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2017年 08月 15日

【DB7】汗をかき 雨にも打たれ 出る涙

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よし、出発進行!!

「カツカツカツカツカツカツ、、、、」

ああ、やっぱダメだ。バッテリーが死んでる!
しかし、もうツナギも着て準備万端の状態。ここで引き下がる訳にはいかんのだよ!

とりあえずジャンプしてエンジン始動。走ってるうちに充電されるだろうし、サクッと厚田行って帰ってくるだけだから、エンジン止めることもない。

故に、これでイケる!!

走り出しは順調。
メーターもチェーンスライダーも問題は無さそうだ。
久しぶりの姫の感触も「キモチイイ」の一言に尽きる。

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出発してから、10KMにも及ばない地点でそれは起こった。一時停止からのスタートで、あろうことかエンストしてしまったのだ。
乾式クラッチのテスタストレッタエボイルツィオーネ。アクセルのアテ方が弱いとエンストしてしまう。

いやいや、お恥ずかしとセルボタンを押すと、

「カツカツカツカツカツカツ、、、、」

え?ウソやん?

「カツ、、、、カツ、、、、」

あ、完全に死んでもーてる。

完全に死んでもーてる!!

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不動車。
動かないバイクは、ただの鉄の塊。

、、、いや、姫はジュラルミンとクロモリとカーボンとチタンと鉄のカタマリ。

はぁ。アリアント。完全にご臨終だ。2シーズンでダメにしてしまった。30000円。。。

というか、とりあえずエンジンかけねば!

オトコなら、まずは押しがけ!
ちょっとした傾斜を利用して、押すこと1km。

なんどやってもエンジンがかかることはなかった。。。。

いくらスリムな姫とはいえ、170kgのマシンを合計1km全力疾走で、しかもレーシングツナギの姿で押したのですから、もはやこの時点で今日の私は終了。

全身汗だくで精も根も尽き果てた私は、ロードサービスを呼ぶ為アイパッドで現在地の住所を確認していた。
するとそこへ、ウエスタンハットを頭に乗せたダンディーなお方に声をかけられた。

「どしたんすかー?」

「いやぁ〜、バッテリーあがっちゃって、今ロードサービス呼ぶとこなんすよー」

「バッテリーっすか?だったら、ジャンプしますよ?」

「いやぁ、でもロードサービス呼ぶから大丈夫です」

「すぐ来ないでしょう。ウチすぐそこだからジャンプしてあげますよ」

「え〜、マジっすか!じゃぁ、お言葉に甘えてお願いします!」

という展開に。
そのダンディーなお方は昔ビューエルに乗っていたそうで、私がバイクを押している姿を見つけて声をかけずにはいられなかったのだそうだ。

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ジャンプコードのクリップが、トラック用のどデカイやつだったので、一瞬カウルの隙間に入るか心配でしたが、思いの外姫はガバガバでなんとか入りました。

ジャンプ一発リポビタンD。
エンジン始動後は雑談もままならず、礼もそこそこにそそくさと退散。

バッテリーへの充電はされないものの、走行中に止まるような末期的な状態でもない為、エンストにだけ細心の注意を払って、目的地の自慢の丘を目指します。
そう。今日は何が何でも、姫を自慢しに行くんだ!!

、、、が、雨、雨、そして雨。

肝心の厚田山道が雨だったので、楽しいコーナリングはオアズケ。ただただ距離を重ねるだけの走りとなりました。

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やっとの思いで自慢の丘についたものの、この天気。自慢されてくれる他のライダーは一人もいませんでした。
エンジンをかけたままさっさと写真を撮り、そそくさと退散。

またしても雨の厚田山道を走り、ガレージへと戻りました。

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一難去ってまた一難。

メーターの出費の次は、バッテリーですか。

もう、お金無いです(涙)



by tm144en | 2017-08-15 04:22 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2017年 08月 01日

【SHERCO】(第0回)レッツレッスントライアル

はい。というわけで、乗ってきましたよ☆

シェル子の

初!

