<   2016年 09月 ( 23 )   > この月の画像一覧


2016年 09月 29日

【チャレンジ】さよなら岩間温泉ツーリング(最終話)

「ところで、岩間温泉には無事行けたのですか?」

「それが、行けなかったのです。」

「1%の確率も?」

「1%、、、いや、それ以上の確率はあった。でも行けなかった。」

「それは、なぜ?」

「進まないことが、正解だった。」

「あなたは嘘つきですね。1%の確率があれば、進むと言った。残念です。」

「いえ、解っていないのはあなたです。確率1%を100%に変換する為に、時として退くこともある。」

「言い訳ですか?」

「命ある限り、挑戦することを許される。確率1%を1%のまま遂行することは、無謀と言うのです」


e0159646_4433289.jpg


やはり、だ。

日勝峠の通行止めの時点で、薄っすら予想はしていた。
そして然別湖の時点で、その予想は確証へと変わる。

とはいえ、引き返すつもりなど毛頭無い。今まで幾多の通行止めを走破してきた。物理的に走行不可能な場所で無い限り、走破出来ない道など無い。

その気丈な思いは、ゲート進入直後に打ち砕かれることになる。

e0159646_453411.jpg


道が、無くなっていた。そう、完全に。

通常、通行不能とはいえ、そこには道のようなものがある
しかし、ここに、『それ』と思わしきものを、全く見つけることが出来なかった。

つまり、どちらの方向に進むべきかすらも判断できない。

ただ、道は無くとも、地面はある。物理的に走行不可能な場所ではない。であれば、とりあえず辺りを探索してみるに他ない。

e0159646_458191.jpg


長年培ってきた、山の中での勘、そう『山勘』で、道のようなモノは発見した。
しかし、それはあまりにも険しい。

e0159646_524685.jpg


逆側から見ると、その険しさがよくわかる。
車一台分の道幅が、おそらく大雨による増水の影響だろう。山肌がえぐり取られているのだ。

要するにこうだ。遠くに見えている川が増水し、

e0159646_61566.jpg


辺り一帯がこのように浸水していたと考えられる。
かつて道だったその場所は、いまは『空』となっている。。。。

さらに奥へ進むと、

e0159646_553676.jpg


かなり太い倒木が道を塞いでいた。しかも斜めに。

これは、だめだ。
難所が多過ぎる。現在時刻と、今回の装備では到底進むことは出来ない。
フラットダートを鼻歌まじりに走るつもりでしか来ていなかった。

しかし、ここまでの感じで、行けない事も無いとは思う。山の中での勘ではあるが。
私にとっての盤石の態勢。軽量な250ccクラスのマシンに、ちゃんとしたオフロードウェアー。数台の編制でもって、早朝からアタックすれば、まだまだ先へ進むことは出来る。

しかし、日が傾き始めた頃に、一人で、重量級のマシンとマイナスの気温でも走れるウェアーでは、到底アタック出来ない。

悔しい気持ちもあるが、ここは退くことこそ賢明。

岩間温泉への道のりは、わずか数百メートル程で断たれたのであった。。。

e0159646_5223512.jpg


さて、温泉に入りたい。そのつもりでここまで来ているのだ。
近くに『幌加温泉』という所がある。そこは有料の温泉宿なので、今まで特に行こうと思ったことは無かった。ここまできたら、当然岩間温泉に行っていたからだ。

