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2017年 08月 10日

【DB7】ガソリン警告灯考察

さて新しいKOSOメーターですが、取り付け配線、ODOメーター、ロゴマークの問題を解決してきましたが、まだガソリン警告灯の問題が残されています。

ガソリン警告灯の仕組みをまだ理解していなかったので調べてみると、どうやら『サーミット』というセンサーが活躍しているようです。
ガソリンタンク内に設置されているサーミットという小さなセンサーは、警告を出すべき残量の高さに合わせられています。
そのサーミットが液面から顔を出すと、警告灯のランプが点灯。

して、その点灯の仕組みですが、サーミットというのは『温度変化によって抵抗値が変わる』という物質でできていることで、そういった点灯の仕方をさせることができるのです。

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具体的には、サーミットにはキー電源から常に電圧が掛かっている状態にあり、その電圧によって抵抗体であるサーミットは発熱します。
しかし、ガソリンに浸っていると放熱するので結果抵抗値は高いまま。
これがガソリンから顔を出すと、ガソリンへの放熱ができなくなる為サーミットの発熱が保たれ、結果抵抗値が下がり流れる電流の量が増えます。

この増えた電流の量に伴って発光体が発光し、残量不足を警告してくれるというものなのです。

サーミットの抵抗値変化は比較的ゆっくりしたものなので、例えば一瞬ガソリンから顔を出す程度では大きな抵抗値の変化はありません。
また、丁度液面すれすれの状態であると放熱の量が半分位になるので、流れる電流の量も本来の半分くらいとなり、発光体が「ジワ〜」と点灯するという現象がおきます。

ーーーーナルホドナルホド。そういうしくみだったのか☆

よしよし。じゃぁ、そういうことなら、サーミットとキー電源の間にLED電球でも挟んで、メーターパネルの隅っこにでも貼り付けておけば、オッケーじゃね!?

そう考えて試しにやってみたのですが、、、、アレアレ?どっちにしても点いちゃう!?

ガソリンが入ってても無くても、電流が流れてしまって、LEDが点灯してしまうのです。
あれ?サーミット、ちゃんと仕事してるの?

というわけで、

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サーミットの抵抗値を計測してみました。
結果は、

ガソリンあり→900Ω

ガソリンなし→800Ω

でした。
ここからオームの法則で計算すると、流れる電流の変化は13mA〜15mAということになります。

つまり必要な発光体は、13mAでは点灯せず、15mAで点灯する発光体が必要である、ということになるのです。

、、、

、、、、

、、、、、え?マジで?そんなのある?


by tm144en | 2017-08-10 04:02 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2017年 05月 28日

【tm125EN】ウォータージャケット

今回クランクケースを割ったことで、tmの全貌を垣間見た訳ですが、やはり1番の驚きは

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これでしょう。この、クランクを包み込むようなウォータージャケット。

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他車でこのような構造になっているものが、果たしてあるのでしょうか。
これの意図する所は、クランクの冷却もそうでしょうが、一時圧縮の混合気を冷やす目的の方が強いのではないかと考えます。吸気エアーもエンジンからの熱を遮った方が良いとされていますから、混合気もなるべく冷えた状態のまま燃焼室に送り込む方が良いと言えるのでしょう。
温度が低い方が体積が小さく密度が濃くなりますから、より多くの混合気を吸い込むことが出来るのではないかと思うのです。
つまり、125ccの容積に、例えば130cc相当の混合気を送り込むことが出来る、ということです。
ターボチャージャーやスーパーチャージャーとまではいきませんが、機械的ロスの一切を排した究極の過給機と言えるのではないでしょうか。

う〜ん。妄想が楽しい♪


by tm144en | 2017-05-28 03:42 | tm125EN | Comments(0)
2017年 05月 26日

【tm125EN】エンジン回転数計算

さて、あの惨劇が起こった際、エンジンは果たして何回転回っていたのか?
tmの公称最高回転数が分からないので、各部数値から実際に計算してみました。

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以上が、各部の実測値です。
ここから計算していくことにします。

まず前提として、時速123kmで棚落ちしたと仮定し、その時のエンジン回転数を求めます。

1)リアタイヤ外径が210cm。時速123kmを分速に換算すると、分速205000cm。
したがって、1分間のリアタイヤ回転数は
『976.190回転』

2)1分間のリアタイヤ回転数が976.190回転なので、リアスプロケットも同回転となる。
フロントスプロケットとリアスプロケットの比率が13:52なので、リアスプロケット1回転につきフロントスプロケットは4回転。
したがって、1分間のフロントスプロケットの回転数は
『3904.76回転』

3)ギアが5速に入っている時の、フロントスプロケットとつながるドライブシャフトと、クラッチとつながるミッションシャフトの回転比は、ドライブシャフト9回転に対し、ミッションシャフト8回転。
したがって、フロントスプロケットが1分間に3904.76回転すると、ドライブシャフトは
『3470.897回転』

4)クラッチボスとクラッチハウジングは同回転。
クラッチハウジングのギアとクランクシャフトのギアの比率は63:19なので、クラッチハウジングが1回転すると、クランクシャフトは3.315回転。
したがって、エンジン回転数はクラッチハウジング3470.897回転×3.315なので、