そして実に

8年ぶり

となる、トライアル。

そうなんです。アノ時以来なんです。
フットブレーキレバーと共に、ポッキリ折れてしまった私のトライアル熱。

しかし、8年の時を経て遂に復活!

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場所は、tmでおなじみの早朝河原。ガレージからすぐ入れる場所なので、ナンバー無しでもオッケー(?)

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川っぷちとなる、奥の方へ進入します。

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河原でお馴染みの、斜辺凸凹コンクリート。ここをまっすぐ横切るのも、そこそこ大変です。

しばらくは、久しぶりのトライアルの感触を味わいつつ、ターンやらフロントアップなんかを適当にやっていました。
8年ぶりのトライアル車なので確かなことは言えませんが、以前乗ってたBETA REV3と比べて乗り味がトゲトゲしい印象を受けました。REVの方がもう少しマイルドというか、素人向けという印象。

ただし、REV3は2000年モデルですので、レーサーマシンとして17年分の差があります。
車重も軽くなってますし、サスペンションの動きも全然違います。

つまり、これの意味する所は、『私の様なシロートが乗るマシンでは無い』ということ。

まぁ、そんなことはハナから分かってることですので、みなまで言うなと。

さて、単なる平地で地味な練習ばかりしていると、すぐに飽きが回ってしまうので、なにかセクションになるものは無いかと探していると、、、

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見つけました☆

『フローティングターン』の絶好の練習場所です。

フローティングターンとは、、、



こういうヤツ。坂や壁をキッカケに利用して、マシンを180度向き変えするという技です。
ちなみに、8年前の私はなんとか出来てました。

ところが、、、

やっぱねぇ、時の流れは無常ですわ。8年もサボると全く出来なくなりますね。完璧にマスターするレベルならまだしも、出来たり出来なかったりのまぐれレベルでしたから、仕方ないですね。

まぁ、これから練習してまた出来る様になればいいだけです!

ーーーーという訳でお次のセクション。

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無造作に置かれたコンクリートブロック。
あんなことや、こんなことの練習に使えますが、まずは超初級編ということで、フロントアップしたまま超えるというもの。
ポイントは、リアタイヤがブロックに当たった時に抜重することです。そのままいくと、リアサスペンションに吹っ飛ばされてしまいます。

ーーーそして最後は、

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階段の上り下り。
まぁ、これは普通にできますね。

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というわけで、今回は偵察を兼ねての肩慣らしということで、本格的に練習するといったものではありませんでした。
というかそもそも、寡黙に練習するのって好きじゃ無いし、人に教えられるのも好きじゃないので、一生トライアルは上手くならない、なりようが無いタイプの人間なのですが、それでもどの位の成長ができるのかをこのブログに残せていけたらと考えております。

練習風景を動画に記録したので後日アップしようかと考えていたのですが、クッソ下手クッソなライディングを皆さまに晒してどうすんだ!?という思いもあるわけで(苦笑)

あと、練習には転倒が付き物ですが、どう考えても今の段階で可愛いシェル子をキズモノにする勇気は全くありませんので、その点から考えても絶対上手くなりようがないですよね。

いつか、いつの日か、転んでキズモノにしてしまうその日までは、はれものを触る様に大事に大事にしていくんでしょうねぇ(笑)
なんだろう。なんか、「いつかくるその時まで」みたいな、なんかこう、父親が娘を嫁に出す時まで、みたいな、そんな感じ?
嫁に出すことが正義なんだと頭では解っていても、心が追いつかないという隔靴掻痒の思い。

ああぁ。いつかくるんだろうか、そんな日が、、、、

悲しいなあ、、、


by tm144en | 2017-08-01 06:17 | SHERCO ST250 FACTORY | Comments(2)
2017年 07月 23日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(第5話)〜本土帰還編〜