しかし、その岩間温泉に行けなかった以上、向かうべきはそこしか無い。

e0159646_5255124.jpg


幌加温泉の『鹿ノ谷』という温泉宿。
その名にふさわしく、

e0159646_5264428.jpg


鹿がウロウロしている。

ーーーー気さくな婆さんが出迎えてくれた。感じの良い婆さんだ。
500円の入浴料を支払い、中へと入る。

e0159646_5284019.jpg


なんともノスタルジックな雰囲気。「まるでタイムスリップしたかのよう」という、まるでセンスの無いワンフレーズが出てきてしまう程、時の止まっている空間。

実はここ。混浴。
脱衣所は別になっているが、中の風呂は一緒になっているのだ。

カノジョがいる人は、知らないふりして是非来ると良い。きっと素敵なものが拝めるはずだ。。。

e0159646_5324423.jpg


内湯は人(男)が入っていたので無理だったが、露天は誰もいなかった。
石で組まれた浴槽は、岩間温泉のものとよく似ている。

e0159646_5342043.jpg


泉質は、やや乳白色だが岩間温泉のものよりは透明度が高い。

というか、ここには内湯も含め4つの浴槽があるのだが、そのそれぞれは泉質が異なる。
内湯にはナトリウム泉、カルシウム泉、鉄鉱泉、露天は硫黄泉となっていた。
よく見ると、山奥からホースで源泉を引っ張ってきている様子が窺える。

岩間温泉もそうだが、ここの露天は日よけが無いので、入浴中は日差しをモロに受けてしまう。
そこで取り出したるは、

e0159646_5391090.jpg


傘。
これを日よけにして、ゆっくりと湯船に浸かるのだ。

途中、若いカップルと老夫婦が入ってきた。
老夫婦はさておき、若いカップルは文字だけ見れば、、、だが、、、、まぁ、理想と現実とは常に解離性があるもので。。。

e0159646_5435793.jpg


気がつけば、葉が色づき始めている。
日中の最高気温も、そろそろ20度を越えなくなってきた。

e0159646_5474660.jpg


岩間温泉への林道は、改修されるのだろうか。

e0159646_5484521.jpg


今回の台風雨の影響は、私の想像を遥かに超える、甚大な被害をもたらしていた。

e0159646_550045.jpg


日勝峠や三国峠などの、主要国道でさえ通行止めになる程の事態。
岩間温泉への林道など、優先順位としては一番下の方と言える。

e0159646_5523170.jpg


もし、諸々の状況が整えば、再度岩間温泉への道をアタックしてみようと思う。

e0159646_555821.jpg


その時はチャレンジか、はたまた、、、

by tm144en | 2016-09-29 05:57 | BMW G650x challenge | Comments(2)
2016年 09月 28日

【チャレンジ】さよなら岩間温泉ツーリング(第3話)

「なぜ、危険を冒してまで先へ進もうとするのですか?」

「私は、例え1%でも確率があるのなら、進むことを選択する。」

「必ず帰ることが使命なのでは?」

「私には、1%の確率を100%に変換することが出来る力があるのです。」

「それは、勘違いというものではないでしょうか?」

「勘違いであるかどうかは、私の未来が証明してくれるでしょう。」

「御武運を祈ります。」


e0159646_4554738.jpg


完全に崩れていた。

来たのは台風ではなかったのか?これではまるで大地震ではないか!?

e0159646_504791.jpg


アスファルトは完全に崩れ落ち、そこはもはや崖。

e0159646_514210.jpg


なぜ、台風の影響でこんなことになってしまうのだ?
アスファルトを敷いている、土台の土が完全に持って行かれてしまったのだろうか?
もしや、ちゃんと盛り土が行われていなかったのではあるまいか?アスファルトの下は空洞だったのか?

様々な疑問がよぎる。
しかし、今の私が考えるべきは、『なぜ』ではなく『どのようにして』である。
両車線分のアスファルトが完全になくなってしまっている以上、もはや通行は不可能と思われたが、僅かに光明が差しているのを私は見逃さなかった。

e0159646_5123611.jpg


幅30cm、長さ15m程の、それはまさに『一本橋』。
一本橋走行は、大型自動二輪免許の必須項目である。つまり、一本橋を走ることの出来ない者は、大型バイクに乗る資格が無いということ。

試験の場合、十秒以上かけて渡らなければいけないが、今回はそのようなルールは無い。つまり、試験よりも簡単であるということ。
なにより重要なことは『視線』。ライダーの『視線』で、マシンの進む方向が決まる。つまり、間違っても崖の方を見てはいけない。
見るべきはまっすぐ前。むしろ、比較的落差の少ない左側にやや視線をむけ、落ち着いて走行しすれば造作も無いことである。