11506.02回転/分

ということになる。

ちなみに、'07RM125の公称最高出力回転数が11500回転/分なので、それと同程度であることが判った。

ただし、これはあくまで実測値であり、速度計、タイヤ外径の誤差による変動が考えられる。
しかし、逆に速度計とタイヤ外径が正しいと仮定すれば、揺るぎない『実測値』であり、机上の空論とも言えるカタログスペック値とは一線を画す。

そして、今回のピストン棚落ちは、キャブレターセッティングが最大の要因として考えられるので、必ずしも11500回転で壊れるということにはならない。
故に、tm125の最高回転数はもう少し上かもしれない、、、、


by tm144en | 2017-05-26 07:36 | tm125EN | Comments(2)
2017年 03月 05日

ただそれだけの話

我がだいちゃんガレージは、自宅から30km程離れた場所にあり、今はサンバー丸で行き来してますが、以前はJRを利用してました。
私は、16歳で原付の免許を取って以来、『移動』と言えばバイク、及び車でするのが当たり前でしたので、JRという乗り物には、非常に新鮮さを感じておりました。
なので、毎週日曜日の度にガレージへ戻る訳ですが、『JRに乗る』という事にも楽しみを覚えていたのです。

しかしながら、時間の制約があったり、ガレージに車を置いていたので普段の生活に車が無いことの不便さもあり、昨年9月から自宅近くに駐車場を借りたのでした。

『車』というのはとても素晴らしい乗り物ですが、『便利さ』と『楽しさ』の割合で言えば『便利さ』の方が大きいと言えるでしょう。
まぁ、車の種類で変わる所ではありますが、『バイク』の比ではないことは確かだと思います。(バイクの種類にもまたよるでしょうが。。。)
『バイク』は『楽しさ』の乗り物だと言って、反論されることはないでしょうね。

こんな経験があります。

私が北海道で一番好きな場所は屈斜路湖なのですが、バイクで行った時は「っっっきったぁ〜〜〜\(^o^)/」という高揚感で一杯になりますが、車で行った時は「あ〜〜着いたぁ(´Д` )」という疲労感しか湧いてきません。
このことからも、車かバイクかで気持ちに大きな隔たりがある事がわかります。

そして『JR』も、私にとっては『バイク』と同じ側面なのです。毎週、たかだか30キロ程の道のりにも関わらず、あの駅のホームに降り立った時の「っっっきったぁ〜〜〜\(^o^)/」という高揚感は、とても気持ちの良いもので、思い出すだけも「ああ、今週はJRで帰ろうかなぁ、、、」などと考えてしまう程です。

JRを日常的に利用している人にとってみれば、なんの感情も湧かないでしょうし、私が言っていることはただ単に『非日常的』である故の事とも取れます。

つまり、私の理屈で言えば、ガレージまで毎週車で行き来している現在、さぞ楽しく無い移動なのだろうと思われますが、実はそんな事はなく、運転中にYouTubeを聞くのが最近の楽しみの一つでもあるのです。
まぁこの場合、YouTubeに楽しみがあるので、先ほどの話とはちょっと違いますが、それでもガレージまでの往復60kmのドライブは、毎週のお楽しみであることに違いありません。

したがって、日常的か否かによって受け取る気持ちに差があるのではなく、そもそも私は『乗り物』が好きなだけなんでしょう。
千歳のガソリンスタンドに、毎日1時間掛けて通勤してた時がありましたが、それだけ日常的でも、やはり運転自体は楽しかったですからね。

話がややこしいのでちゃんと整理して考える必要がありますね。

『移動中』の気持ちと『到着時』の気持ち。この2つの観点があり、その両方が満たされるのが『バイク』と『JR』であり、『車』は『移動中』だけが満たされ、『到着時』には疲労感しか湧いてこないということになります。

だからなんだと言われても、ただそれだけの話です。
これが本当の与太話。テカーーーーーーーー


by tm144en | 2017-03-05 04:12 | Comments(0)
2017年 02月 10日

【tm125EN】ハンドルロック封鎖作戦!

ステムベアリングが錆びる原因は、上下に付いているシールワッシャーの隙間から水が浸入することが一番に考えられますが、見落としがちなのが『ハンドルドックの穴』です。

国産車の場合は、ハンドルロックはフレームの外側に引っかかる場所が溶接されていることが殆どです。
しかし、外車はなぜかフレームのネック部分に穴を開け、ステムシャフトにも穴を開け、そこでロックする構造になっているものが多いのです。

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例に漏れず、tmもそうなっています。
また、DB7もフサベルも同じ構造になっており、その両者共ステムベアリングはあっという間に錆が発生してました。

ステムのシールワッシャー部分からの浸水も考えられないわけではありませんが、少なくともハンドルロック部分はシールも何も施されていないわけですから、改善すべき点だと私は考えますね。

ーーーーーというわけで、どうするか?