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さらば、礼文島。

続きはコチラ

by tm144en | 2017-07-23 04:17 | BMW G650x challenge | Comments(2)
2017年 07月 22日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(第4話)〜礼文島後編〜

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午前3時。夜中じゅう降りしきっていた雨は、いつしか止んでいた。


続きはコチラ

by tm144en | 2017-07-22 06:26 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 21日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(第3話)〜礼文島前編〜

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礼文島。
稚内の西方60キロメートルの日本海上に位置する島で、地名の語源はアイヌ語のレプン・シㇼ=repun-sir(沖の・島)からきている。
面積は81.33㎢で、北海道で上陸できる島の中では利尻島、奥尻島に次ぐ3番目の大きさの島である。
高山植物が多く、別名『花の浮島』とも呼ばれている。

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車両甲板のゲートが解き放たれ、間も無く下船の時がやってきた。
そう。この先に広がるのは『花の浮島』。

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『ようこそ礼文島へ』の看板に歓迎され、私は初めての礼文島へと降り立った。
なんの事は無い。そこは基本的に北海道。降りた途端に蒸し暑いだの、ココナッツの香りがするだのといったことは無い。

天気は小雨。せっかくの『花の浮島』は、『霧の浮島』になっていてことごとくツイないと思ったが、実はそうでもなかったようだ。

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その頃札幌方面では、記録的な大雨に見舞われており、洪水の危険性さえあったのだ。
運良く、それほどの厚い雲から逃れてきたと言えるのかもしれない。もしくは、その雲が道北の方まで伸びていたっておかしくはなかった。

いずれにせよ小雨程度で済んでいるということは、運が良かったのだ。

しかし、ここで重大な問題が発生した。ヘルメットのシールドが曇ってしまい、まったく視界が確保されない状態になってしまったのだ。
シールドを開けた状態では、小雨が目に当たるのでとても開けていられず、かといって閉じれば曇って視界ゼロ。

これでは完全に走行不能と言える状態である。全くもって準備不足というか、ヘルメットの性能が悪かったとしか言いようが無い。せめて曇り止め剤でも塗っておけばまだなんとかなったのかもしれないが、それも後の祭り。

そんな状況ではあったのだが、とりあえずは予定通り礼文林道を目指すことにした。

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霧が掛かって見通しが悪いが、それよりもトレッキングの旅人が多く出現し、とてもスピードを出せる状況ではなかった。まるで、私の方が走ってはいけない場所を走っているかのような気分にさえなった。

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晴れていれば、遠く利尻島を見渡せるはずなのだが、あいにくの天空の城状態。

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7km程の林道を走り終え、海沿いの道に出て北上した。
礼文島の海沿いの街並みは、北海道本土のそれと同じであった。

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依然としてシールドの視界不良は続き、雨が止まない限りはまともな走行は出来ないと判断し、早々にキャンプ地入りすることにした。

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久種湖畔キャンプ場はこの日は風が強かったので、タープは低めに設置し、テントの出入り口付近のみを覆う位置に張ることにした。

テント設営の準備が整ったら買い出しである。

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近くに漁業組合のスーパーがあったので、助かった。豊富な食材が揃っていたので、食べたい物を購入することが出来た。

レジの人に近くに温泉か銭湯は無いかと尋ねると、無いという返事が返ってきた。温泉は、フェリーターミナルの方にしか無いのだそう。

失敗した。温泉どころか、銭湯すらも無いとは。
雨でびしょ濡れの状態で、このままテントで過ごすのは体力的に厳しいものがある。風邪をひいてしまってはお話にならないので、なんとか体を一旦全快まで温める必要がある。