自称、経験豊富な上級者ライダーなだけはある。無事に渡りきることができた。
なーに、楽勝楽勝。

だが、もう2度と渡りたくはない。。。

ーーーー恐怖の一本橋からさらに進むと、至る所で道路が陥没していた。

e0159646_52419.jpg


e0159646_525292.jpg


難所だったのは最初だけで、あとはバイクであれば容易に走行出来る程度ではあったが、予断は禁物である。アスファルトの弱っている部分を踏んで、2次災害の危険性も十分に考えられるからである。

あまり調子にのらず、慎重にマシンを進めた。

e0159646_5274088.jpg


これなんかは、完全に木が根っこの土諸共道路に滑り落ちてきている。
大雨の影響は計り知れない力を持っていることを目の当たりにした。

結局の所、最大の難所は最初の一本橋だけで、あとは淡々と走行することができた。

予定よりもかなり遅れてようやく糠平湖に到着したのだが、気がつけばガソリンが残り僅かになっていた。
ここ糠平湖にはガソリンスタンドは無く、このまま岩間温泉の方へ進んでも無い。あるのは岩間温泉とは逆方向、20km離れた上士幌町まで戻るしかないのだ。

決死の覚悟で近道を走行してきたが、結局は遠回りと同じか、むしろさらに無駄な走行を重ねることになってしまった。

e0159646_5301453.jpg


給油中、改めて気がついたが、実は出発してから4時間。ここまで休憩を一切とっていなかった。
日高のガソリンスタンドで停車はしたが、腰を落ち着かせたわけではない。
淡々とアスファルトを走ってきただけならまだしも、なかなかの難所を高い緊張感の中で走行してきたので、ここにきてどっと疲れが吹き出してきた。

しかし、時刻は既に昼を回っている。
岩間温泉まではまだ時間がかかる上、山奥にあるため日没前には確実に戻らねばならない。
休憩は温泉でたっぷりとることにして、とにかく今は先を急ぐことにした。

ーーーーしかし、その前に準備がある。

e0159646_5462479.jpg


温泉と言えば、水分補給である。
毎度のことだが、2リットルのスポーツドリンクを、温泉に浸かりながら飲み干すのがノルマ。これがなければ長風呂など出来ない。

だが、今回はこの2リットルのペットボトルを仕舞えるだけのバックを背負ってはこなかった。必ず必要になるものであったにも関わらず、なぜ小さなバックできてしまったのかという追求はさておき、とにかくこれを運ばなければならない。

そこで、こんな方法を思いついた。

e0159646_5502592.jpg


ガムテープでシートにグルグル巻きで固定。これなら全く問題無い。オフロードでも、安定して走行出来る。
本日のメインイベントは、岩間温泉然りだが、そこまでの10kmのダートの走行でもある。そこをいかに軽快に駆け抜けるかが重要なのだ。

その為、グローブも替えを用意していた。

e0159646_555497.jpg


ツーリング用の厚手のグローブから、オフロード用の薄手のものに履き替えた。

これで準備万端。いざ、岩間温泉へ!

by tm144en | 2016-09-28 05:56 | BMW G650x challenge | Comments(2)
2016年 09月 27日

【チャレンジ】さよなら岩間温泉ツーリング(第2話)

「らっきょう」なんて、食べる方のしか聞いたことが無い。
台風が来てたことを、知ってはいたがまさかここまでとは。。。

ーーーーさて、日勝峠が通れないとなると、あとは狩勝峠から行くしか方法は無い。

e0159646_5194136.jpg


日高の交差点。帯広へ向かう国道274号線の日勝峠ではなく、富良野に向かう国道237号線から迂回し、道々136号線から国道38号線の狩勝峠へと入る道順となる。

e0159646_5253529.jpg


日高のガソリンスタンド。
迂回ルートの道路状況を従業員に確認すると、確かにそれでも行けるが高速が無料開放されているのでそれを使うのが良いと勧められた。

そうか、高速道路があった。すっかり忘れていた。

かつて、道東方面に行くには、海沿いに稚内や浦河方面から遠回りするのを除けば、日勝峠と狩勝峠しか無く、札幌民であれば日勝峠を通るのが最短ルートであった。
ところが数年前に道東方面への高速道路が開通したことで、多くの人はそちらを利用するようになり、下道である国道274号線の交通量は激減。札幌と帯広の中継地点である日高町は閑散としてしまい、私個人的には静かで良いが、地元の人にとっては死活問題であっただろう。