DB7姫の時は、Oリングで対処するという方法を取りましたが、tmのこの構造では出来ません。
というか、そもそもtmをハンドルロックかけて何処かに置いておく、というシチュエーションが全く想定できないので、であれば丸々塞いでしまうのが最も効果的であると判断しました。

と・は・い・え

万が一人の手に渡ることも考えて、(絶対手放さないと思っていた144を手放した経緯があるので、弱気 笑)、元に戻せる範囲での加工にとどめることにします。

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熱収縮チューブで覆います。
カバー部分の出っ張りは、ペンチで折り曲げました。

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収縮させたら、余った部分を折り曲げてテープで固定。もはやこれで十分でしょう。

、、、

、、、

、、、

あ!

シャフトの穴も塞がねば!!



=======別のお話========


大変なことが起こってました。

私が以前借りていたガレージ。元祖だいちゃんガレージが、なんと火事に遭っていたのです。

そこは、4部屋と大家さんの自宅が一緒になっているアパートで、1階部分に2つのガレージがありその一つを借りていました。
4部屋の内2部屋に人が住んでおり、2部屋は空き家になっていました。

大家さんは70歳位のおばあちゃんで、ご主人には先立たれ、妹さんと2人暮らしをされていました。毎月の家賃は大家さんの家に直接払いに行くシステムでしたので、毎月顔を合わせては軽い雑談をしていました。
冬は大家さんに代わって除雪の手伝いもしましたし、漁師の時に鮭を届けたりもしました。

6、7年は借りていましたので、大家さん含め、かなり愛着のあるガレージでした。

しかし、今のガレージに引っ越してからは疎遠になり、自宅から近いものの、道路1本違えば全く通ることもない道なので、近況がどうなっているかは知る由もありませんでした。

そしてたまたま今日、いつもの道が工事中で迂回を必要としていた為、偶然そのアパートの前を通ることになったのですが、交差点で止まった時に唖然としました。
それは、よく事件現場などに貼られている警察の黄色いテープが、アパートの周りに貼られていたからです。

何事かと思いふと上を見上げると、なんと天井の隙間が真っ黒に焦げているではありませんか!
そしてよくよく見ると、換気扇の出口も焦げているし、ところどころ黒いススが目立ちます。

突然の事態に激しく動揺しましたが、とりあえず事態を把握する為アパートの周囲を注意深く観察しました。
すると、どうやら貸していた部屋からの出火であることが伺えました。アパートの裏側の壁が破られていたので、おそらくそこから消化作業が行われたように思われます。

そういえば、なんか変な感じの人が住んでましたので、寝タバコでもやらかしたんじゃないか?という疑心がわいてきます。

大家さんの住んでいた住宅部分の、2階の屋根は焼け落ちて空が見えてましたが、1階部分に火の手はあまり及んでないように見えました。
火事の際、2階で寝ていたのであれば、大家さんの命に危険が及んでいるでしょうが、1階の居間にいたのであれば、運良く逃げだせた可能性も高そうです。

いずれにせよ、大家さんの安否が気になるので、消防に問い合わせたのですが、残念ながら個人情報なので教えることは出来ないという回答でした。
生きているのか死んでしまったのかさえも教えてもらえないので、これ以上どうすることも出来ません。

あの大家さんがいたから、今の私があると言っても過言ではありません。
あのガレージがあったから、今の私があるのです。あのガレージと出会わなければ、今の私は全く違う人生を歩んでいたに違いありませんし、それはきっと、今よりも全然つまらないものになっていたことでしょう。

それくらい、私にとっては運命のガレージなのです。

今はただ、大家さんの無事を願うばかりです。



余談

もし、いまだにそこのガレージを借りていたら、ガレージ内はガソリンだらけですから、、、想像するだけでも恐ろしいですね(冷汗)

なんというか、2013年の私の英断は、素晴らしい未来を切り拓いていたと言えるのでしょうねぇ。


by tm144en | 2017-02-10 11:39 | tm125EN | Comments(0)
2017年 02月 08日

吸気ダクト製作

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ジェットヒーターの、吸気ダクトを急遽造りました。

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窓を開け、そこから吸い込む形式になっています。

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外から見るとこんな感じ。

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ジェットヒーターの吸気口に直接接続します。
燃焼にも問題ありませんでした。

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元からある薪棚を利用したので、比較的簡単に設置出来ました。
材料は段ボール。設計図もへったくれもなく、その場その場で適当に切りあわせて造ったので、ツギハギだらけではあります。

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そもそもなぜこれを造ったかと言いますと、前々から考えてはいたことなのですが、ドアを開けての換気では効率が悪くなってしまうからです。
今までは入り口のドアを開けることで、新気をストーブに送り込んでいましたが、その方法ではストーブで使用する以外の冷たい外気がガレージ内に進入してきてしまいます。実際、入り口の近くではひんやり冷たい風を感じてました。

そこで、外気を直接ジェットヒーターに導入することができれば、ガレージを閉め切って暖房効率を上げられると考えたのです。

当初、ジェットヒーターの丸い形状から、アルミのダクトを検討してました。

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窓に板を貼り、ダクトの形に穴を開け、このアルミダクトを接続するという方法を検討していたのですが、そこそこの費用が掛かることに躊躇していました。

しかし今回、「あ、段ボールで作ればいいじゃん♪」というのが突然ひらめいたのです。

ただし、この設備によって吸気は確保されましたが、やはり排気は必要です。
排気の為の窓を開けたのでは本末転倒。まぁ、ドアも開けていたことから考えればまだマシですが、しかし別の方法を考えました。

