。
『白老!?』
白老といえば、牛肉で有名である。
そういえば、キャンプ場では皆が焼き肉を楽しんでいるとの話。晩ご飯としてキムチ鍋を持参して来ているが、隣の焼き肉が羨ましくなってしまっては困る。
そうなると、取るべき行動はただ一つ。
ファミリーセット1600円。ご馳走様でした。
遅めの昼食をとり、出発したのが15時。
颯爽と林道を駆け抜け、辺りがやや硫黄の匂いがして来た所でとあるゲートが現れた。
林道なので要所要所にゲートが設けられている。バイクなら大概そのゲートの『脇』を通る事が出来るのだが、
そんなに幅にゆとりの有るものでは無い。基本的に通ってはいけない場所だからだ。
スリムなオフロードバイクなら裕に通る事が出来るが、チャレンジにはどでかい『パニアケース』がついているので、場所によっては大仕事となる。
そのゲートの脇は、比較的幅に余裕があったが、路面がかなりのキャンバーになっている。
すぐ後ろにはアホ隊3号士君が控えており、このキャンバー路面をカッコ良く走破しなければいけないのは、やはり先輩としての責務である。
つい先日、アホ隊1号士君と来た時に同じくパニアケースを装着した状態でココを通過してるので、臆する事は無い。
体勢を整え、アクセル軽く捻る。
右肩上がりのキャンバー路面、自分の体はマシンの左側にはみ出す形でバランスさせる。
「よし。」と思った瞬間、
バイ〜〜〜ン!!!
一瞬何が起こったのか解らなかった。マシンのドコかがぶつかったと言うよりは、横から誰かに突き飛ばされたかの様な感覚。。。。
結局、ゲートとキャンバー路面との間に挟まれる格好でぶっ倒れてしまった。
自分の身に何が起こったのか理解出来ず、とりあえず後ろを振り返って見てみるとその目に飛び込んで来たのは信じられない光景だった。
パッ、、、、パニアが!!!
丈夫なアルミのケースが、無惨な姿に変形していたのである。
「やっちまった!!」
ゲートとのクリアランスを取り損ねていたのだ。何たる不覚!!
大体において、カッコ付けようとすると失態をさらすのは定番である。
しかしながら、ここで悩んだって悔やんだってどうなる訳でもないので、とにかくこのまま走行する事にした。。。
登別の出口に着いたのが16時30頃。時間的には大分押しているが、焦ったって何も変わらないのでゆっくり行く事にした。
ツーリングをしていて、良い景色に巡り会い目と心を奪われる事はよくあるが、マシンを止めて写真を撮るまでに至る事は僕の場合そうそう無い。
バイクに揺られる気持ち良さ>景色 だからだ。
しかし、そんな僕でもこの日の夕焼けは格別だった。マシンを止め、写真撮影に興じたのである。
オロフレ峠から洞爺湖を見渡す光景なのだが、沈む陽と湖面に掛かった雲と深緑の山々が織り成す絶妙のコントラスト。
湖面がもう少しちゃんと写っていれば良かったのだが。。。。
ここで思った。
朝の出発が予定通りなら、ここでこの景色に出会う事は無かったのだと。
『自分に降り掛かる全ての出来事は、自分にとってプラスに働く』
心からそう思える事で、この先のジンセイ楽しく生きていけそうだ。
続く。。。。
最近の傾向として、日曜日の遊びごとの際出発時刻ギリギリまで準備に追われ、結果精神状態にゆとりを持てない事が多い。
が、今回は特にヒドかった。
『クーラーバック』が無いのである。いくら探しても。キャンプ場で冷たいビールを飲む為には必需品なのだ。
前回使用したのは多和平の時。その後帰って来てから、いったいドコに放置したものやら。。。
まったく、我のだらし無さにはほとほと呆れてしまう。
結局、今回の同行者のアホ隊3号士君を2時間待たせることになってしまったのは、大変申し訳ないことをしてしまったばかりではなく、旅の予定を大きく狂わせる事にもなった。
今回の予定は、お決まりの滝野〜登別の林道を駆け抜け、有珠のとあるキャンプ場に向かう事だ。「なぜ、有珠?」なのかは、そこに『濃い』メンバーが集まる事になっていて、何を勘違いされたのかその一員として誘われてしまったからなのである。
札幌からただ有珠に向かうのでは余りにも近すぎるので、例の林道を通るのが好都合ということである。
『インクラの滝』に着いたのが13時。ガレージを出発してからおよそ4時間で、距離にして約100キロメートル。
登別まではあと50キロ程。
朝の遅刻が悔やまれる。どう計算しても、キャンプ場でテントを張るのは日没後となってしまう。
インクラの滝からさらに進み、次の林道へと繋ぐ道々86号線は、大滝の方から白老へ抜ける道。
『白老!?』
白老といえば、牛肉で有名である。
そういえば、キャンプ場では皆が焼き肉を楽しんでいるとの話。晩ご飯としてキムチ鍋を持参して来ているが、隣の焼き肉が羨ましくなってしまっては困る。
そうなると、取るべき行動はただ一つ。
ファミリーセット1600円。ご馳走様でした。
遅めの昼食をとり、出発したのが15時。
颯爽と林道を駆け抜け、辺りがやや硫黄の匂いがして来た所でとあるゲートが現れた。
林道なので要所要所にゲートが設けられている。バイクなら大概そのゲートの『脇』を通る事が出来るのだが、
そんなに幅にゆとりの有るものでは無い。基本的に通ってはいけない場所だからだ。
スリムなオフロードバイクなら裕に通る事が出来るが、チャレンジにはどでかい『パニアケース』がついているので、場所によっては大仕事となる。
そのゲートの脇は、比較的幅に余裕があったが、路面がかなりのキャンバーになっている。
すぐ後ろにはアホ隊3号士君が控えており、このキャンバー路面をカッコ良く走破しなければいけないのは、やはり先輩としての責務である。
つい先日、アホ隊1号士君と来た時に同じくパニアケースを装着した状態でココを通過してるので、臆する事は無い。
体勢を整え、アクセル軽く捻る。
右肩上がりのキャンバー路面、自分の体はマシンの左側にはみ出す形でバランスさせる。
「よし。」と思った瞬間、
バイ〜〜〜ン!!!