そうか、高速ねぇ、、、

あまり気が進まない。面白くないからである。
時間的制約や、何か目的があっての移動であれば高速道路という選択肢はあるが、今回は特にそういった縛りは無い。岩間温泉という目的はあるが、逆に近すぎる目標である為時間潰しが必要な程だ。

結局、下道で行くことにした。

途中、ツーリングライダーの群れに遭遇。数十台の大所帯でトロトロ走っていた。
ペースが私より遅いので追い抜きたいのだが、チャレンジのポテンシャルでは数十台を一気にパスするのは不可能。どうしても割り込む必要が出てしまうのだが、知らないライダーの群れに混ざるのはなんとも嫌な気分しかしない。

今は殆ど行かなくなったが、昔はよくバイク屋主催のツーリングに出かけたものである。
その時はなんとも思っていなかったが、今こうして客観的にその集団を見ると、とにかく『迷惑』の一言である。
つるんで走るのは、せいぜい4〜5台が限度だろう。数十台が連なって走っていると、追い抜くことが出来ないのだ。

ただ、法定速度以下で走っているということはなく、むしろそれを超えて走っているので追い抜くこと自体が理不尽ということにはなる。
あくまで自己中心的に、自分のわがままな思いとして、ただただ邪魔だったのだ。

しかし、転機が訪れる。
そこそこのペースで走っていた集団だったが、先頭が急に詰まり出したのだ。何事かと様子を伺ってみると、どうやら舗装路が途中で切れ、砂利道になっていたのだ。
オフロード走行を経験している人間であれば、砂利道くらい何とも思わないが、それでもバイクがオンロードマシンであればそこそこ緊張するであろう。大事なマシンで転ぶ訳にはいかないという恐怖がつきまとう。

その集団は上級者とは言えない、どちらかといえば初心者に近い集団(まぁ、集団とは往々にしてそうなのだが)であった為、その砂利道にかなり悪戦苦闘していた。

私はここぞとばかりに渋滞している集団を対向車線から追い抜き、そのまま砂利道へ侵入。悪戦苦闘しているライダー達を横目に、圧倒的な技術力の差を見せつけるかのような走りで、一瞬にしてミラーのゴミに変えた。

こういう所が、バイク乗りが「子供である」と言われる所以だろう。。。


ーーーーさて、狩勝峠を超え、無事十勝方面に上陸。

目指す岩間温泉は『糠平湖』の方へ向かうのだが、西側から来た場合、然別湖の脇をかすめる道々85号線を通る方が近道でもあり、景色も道も良い。

しかし、然別湖までは普通に走行できたのだが、

e0159646_661930.jpg


その先が通行止めになっていた。

e0159646_623878.jpg


もう目と鼻の先に糠平湖があるというのに、ここから迂回するとなるとかなりの遠回りを強いられることになる。
時間的拘束の無い、のんびりツーリングとは言っても限度がある。

「行くしか無い」

どうせ通行止めと言ったって、ちょっと木が倒れていたり、路肩がちょっとエグれていたりするだけで、車では通れないけど、バイクなら余裕ということが多々有る。
通行止めのゲートが閉められてはいるが、往々にして横に隙間があり、バイクなら丁度侵入できるようになっているのだ。
去年も、今回と同じ目的のツーリングで、通行止めの林道を走破した経緯がある。因果なもので、岩間温泉を目指すには、通行止めがつきもののようである。