薪ストーブの煙突です。

薪ストーブの煙突にはドラフト効果と言って、上昇気流が発生しています。今回薪ストーブを使用しなかったので、ストーブ本体の蓋を開け放つことで、室内の空気を吸い上げる効果を期待したのです。
原理的には、煙突から外の空気が入ってくることはないはずなので、電気を使わない換気扇と言えるかもしれません。

ガレージは密閉空間ではありません。当然ですが。シャッターの隙間があるので、そこから外気が進入してきます。それによって中の人の呼吸が保たれているわけです。

ジェットヒーターが燃焼する為の酸素は外気から直接導入されているので、しっかりと完全燃焼されますから、一酸化炭素が発生することはほとんど無いと考えられます。
であれば、排気ガスは二酸化炭素がほとんどなので、吸い込むことによる健康被害は一酸化炭素よりはだいぶマシ。
とはいえ、生命維持には酸素が必要ですから、シャッターの隙間からわずかに入ってくる外気と煙突によるドラフト効果で換気することで、問題はないのではないかと考えました。

あとは人体実験。

この空間に12時間程滞在しましたが、特にめだった人体への影響はありませんでしたね。
まぁ、時折外に出たりしており、完全に閉じこもっていた訳ではありませんので、その分も踏まえてということになりますが。

しかしながら

やはり薪ストーブを焚かないと、イマイチ暖かさがピンときませんねぇ〜。しかもこの日は日中の気温がプラスだったにも関わらず、若干の寒気を感じる程度でしたので、ジェットヒーターだけでは心もとないですね。
使用しているジェットヒーターの燃料消費率は、0.9L/hなので、そこそこのパワーであることは言えます。普通の家で使うような大型のストーブですら、0.6~0.8L/hもあれば十分な火力ですから、よほどガレージの暖房効率が悪いことが伺えますね。
というかやはり、コンクリート床がネックですね。まるで掃除機のように、床が暖かい空気を吸い込んでしまっているのでしょう。
せめて床にペンキでも塗れば、幾分マシにはなるのでしょうが、できれば高さを上げて断熱シートを敷き詰め、木の床材を貼るのが完璧ですが、そこまでは出来ないっすねぇ。。。
それに、バイクガレージなので、コンクリートの床であることに魅力があるので、木の床だとちょっと気分がノらないっすねぇ。

となれば、あとはストーブの増設しか考えられないわけですが、やはりお金が掛かるのかぁ〜。


デアゴスティーニやめれば、20万のストーブ買えるけど!?アレ!?

by tm144en | 2017-02-08 04:01 | 薪ストーブ | Comments(0)
2017年 02月 07日

沖縄のいじめ問題を簡潔に語る

沖縄のいじめ問題を簡潔に語ってみようと思います。

動画を見た世間の人は、暴行を加えている方の人が一方的に悪い。いじめを通り越してもはや犯罪である。そういう認識だと思います。

しかし、私は違う考えを持ちました。

その理由を話す前にまずそもそも論として、この動画を見るだけでは真実を捉えることは出来ない、ということが言えます。
動画に映し出されている映像はまさに、暴行そのものではありますが、そうなるまでのいきさつ、当人達のやりとりや今までの関係性など、考慮すべき点は数多くあります。

テレビではモザイク処理された映像でしたが、youtubeに素の動画がアップされていたので、それを拝見しました。
それを見て私が率直に思ったことは、「これはいじめでは無い」というものです。

それを一番に感じたシーンがあります。
暴行を加えている方が、倒れ込んだ方を蹴っているシーンで、蹴りが一発顔に入りかかった時がありました。
そこでハッとした彼は、なるべく首から下に蹴りが入るようコントロールしていました。

つまり、暴行を加えている方はちゃんと冷静さを保っているということ。

また、暴行を加えられている方の行動も、逃げるでもなく、助けを呼ぶでもなく、ただじっと暴行を受け止めています。

つまり、暴行を加えられている方もまた、冷静さを持ち合わせているということが考えられるのです。

それに最後の方では、周りで見ていた仲間が止めに入るシーンもありました。ともすれば集団リンチにもなりかねない状況かと思いきや、案外周りも冷静であったことが伺えます。

すなわちこれは、若い仲間同志のプロレスの一種であり、曲がった愛情表現のやりとりであると私は感じました。

なぜそのような見方をするのか。

何を隠そう、私の学生時代も同じであったから。
私も、動画ほどではありませんが、仲間(と思わしき連中)から暴行(と思わしきちょっかい)を受けていましたが、それを『いじめ』という認識はしていませんでした。ただ、側から見れば『いじめ』に見えていたと言う人もいたのもまた事実。

要するに、『いじめ』とは親告罪であって、本人がそれと認識していないのであれば、もはやそれは『じゃれあい』でしかなく、周りがとやかく言う筋合いは無いのです。

いずれにせよ、動画を見る限りで真実を見極める事は出来ませんが、ニュースを通じて外野がやいのやいの騒ぐのは全然違うということだけは言えますね。

学校側の見解が「いじめでは無い」としたのなら、普段の学校生活では、彼らには彼らなりの『じゃれあい』方があったのであろうと推察できるわけですから、もはやこれでこの件は終わりにするべきなのです。