かといって、今からまた20kmを南下してフェリーターミナルまで行く気にもなれなかった。

そこで、かくなるうえということで、キャンプ場のシャワー室を利用することにした。
そう。実はキャンプ場にシャワー室が完備されているのだ。

だったらそれで良いじゃないか、という所なのだが、これがそうもいかない。
15分100円で利用できるのだが、15分100円1人1回のみなのである。

服の着脱も含め、15分で全てを終わらせなければならないのだ。
下手に体を濡らし、返って湯冷めしたのでは本末転倒。体の芯まで温める必要があるのだ。

とはいえ、しのごの考えていても事態は好転しない。一か八かシャワーに入ることにした。

なるべくシャワーの温度を上げ、タイマーを見ながらギリギリの時間までとにかくシャワーを浴び続けた。
延べ10分は浴び続けただろうか。汗が止まらない位に全身が温められた。
素早く体を拭き、シャワー室を掃除し、律儀に15分きっかりにシャワー室を出ることが出来た。

体の芯は温められたままの状態で、それでいて汗が引いたタイミングを見計らって、テントの中に潜り込んだ。
天気が良ければこんなにも気を使うことは無いのだが、気温が13度程しかなかった為、ある程度気を付けないと風邪を引いてしまう。
しかも、今回は温かい上着や肌着を一切もってきておらず、インナープロテクターとゴアテクスのウィンドブレーカー、そしてエンデューロジャケットとジャージのみという無謀な格好できてしまった。
いつもなら、かならずヒートテック系の温かいインナーを着用してくるのだが、7月前半の30度超えの日々が、私の正常な判断を狂わせた。

暑さはどうにでもなるが、やはり寒さには気をつけなければならない。
今まではいつもそうしてきたのにも関わらず、今回はしくじったと言えよう。言い訳は色々あるが、要するに『しくじった』のだ。


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嘆いてばかりいても楽しく無い。
美味しいものを食べれば、全ては報われる。

豚のバラ肉400グラムと、ニラ、タマネギを用意。

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キッチンバサミで適当なサイズにカット。

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その間に、土鍋で米を炊いておく。

米が炊き上がったら、蒸らす時間を利用して、

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肉、野菜の順に鍋で炒める。

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調味料はタレびんに小分けにして持参してきた。
今回は醤油とみりんだけを使用する。

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ガチ調理器具による、豚バラ炒め定食の完成。
テントの中で食べる、豚バラ炒めをおかずに半年振りのビールと炊きたての土鍋ご飯。
これ以上の幸せがあるだろうか?
先ほどまでのシールドが曇るだの、寒いだのなんだのということは、もはやどうでも良いことになってしまった。

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ちょっと多いかと思われた400グラムの肉もあっという間に平らげ、至福の満腹を堪能したのであった。

そしていつしか、夢の中。。。


by tm144en | 2017-07-21 07:12 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 20日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(第2話)〜乗船編〜

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乗船手続きを済ませた。稚内からの片道、6290円。往復で12580円だから、ガソリンに換算して86リットル。それだけあれば、チャレンジなら1634kmも走る事ができるのだ。

すなわち、それに相当するだけの『何か』が、礼文島にはあるのだろう。。。

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出発の30分前までに、埠頭の方へ移動するよう指示を受けた。

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遠くに見えるのが、稚内で有名な防波堤ドームである。

そして、まもなくして、

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来た、、、

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私を『楽園』へと導く、

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船だ。。。

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さぁ、開かれしゲートへ、いざ行かん!!

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ハートランドフェリーでは、バイクはロープで縛られている。船員が1台1台丁寧に作業を行ってくれた。
基本的に、フロントは左右のフォークかハンドル、リアは左右のシートフレームの計4カ所で固定され、タイヤには輪止めが当てられる。

私のチャレンジは、ビックタンクが邪魔でフォークにかけることができなかったので、左側はフロントのタイヤで固定されることとなった。

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甲板から船内へと続く、薄暗い通路を抜けると、

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煌びやかで豪華な、、、とはお世辞にも言えないが、2時間の旅には必要にして十分なデッキへと繋がった。