一瞬何が起こったのか解らなかった。マシンのドコかがぶつかったと言うよりは、横から誰かに突き飛ばされたかの様な感覚。。。。
結局、ゲートとキャンバー路面との間に挟まれる格好でぶっ倒れてしまった。
自分の身に何が起こったのか理解出来ず、とりあえず後ろを振り返って見てみるとその目に飛び込んで来たのは信じられない光景だった。
パッ、、、、パニアが!!!
丈夫なアルミのケースが、無惨な姿に変形していたのである。
「やっちまった!!」
ゲートとのクリアランスを取り損ねていたのだ。何たる不覚!!
大体において、カッコ付けようとすると失態をさらすのは定番である。
しかしながら、ここで悩んだって悔やんだってどうなる訳でもないので、とにかくこのまま走行する事にした。。。
登別の出口に着いたのが16時30頃。時間的には大分押しているが、焦ったって何も変わらないのでゆっくり行く事にした。
ツーリングをしていて、良い景色に巡り会い目と心を奪われる事はよくあるが、マシンを止めて写真を撮るまでに至る事は僕の場合そうそう無い。
バイクに揺られる気持ち良さ>景色 だからだ。
しかし、そんな僕でもこの日の夕焼けは格別だった。マシンを止め、写真撮影に興じたのである。
オロフレ峠から洞爺湖を見渡す光景なのだが、沈む陽と湖面に掛かった雲と深緑の山々が織り成す絶妙のコントラスト。
湖面がもう少しちゃんと写っていれば良かったのだが。。。。
ここで思った。
朝の出発が予定通りなら、ここでこの景色に出会う事は無かったのだと。
『自分に降り掛かる全ての出来事は、自分にとってプラスに働く』
心からそう思える事で、この先のジンセイ楽しく生きていけそうだ。
続く。。。。
Commented
by
アホアホ隊1号
at 2010-09-21 13:43
x
こ、これは……
前通った時にパニアかすってた所だろうか……
修復できそう??
前通った時にパニアかすってた所だろうか……
修復できそう??
0
Commented
by
k-saki
at 2010-09-21 15:47
x
Commented
by
kira1
at 2010-09-21 19:28
x
Commented
by
samansa5103 at 2010-09-22 00:51
Commented
by
tm144en at 2010-09-22 09:49
>アホ隊1号士君
多分そうだわ(涙)
直す行程はもちろん、『ブログネタ』だよね☆
>K-sakiさん
幹事(?)役お疲れさまでした☆またこういう機会があるといいですね♪
ところで、僕は至って普通の人間ですが。。。。(爆)
>kira1さん
ポジティブシンキングなら誰にも負けません(笑)
是非今度登別まで行きましょう!!ついでに社台の滝も☆
>samansaさん
あのパニア付けて何度も転倒(軽く)してますが、殆ど問題無いので良いと思います。
そして、転倒の際、エンジンとパニアのお陰で地面と隙間が出来るので、かなり安全性が高いです。
ただ、すり抜けは大の苦手になってしまいましたが。。。。
多分そうだわ(涙)
直す行程はもちろん、『ブログネタ』だよね☆
>K-sakiさん
幹事(?)役お疲れさまでした☆またこういう機会があるといいですね♪
ところで、僕は至って普通の人間ですが。。。。(爆)
>kira1さん
ポジティブシンキングなら誰にも負けません(笑)
是非今度登別まで行きましょう!!ついでに社台の滝も☆
>samansaさん
あのパニア付けて何度も転倒(軽く)してますが、殆ど問題無いので良いと思います。
そして、転倒の際、エンジンとパニアのお陰で地面と隙間が出来るので、かなり安全性が高いです。
ただ、すり抜けは大の苦手になってしまいましたが。。。。
by tm144en
| 2010-09-21 09:13
| BMW G650x challenge
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Comments(5)