むしろ、この様に世間で取り上げられることこそが、動画に出ていた人達に対する『いじめ』。
暴行を受けていた人からすれば、肉体的暴行とは比較にならないレベルの、精神的『いじめ』であると、言わざるを得ません。
「いじめられている人が可哀想」と思う気持ちが、1番の『いじめ』であることを認識しなければいけないのです。

良い悪いで言ったら勿論悪いですが、肉体的な暴力は案外大した事がありません。それよりも精神的な暴力(いじめ)の方がよっぽど心に傷を負います。
肉体的な暴力は見た目は派手ですが、よっぽど重症な傷を負わせるような事でなければ、むしろ清々しいとさえ言えます。その時はそうは思えなくても、時間が簡単に解決してくれます。
今回の件に当てはめるつもりはありませんが、往々にしてそういうもんだという話です。

結局の所、正義の仮面を被った『悪』程タチの悪いものは無いということ。まして、そのほとんどが本人に自覚が無いのなら尚更。

『正義を人に行使する事は、もはや悪である。』

人の数だけ正義があるのだから、自分の考えだけが正しい、という考え方は慎むべきなのです。
その成れの果てが、戦争なのですから。

今回の沖縄のいじめ問題を始め、トランプ大統領の発言に関してもそうですが、テレビなどで流される表層の部分だけを信じて、全体を知った気になって感想を持ってしまう事は非常に浅はかであり、由々しき事態であると私は考えています。

情報は「流れる」と言います。

川の流れを河川敷で眺める様に、俯瞰して物事を見つめることが今の時代非常に重要で、自ら川に飛び込んでしまったのでは、真実を何も知ることが出来ず溺れ死んでしまうことになるのです。


by tm144en | 2017-02-07 03:00 | Comments(2)
2017年 01月 29日

小ネタ3連発

足寒ぃ〜足寒ぃ〜ので、

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買ったったぁ〜\(^o^)/
今更ながらの冬靴☆安物w

安物だけど、温かさは抜群!

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靴底も厚く出来てますが、さらに中敷も厚くなっているので、地面からの保温性を高める造りになっています。
長靴ではしゃがんで作業する時にいずいので、この位のハーフ丈が良いですね。

で、これにさらに、

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羊毛の中敷を重ねて、保温力MAx↑↑↑↑

早速履いてますが、効果抜群ですね☆いやぁ〜あったケェ〜なまらあったケェ〜べ٩( ᐛ )و

なんでもっと早く買わなかったと言われればそれまでですが、むしろ逆に今だから安売りしてるという作戦も、なきにしもあらず。シーズン物は、シーズン外れに買うのが吉ですね☆


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で、そんな新しい靴を枕元に置いていたら、なんとなんと!季節外れのサンタさんが来てくれたではありませんか!?

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青いケースに何が入っているかと思えば、

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ウォ〜〜〜〜〜!!!

ボルトだ〜〜☆☆\(^o^)/☆☆

しかも、結構マイナーなボルトが目白押しだぜ!

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8ミリの頭でフランジ付きのM6で、中えぐれてるやつとか、超〜ポイントたケェ〜!

いやぁ〜、この間のブログで、ちょっとボルト財産を廃棄したことを呟いたら、こんなステキなことがあるなんて!言ってみるもんだ〜\(^o^)/

記事を見てくれた方から、なんやかんや頂くことがありますが、本当有難い話です。


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さて、ボルトセットを頂いて意気揚々としたところで、物置の整理をしていたら、

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ゼプロレーシング出てきたwww
20年位前のエンジンオイルだね〜。懐かしい〜。出光のスタンドで働いてた時に、余ったやつ持ってきたんじゃないかな〜確か。当時リッター2550円してたから、買えるはずがないですね。
スタンドスタッフは、せいぜいツーリングSJだったねw

蓋あいてるし、中身も1リットルくらいしか入ってませんが、100%合成油だから、まだ使えるかな?

あの頃は頑張ってたなぁ〜。
一人でオイル1ヶ月で1000リットル売ったりしてたなぁ〜。今思えば、ちょっとばかり荒業だった気もしますが、まぁ若かったし、そういう時もあるさw

ちなみに、オイルと水抜き剤と添加剤は、会社で毎回1番売ってましたよ٩( ᐛ )وこれ自慢٩( ᐛ )و
それで気を良くして、調子に乗って営業の世界に飛び込んだら、全然違ってコテンパンにやられましたけどねw

あの頃の頑張り、最近超えてないなぁ〜。

後先考えないで無我夢中にやる方が、やっぱ頑張ってる感ありますね。
歳を重ねてくると、後先考えながら、ペース配分考えながら最善の努力をするから、あんま頑張ってる感が無いですよねぇ。

やっぱ、若い頃の頑張りはイイね!

でも、知識のついた今もイイね!

人生悔いなし٩( ᐛ )و


by tm144en | 2017-01-29 05:23 | Comments(2)
2017年 01月 17日

【VANVAN】リアショック分解4 #カヤバ #ゼファー

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さぁ、バラすぜ〜!
でも、 ネタ的には既出なので面白味が無いのですが、、、、

それを面白くしてこそ『だいちゃんガレージ』でしょ!