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2等なので、雑魚寝の相部屋。
たった2時間なので、全く問題無い。それに、そもそも船内に留まっているつもりなど毛頭無い。

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外にも椅子が並べられているので、ここで座って2時間過ごすのも良いだろう。

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1等ラウンジが見える。先ほどの階段を登るとこちら側の客室に行けるのだが、厳重に立ち入りが禁止されており、2等客人との格差が敷かれている。

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汽笛が鳴り響き、いよいよ出発の時がきた。
この時を、、、この時を待ちわびた。。。

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埠頭からゆっくりと離れた船は、

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やがて左へと旋回し、

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まるで引き寄せられるかの様に、まっすぐとその舳先を礼文島へと向け、ただひたすらに、、、





by tm144en | 2017-07-20 05:46 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 19日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(第1話)〜北上編〜

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16日朝5時。なんとか出発にこぎつけた。
土曜日の仕事。早めに終わらせ、余裕を持って稚内を目指したかったが、ギリギリの時間に15人ものお客さんが来店されそれもオジャン。

事前にある程度の用意をしていたから良かったものの、それでも精神的に圧迫されながらクラッチを繋くこととなった。

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札幌から稚内まではおよそ330km。
フェリーの時間が11時なので、時速60kmペースで走れば間に合う計算ではある。
経験上、80kmペースでも走れるので、余裕で間に合うはずである事は確かだった。

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しかし、道中なにがあるか判らない。早め早めの行動は然るべきだが、それよりも増して『時間制限付き』という無言のプレッシャーが、私を焦らせた。

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最初の1時間は60km。最低限のペースは達していた。
しかも、最初は札幌市街を抜けるのに信号で無駄に止まるハメになる。このあとはほとんど信号はないので、ペースは必然的に上げられる。
よっぽどの事が無い限り、フェリーに間に合う事は確信した。

だが、実は間に合えば良い、ということでは無い。

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睡眠をとっていないのだ。というか、休憩すらもままなっていない。12時間の仕事を終え、そのまま取る物も取り敢えず出てきたのだから無理もない。

予定としては、フェリーを待つ間にターミナルで数時間の仮眠をとるつもりでいたのだ。
礼文島に着いてからはタイトなスケジュールで島を巡らねばならないし、フェリー乗船中も寝るわけにはいかない。なんせ、フェリーに乗る事が今回最大の目的なのだから、寝てしまっては本末転倒。

だから、1時間でも早く稚内に到着し少しでも長く睡眠をとる事は、安全なツーリングを達成させる為にも至上命題となる。

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留萌まで2時間掛からなかった。
ここまでくれば、稚内まではあと182km。

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最初の1時間は60kmペースだったが、次の1時間は90kmペースで来れた。まずまず快調と言っていいだろう。

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留萌を越えた辺りから、海を肌身に感じる様になる。

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だが、先を急ぐ私に、そんな情緒的な余裕は無い。
今回はとにかく、フェリー乗船及び礼文島を満喫する。これに尽きる。北海道本土はまたいつでも走れるのだから。。。

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だが、そんな想いに文字通り暗雲が立ち込め始めた。


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そもそも曇り空で、パッとしない天気ではあったのだが、ここにきていよいよ路面が湿り出してきた。
霧雨による視界不良。路面の状況も悪くなる為、ペースダウンが余儀無くされる。
ここまで良いペースで走ってきているので、ペースダウンが致命傷になることは無いが、ただ単に睡眠時間が削られることになる。

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サロベツの風車も、まるでカリン塔を連想させるかの様に、その頂点が見えない。

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奇々怪々としたその姿に不気味さを覚えながらも、今はとにかく右手の力を抜く事はしなかった。

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先が全く見通せないのは、現実のこの視界だけではなく、今回のツーリングにもリンクしているのだろうか。。。