一般の人には無理でも、私は経験豊富な上級者ライダーを自負している。自己責任を理解し、絶対に人に迷惑は掛けない信念と、なにより絶対に怪我しないで家に帰るという使命がある。

それだけの心構えを基に、私は『進む』の選択肢を実行した。

少し進むと、すぐにそれは現れた。

e0159646_6154215.jpg


路肩が崩れ、転落の危険性をはらんでいる箇所。

e0159646_6214987.jpg


しかも大雨の影響だろうか、山側から水が延々流れ出てきている。

確かに危ないといえば危ないが、まさかこれしきのことで通行止めにするだろうか?
そう思い先に進むと、

e0159646_6234142.jpg


さらに水かさの増した箇所があった。
どこかの川が氾濫して、こちらに流れてきているのだろうか?

しかし、これも走行できないレベルでは全く無い。車でも余裕で通過できる。

まぁ、ここは観光地。この道を走るのは観光客であることが殆どだろう。
そういった人たちにおいそれと走らせるのは、たしかにあまり良いことではないと言える。もし万が一の事があれば、然別湖の環境事業そのものを破壊される恐れだって考えられる。大事をとって『通行止め』という選択肢は正解だと言える。

e0159646_6284590.jpg


結局、至極すんなりと走行してきて、またも通行止めのゲート。
しかし、ゲートの脇が通れない。すぐ崖になっていて、バイクでも通ることが不可能な状況だった。

しまった〜!結局戻らなければならないのか〜〜〜〜!!!

。。。

。。。

。。。

。。。

。。。

なんてね。

e0159646_775563.jpg


サッカーで言うところの、股下スルー。「そこ、空いてるよ!」
これ位のことは朝飯前である。

、、、しかし、本当の惨状はこの先で起こっていた。。。

by tm144en | 2016-09-27 06:45 | BMW G650x challenge | Comments(2)
2016年 09月 26日

【チャレンジ】さよなら岩間温泉ツーリング(第1話)

「そうだ!岩間温泉に行こう!」

こうして私の休日は決まった。
金曜日の仕事終わり、ガレージまで行きチャレンジの走行前整備を終わらす。

そういえば、去年も9月の最終日曜日、同じ岩間温泉に行った。

e0159646_204116.jpg


片道300km程のその場所は、大雪山系に抱かれる、まさに桃源郷とも言うべき秘境の湯。

e0159646_446428.jpg

e0159646_4513657.jpg


片道10km程の林道を走り、川渡りの末に現れるその温泉は、オフロードツアラーにとってこの上ない設定。
泉質も良く、観光客も少ないので、心ゆくまで湯を楽しむことができる。

屈斜路湖のコタンの湯も好きだが、あそこは観光客が多いので、私はこの岩間温泉が北海道で一番好きな温泉である。

e0159646_2151428.jpg


はやる気持ちを抑えつつ、高鳴る鼓動に踊らされ、兎にも角にも出発進行。

ーーーー岩間温泉に行く為には、まず北海道の東西を分断する日高山脈を越えなければならない。
その日高山脈を横断する代表的なルートに、『日勝峠』と『狩勝峠』があるのだが、札幌側と十勝側を丁度ぐるっと大きく回るような位置関係になっているので、行きは南の『日勝峠』、帰りは北の『狩勝峠』で回ることにした。

晴れ渡る空。まるで真夏を思わせるわた雲。これほどまでに気持ちの良いツーリングに、突如として『暗雲』が立ち込めた。

e0159646_2325874.jpg


『国道274号線。日勝峠、落橋の為通行止め』

波乱の幕開けである。。。

by tm144en | 2016-09-26 02:34 | BMW G650x challenge | Comments(3)
2016年 09月 25日

2T



2ストいいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

やっぱ、RS250は憧れだなー!
高校生の時に出会って、しびれたもんなー!

DB7とF4買わなかったら、RSなんて7台買えたんだけどなー笑

でも、アプリリアのカラーリングセンス、無いからなー。購買意欲が湧かないなー。
買うなら全塗必須だなー。


え!?