、、、とハードルを上げる(笑)

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ショック分解作業は、バイスを利用すると非常に楽になりますね。前々から薄々感づいてはいたのですが、なかなか実行に移されてませんでした。
というのは、だいちゃんガレージのこのバイス廻りは、いわば『加工場』となってまして、キリコやゴミクズなどが散乱しており、こういった精密な作業をするのにはまるで向いていなかったのです。

ですが先日、バイス廻りを綺麗に掃除し、以来整理整頓を心掛けてきたので、今回この場所をリアショック整備スペースとして使用することが出来たのです。

整備性が『楽』であるというのは非常に重要で、やりづらい状況で無理矢理行う作業というのは、事故も起きますし、質も低下します。
『バラす』ということを面倒くさがっていては、質の高い整備というのは到底出来ませんし、整理整頓されていない環境での、質の高い整備というのも望むことは出来ません。
とはいえ、先日の記事にもあるように、結果的にはグチャグチャになってしまうのですけどね(苦笑)。ただ、まぁ、始める前から散らかっているのとでは雲泥の差がありますよね。

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ショックのオイルシールが付いている方の蓋を外す時、邪魔なこのアルミのカバーを一時的に抑える小技。
作業に夢中になっていると、意外とこういう気が利かないものなのですが、今回2回目の作業ということもあって、気持ち的に余裕があったので思いついたんですね。

ちなみにこの個体は、バンバンちゃんについてた方の2個目のショックなのですが、

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こちらはフルードが空っぽになってました。ええ。もう、すっからかんです。
フルードが漏れてる形跡は無かったんですけどねぇ。いや、無いこともないですが、もう片方のはいかにも漏れていたので、それに比べてってことですが。

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さて、このサブタンク蓋外し。Cリングを外す為に、一旦少しだけ中に押し込む必要があるのですが、前回はプレスを使用しましたが、今回は、

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ハンマーで叩いて押し込みました。
プラダのゴムの抵抗で動きが固くなっているだけですから、プレスを使う程では無いんですよね。
ハンマーの方が作業が早いです。ただ、少し傷が残りますが。

さて、蓋を少しズラし、Cリングを外したらあとは引っこぬくだけなのですが、前回は長ナットをバルブのネジ山にかませて引っこ抜いたのですが、アレ実はピッチがあっていなかったのです。
確かこのネジ山、1.0か1.25なのですが、長ナットは1.5。なので、ほんの少しだけ噛んだだけの状態で引っこ抜いていたってことなのです。
まぁ、それで外せたわけですし、ネジ山だってバカになってはいませんから良いんですけど、やはりここは『ちゃんとした』物でやりたい所ですよね。

ということで、工具製作。

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ムシ回し付きのバルブキャップ。今回これを利用することにします。
だいたい工具作る時は、まずガレージに転がっている物からなんとかしようと考えます。なので、ガレージ内は「いつか使える」と思って捨ててない物が大量にあります。

余談

昨今の『断捨離』ブームに、私は一抹の不安を覚えるのですが。。。
いわゆる『使わなくなった物を、期限を決めて捨てる』という方法論ですが、捨てた後に「あ〜、あれ取っておけば良かった〜!」ってなったら、泣くに泣けません。私の場合、そういう経験は何度もしてきました。「必要無い」と思われた物でも、本来の用途とは別の形で再利用のチャンスが訪れることが、結構あるのです。

で、ここで重要なのが、一度捨ててしまった物を、再度購入する方法があるかどうか、というのがポイントになります。
再購入することができるのであれば、保存しておくコストを考えて『捨てる』という選択肢もアリだとは思います。

ただ、再購入が不可能、あるいは金額が高い物であるならば、やはり捨てるのは『もったいない』と考えるべき。

また、代替え品を購入しようと思っても、今度は別の問題点が浮上してしまいます。
昨今のホームセンター等に売られている商品は、材質レベルで見た時、全く価値の無い物が殆どです。これは消費者が『値段』でしか価値を判断できなく、しかも『安い方が良い』という間違った物の捉え方をしているのが原因と言えますが、要するに下らない物が多すぎるのです。

リサイクルショップなど行くと、古くなって手放された物が色々売ってますが、材質レベルでみると色々使えるものがたくさんあることに気がつきます。
家具なんかが顕著ですね。プリントが貼られた中身スカスカのカラーボックスと、ちゃんとした木から造られた物では、利用価値がまるで違います。カラーボックスじゃ薪にもなりません。
一昔前は、『高くて良い物』しか売って無かったんですよ。それを、金儲け主義の誰かが、同じカテゴリーの商品で『値段の安い物』を作って対抗したことが元凶と言えるのではないでしょうか。
『高い』にはそれなりに理由があるのですから、そこにちゃんと価値を見出せばよいのですが、いかんせん値段は重要で、やはり安い物につられてしまいます。私も勿論あります。

要するに断捨離の問題点は、『再利用の価値すら無い物を購入した』という所にあり、世の中は『再利用の価値すら与えられない物で溢れている』という所にあるのだと私は考えるのです。