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当然、利尻島は見えない。

思えば去年のロングツーリングの時も、霧雨だった。あの時はDB7だったからなおさら虚しかったのをいまでも覚えている。コーナリングを楽しむ為に生まれたマシンで、コーナリングで寝かせられないのだから。
今回はチャレンジだからまだ良い。走りそのものは、ロードに関しては特に面白いということは無いし、汚れだってむしろ勲章のマシンだ。

だが、食べ物も人との交流も主眼に置かない私のツーリングは、景色を堪能する事が一番の目的なのだ。
青い空と青い海をこよなく愛する私から、この曇り空はその全てを奪い去ってしまう。

だから、私に残されたものは、もはや『行ってきた』という既成事実を作ることだけ。
そう。それだけ。。。

ーーーー9時丁度。

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稚内のフェリーターミナルに、無事到着する事が出来た。
船の出航まで3時間ある。食事も睡眠も乗船の準備も、その全てを余裕を持って出来る。

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乗船の受付は9時50分からとのことなので、まずは空腹を満たすことに。

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近くのセイコーマートでお弁当を買い、ターミナルの隅っこのベンチでムシャムシャとかっこんだ。
そして、束の間の睡眠を取った。礼文島の晴れ間を願いつつ。。。


by tm144en | 2017-07-19 05:00 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 16日

【チャレンジ】フェリー乗りたいんだツーリング(実況編)

16日5:00
自宅出発
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時間が無い〜!ギリギリダァ〜!

今から5時間以内に、330km先の稚内まで行かねばならぬ〜!
フェリーに間に合うのか〜??

16日9:10
稚内フェリーターミナル

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着いたどー・:*+.\(( °ω° ))/.:+

16日11:15
海上

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さらば北海道。。。

16日16:00
礼文島久種湖畔キャンプ場

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天候不良と準備不足により、今の所礼文島を1ミリも堪能しておりません。
今日はメシ食ったらすぐ寝て、明日に賭けます。


17日8:50
海上

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堪能した。礼文島を全力で、、、

したっけ!


17日17:30

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温泉はいんべー!


18日2:00

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帰還。
旅が終わった。。。



by tm144en | 2017-07-16 05:08 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 13日

【チャレンジ】よっしゃ!行くぜ礼文島(下調べ編)

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というわけでありまして、今回のツーリングは礼文島を目指すことにしました。
礼文島は北海道の最北端である稚内と海を挟んで隣にあり、利尻島と並んでいる島です。

北海道を散々走り尽くしてきた私ですが、実は島に渡った事はただの一度も無いのです。
礼文島は、子供の頃家になぜか礼文島のキーホルダーが落ちていたので、その頃からなんとなく憧れを抱いていました。島を象ったものに『礼文島』という文字が刻まれているだけのキーホルダーでしたが、いまだに記憶に残っているのです。キーホルダーの力は侮れませんね。

今度の土曜日の仕事終わり、そのまま寝ないで稚内まで走り、11時のフェリーに乗ります。
モントークなら4時間で着くので、朝イチのフェリーでも間に合うのですが、チャレンジはそこまでのペースで走れないと考えられるので、余裕をもって11時にしました。ただ、予約は必要ないので、乗れたら早いのに乗るって感じですね。

12時間仕事した後に、330キロを駆け抜ける。
私の12時間エンデューロは、既に始まっているのです。

(余談)

コースレイアウトにもよりますが、チャレンジで12時間エンデューロ参加したら、ソロ参加休憩無しで走りきる自信あります。マジで。
滝野〜登別間の林道往復300kmを、仕事終わりに8時間位で走ったことがありますので。
チャレンジなら、確実に出来ます。
ただし、18時から6時の12時間に限る。


ーーーーーさて、11時のフェリーに乗り、礼文島に着くのは13時。そこから4時間程で主要ポイントを廻ります。
まずは、フェリーターミナルからすぐにある林道を走り、北に向かいます。フェリーターミナルよりも北に位置する岬、展望台、道を制覇し、19時頃までにはキャンプ場に入ります。キャンプ地は『久種湖畔』を予定。