そして、断捨離を推進する人達っていうのは、物を大切にしない心の貧しい人。物に再利用のチャンスを与えるアイデア性の乏しい人だと私は見ています。

やはり、物は大事にしなければいけませんし、大前提として『大事にするだけの“価値”のあるものを吟味して買う』ということが必要なのでしょう。なんでもかんでも買わない。本当に本当に必要な物だけを買う。そして、いよいよ買う時は、とことん吟味して、最上級の良い物を買う。
「安いヤツで良いから買う」と言って買った物は、本当は必要の無い物なのです。つまり、そのうち捨てられる物。そして、安物ですから、材料レベルで見ても価値の無い物。
『物を大事にする』というのは、単に捨てないで使い続けるという意味だけではなく、その物が持つ本質を見抜く力、『慧眼』を持つことだと私は考えます。

ただし、使うと思って取っておいた物はちゃんと保管し、しっかりとリストを作ってきちんと管理しなければいざという時に使えませんから、せっかくとっておいた意味が無くなってしまいますので、もはや捨てたも同然。私はこれがよくあるんです。ただ雑然と取っておくだけなので、いざという時に思い出せない、探しても無い、忘れた頃に出てくる。泣きたくなりますよね(笑)

私は、趣味で色々分解したり組み立てたりしますし、その為の時間も環境も整ってますから、あとは『材料』になる物さえあれば良いので、いらないものでも一応取っておく、というのもまんざらではないのですが、一般の人であれば、まぁそうはいかないでしょうね。1年使わないものは、1生使わないと言っても過言では無いのかもしれませんね。

この話をすると、思い出すだけでも泣けてくるのですが、ガレージの引越しの時ですね。
以前、札幌のガレージを4つ借りてたのですが、今のこの場所に引っ越す時にかなり多くの物を処分してしまいました。それは『いつか使う』と思って取っておいた物たちですが、今になって「あー、あれ捨てなきゃ良かった!」の連続で、殆ど鬱になりそうです。
アルミや鉄の材料もたくさんありましたし、特に痛いのはボルト類の山。ペール缶にいっぱいのボルトやナットやワッシャーやらがあったのですが、あれが超〜〜〜〜痛い!
バイクから取り外した物が殆どですが、あれって地味に売ってませんし、純正で買うとなると高いですからね。
ホームセンターに売ってるボルト類は、バイクではあまり使えない物ですし、いい感じのフランジ付きのボルトとか、いい感じのグロメットとか、そのグロメットの中にいれるカラーとか、、、あ〜〜〜〜今思い出すだけでも泣けてくる〜〜〜〜!!!

その時は「いらねえや!」と思ったのですが、いやぁ〜、その時の私の精神状態が異常でしたらから、仕方が無いですね〜。。。トホホ。。。

、、、、ってか、余談長すぎね!?



by tm144en | 2017-01-17 04:50 | SUZUKI VANVAN90 | Comments(0)
2017年 01月 12日

あの惨劇を繰り返さない為に

初日の出は縁起物。昨年までは拝める事の方が多かったのだが、今年は拝む事が出来なかった。。。。

1月2日。それは起こった。

1月元旦。初日の出ツーリングから帰ってきたのが11時30分。それからすぐに温泉施設に出かけ、一泊。2日の朝、ガレージに戻ってきた。

雪かきの大仕事が待っていたが、まずはガレージ内を暖める為薪ストーブに火をいれることに。
いつものようにダンボールを敷き詰め、灯油をかけようと思ったが手元に無い。そういえば、先ほど温泉から戻って来る途中でポリ缶に買ってきたのだが、それを車に積みっぱなしにしていた。
本来であれば、車はドアを出てすぐに置いてあるが、今は除雪をする為に少し遠い場所に停めていたのだ。

「めんどうくさい」

そう思った私は、火つけはダンボールだけで良いか、とは考えたが、それだと薪に燃え広がるのが遅くなるのでなにか強い着火剤になるものはないか、とも同時に考えていた。

そしてあるものに目をつけた。
『それ』は、つい昨日、怒涛の初日の出ツーリングから帰ってきたばかりのVANVANの荷台に積んであった。『それ』がよく燃える事は知っている。
過去何度か、『それ』を焚きつけにした事もあった。
『それ』の燃焼力は、灯油を遥かに凌ぐ。灯油は、何かに染み込んだ状態でないと着火しないが、『それ』はそのままの状態でも火を近づければすぐに着火し、そしてあっというまに燃え広がる。

一般的に『それ』に火を近づけることは御法度である。そんなことは常識であり、私で言えばむしろその最先端で勤務していた経験すらある。当然、取り扱いの免状すら持っている。したがって、一般の人よりも『それ』の特性に熟知している。

はずだった、、、

私は、VANVANの荷台に積んである、赤い色をした缶を手に取り、おもむろにストーブの中に敷き詰めたダンボールに中身をぶちまけた。
それほどの量は残っていなかった。せいぜい2~300cc位だろう。
それから、その上に薪を重ねていった。いつもの灯油より強い着火材だから、いつもより多めの薪を、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ。

ぎゅうぎゅうに詰め込む作業に夢中になり、ずいぶんと時間が経ってしまった。

そこで、ふと思った。

「あれ?ちょっとヤバくない?」

何がヤバいのかと言うと、『それ』は揮発性の液体であるということ。それはどういうことかと言うと、常温で可燃性ガスが出続ける液体ということ。可燃性ガスとは、つまり燃える気体。LPガスやプロパンガスといった類いと同じだ。