翌日、フェリーターミナルより南側の残された展望台や岬を廻り、11時頃のフェリーにのって本土に戻ります。礼文島滞在時間は24時間ということになります。

稚内到着は13時頃。それから屈斜路湖を目指し、和琴半島キャンプ場にて2泊目のキャンプを予定。
本土は特に今回めぼしい所は無いのですが、まぁ知床をチョロッとかすめて標茶、阿寒辺りを通れば、もう満足ですね。
屈斜路湖は鉄板。期待を絶対裏切りませんから、安心して行けます。

今回のテーマは4つ。

1)ガチシリーズ3点セットによる自炊
2)フェリー乗船
3)礼文島制覇
4)和琴半島でのキャンプ

このなかでも特に楽しみなのは、実は『フェリー』。
船に、、、船に、、、、船に乗りたいんです!!

ーーーー思い起こせば4年前。毎朝当たり前に船に乗っていました。身体全体で感じる潮の香り、波の音、船の揺れ。
普通の人ではなかなか経験し得ない、貴重な貴重な体験の日々。
たったワンシーズンだけの鮭漁でしたが、一生の思い出、、、いや教訓、人生の哲学を学びました。
生きる事の大変さと大切さ。海から、親方から学んだ事は計り知れません。

しかし、毎日の喧騒の中、慌ただしく時間だけが過ぎ去り、気がつけば4年の歳月。
いつしか忘れゆくあの頃の想い。

今回の旅は、それを拾いに行く。。。


by tm144en | 2017-07-13 04:41 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2017年 07月 12日

【チャレンジ】キャンプ準備(その2)

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燃料バイパス部分、ちょっと漏れてますねぇ。。。
ハルンケアで治るかな〜?

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パッキングしてみました。

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さすがに、ガチシリーズ3点セットをパニアに詰め込んだので、折りたたみ椅子が収納できなくなってしまいました。

ちなみに今回は、OGAWA製の小さい椅子。
数年前の、屈斜路湖クッキンツーリングの時は、

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リクライニング式のガチ椅子を持参しました。この時は屈斜路湖畔に連泊するという目的でしたので、椅子の快適性を重要視しましたが、今回のツーリングはやや時間に追われる内容になるので、椅子は食事の時にしか使えないと判断し、コンパクトな物をチョイスした次第です。

コンパクトな調理器具を持参すれば、この椅子もパニアケース内に全て収める事が出来るのですが、今回はそうはいきません。
とはいえ、実はトップバックを付けていますが中には何も入っていません。
最終的には、充電器やら細々したものを入れる事になるのですが、今回はパッキングにあまり神経を使いたくなかったので、収納に余裕を持たせた結果と言えます。椅子をパニアの上に取り付けたのも、その理由からです。

その代わり、今回はあまり激しい走りはお預けになりますね。。。

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パニアケース内も、全然余裕があります。蓋もかぶさるように閉めるタイプなので、多少はみ出しても大丈夫になっています。
天面が平らで、なおかつ固定用の取っ手が4箇所も取り付けられているおかげで、収納力はもはや無限。バイクのパフォーマンスを無視すれば、モンキー1台積むことも出来そうです。折りたたみ自転車なら余裕ですね。あとは、ガチ布団とか(笑)

ちなみに、DUCATIのロゴが付いたものは折りたたみ式のリュック。これがかなりの便利グッツです。
キャンプと言えばスーパーなどで買い出しが必須ですが、その時に買った物を運ぶのに活躍します。
パッキングは基本的にギリギリですから、コンパクトに折りたためるリュックがあると便利なだけで無く、安全な走りにも寄与しますね。

さーて、さてさて、どこ行く?


by tm144en | 2017-07-12 06:43 | BMW G650x challenge | Comments(2)