したがって、薪をぎゅうぎゅうに詰め込む作業を行っていたあいだ中、着々と薪ストーブ内に可燃性ガスが蓄積していたのである。

缶から取り出した『それ』に、すぐに火をつけた、あるいは大気中で火を近づけたのであれば、可燃性ガスの量もそれほど多く出ていないので、『よく燃える』程度で済む。
しかし、今の状態はそれとはまるで違う。
可燃性ガスが、薪ストーブ内にパンパンに溜まっている状態なのである。

どうしよう。いまさら、中の薪を全部取り出すのも面倒だし、ま、大丈夫だべ?

そして私は、ストーブの下に設けられている吸気口にガスバーナーの青白い火を近づけた。

、、、

、、、

、、、

、、、

、、、

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それは一瞬の出来事だった。

グチャグチャになった光景を目の当たりにし、しばらくのあいだ茫然自失していた。

煙突は外れ、ストーブのガラスは割れて飛び散り、蓋はひしゃげ、足が外れて本体は倒れ、上蓋は消え、薪が散乱していた。

何が起こったのかは、すぐに理解できた。己の愚かさも痛感していた。
不幸中の幸いだったのは、火が燃え広がるようなことがなかったことだ。
かけた量が少なかったこと。その全てがダンボールに染み込んでいたこと。そして薪をぎゅうぎゅうに詰め込むのに時間がかかり、液体が全て揮発していたこと。

もし、液体がまだ残っていて、爆発の衝撃で飛び散るようなことがあれば、ガレージ中が火の海になっていたことだろう。

人間の愚かさは、『慣れた時』に顔を出す。
どんな行いでも、『慣れた時』こそ注意しなければならない。
『慣れ』や『慢心』こそ、生きていく上でもっとも注意しなければならないことと言えるのだ。


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そして、それが引き金になったことは自明のことだ。
先日の煙突外れ事件である。爆発の衝撃で、2重煙突にしていた内側がゆるくなってしまったのだ。
その時はちゃんと付けたつもりになっていたが、内側を確認するまでには至ってない。その時点で外れかかっていたのだろう。

先日火をつける前に、多少ストーブ本体を動かしたので、その時に完全に外れたのだと考えられる。
煙が、2重煙突の隙間から漏れ出してきたのだ。

そうなってしまっては後の祭り。火をつけてしまったストーブはどうする事もできない。いや、水をかけて消火する事は出来るが、そうすると今度は灰が巻き散らかって大変なことになるので、煙が充満するのと大差ない。火がストーブ内に収まっているのであれば、水をかけるのも賢明とは言えないのだ。

煙の中、汗と涙と鼻水まみれになりならがも、なんとか煙突を接続し事態を収束させるには至ったが、そのあと外で嘔吐するはめにはなった。。。

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あの惨劇を繰り返さない為に。

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まずは、煙突をしっかりと固定しなければならない。
というか、そもそも煙突はそう簡単に外れるものではない。重なっている部分はズレないように出っ張りがついているからだ。

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しかし、煙突が劣化して緩くなっており、出っ張りを乗り越えてしまったのである。
煙突を新しくするのが一番ではあるのだが、煙突そのものはまだ使えるので修復することにした。(こうした行いが事故の元なのだが、、、、懲りてないようだ)

要するに外れなければ良いのだから、

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リベットで固定すれば良いのだ。
通常のリベットはアルミ製なので、高温になる煙突には使用出来ないが、このリベットはステンレス製なので問題は無い。
ただし、かしめる力が尋常じゃ無いほど固いので、リーチの短い安物のリベッターでは、両手でリンゴを握りつぶす位の握力が必要になる。

しかもそれほど固いと、カシメた後に後ろから抜けてくるピンが、まるで鉄砲玉の様に飛んでくるので、失明だけは注意しなければならない。

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ドリルで下穴を空け、

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リベットで固定。
今回緩くなっていた箇所だけではなく、垂直につながっている所を全て固定。
外れないよう念のためでもあるが、この後の作業のやりやすさにも関わってくる。

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そう。2重煙突を被せる時に、煙突が固定されている方がやりやすいのだ。

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先に煙突を通して、一旦固定し、

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L字缶でストーブと煙突を固定し、耐熱シートを巻く。

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耐熱シートに、ゆっくりと外側の煙突をかぶせていく。

そしたら脚立に上がって、

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上側の隙間に耐熱シートを押し込んでいく。

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全部押し込んで完了となる。

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1週間振りの2重煙突。やはり、2重煙突じゃないと、なんか火力が弱くてダメだったんですよねぇ〜。

ーーーーーーーーさて、せっかくなので、煙突の掃除もします。

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煙突キャップもススで詰まってました。

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当然、煙道もススだらけになっていることでしょう。

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大惨事!!

居酒屋の仕事が終わった後、今度はススまみれになって煙突掃除。
なんでこんなに大変な思いを、わざわざ味わっているのだろうか?笑

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勘弁してケロ


by tm144en | 2017-01-12 05:50 | 薪ストーブ | Comments(4)