買えないっす笑

by tm144en | 2016-09-25 03:38 | Comments(0)
2016年 09月 25日

【チャレンジ】走行前整備 オイル交換(◯◯◯km)

よっしゃ!
チャレンジのんぜ〜!!
o(`ω´ )o))


いつものことで、突如として降臨してくる『ヤル気』。

というわけで、

e0159646_2255824.jpg


K1と姫を尻目に、

e0159646_227799.jpg


チャレンジの走行前整備を行います。
昨年の9月のツーリングから帰ってきた状態から、全くそのままの放置プレイでした。

エンジンオイル交換の記録が無くなっているので、とりあえずオイル交換から始めます。
オイルは姫の余り物を賜ります。
今まではシェルアドバンスのウルトラマンを使用していたのですが、姫のオイル交換でオイルが余るのを貯めて、チャレンジ用に回そうという、ケチケチ整備です(笑)

そもそも、チャレンジのオイルは10w-40の鉱物油で良いのですけどね。100%合成油なら品質が安定しているので、密封していれば去年開封したものとかでも全然大丈夫、、、のハズです。

ま、今回は急のことだったんで、手元にあるオイルがこれしかなかったので、仕方がありません。
そうそう、本当は10w-40の鉱物油のお気入り探そうと思ってたの、すっかり忘れてました(汗)

e0159646_2384362.jpg


チャレンジのエンジンは、F650系と同じエンジンオイルがサブタンク式の構造なので、エンジン本体とサブタンクの両方から抜きます。

e0159646_2403264.jpg


いつ買ったのか、新品のエレメントが転がっていたので、ついでに交換します。

e0159646_2412251.jpg


抜いたオイル。すんんんげぇえええキタネェ〜!!
アレー?こっち来てから、一回交換したハズだけど、それから何キロ走ったベェ?

e0159646_2425674.jpg


オイルはサブタンクの方に満タン注ぎ、一旦エンジンを回します。それで、サブタンク側のオイルがエンジン側に流れて量が減ったら、再度サブタンクに補充する、という手はずになります。

エンジンのレイアウト上、ドライサンプ方式と言って良いのかわかりませんが、オイルを確保出来るスペースが殆どありません。
そこで、オイルラインを一旦エンジンの外に出して、そこにサブタンクを作ってオイルを確保し、そこからまたエンジン内に戻すという手法でオイル量を確保しているのです。
こうすることでオイルに含むことが出来る不純物の量を増やし、1回の巡行距離を伸ばしてるって訳ですね。

以前乗っていたフサベルは、エンジン本体に1リットル位しか確保出来なかったので、それだけオイルに含まれる不純物の密度も高くなります。
なので、毎走行の交換が必須でした。(2タンク=ガソリン16リットル毎の交換)

まぁ、フサベルの場合はレーサーですし、エンジン含め諸々の作りも違いますから、オイル交換の頻度は比較にはなりませんが、逆に言えば、チャレンジのサブタンクをとっぱらって、オイル交換サイクルを短くするという手法はとれるハズです。

実はそれ一時期本気で考えていたのですが、オイルラインがわかるマニュアルが無く、ネット上で探しても見つからず、いつの間にか頓挫してしまったのです。
サブタンクがなくなればそこそこ軽量化になりますし、スペースに余裕ができて作業性もあがると思うので、是非実行したいんですけどねー。

多分、エンジンからの出口と入口をホースかなんかで直結しちゃえばそれで終了なんですけどね。一応オイルラインは確認したい所です。

ーーーーーさて、オイル交換がおわりましたら、続いては、

e0159646_2562369.jpg


バッテリーの移植。
アリアントのリチウムイオンバッテリーを、姫と共有、、、あ、シェアしてるのです。シェアバッテリー(笑)
2台同時に乗ることなんてありませんし、バッテリーの付け外しなんて大した作業でもありませんから、シェアバッテリーで十分。2個も買う必要なんてありません。むしろ、バイクを複数台所有しているのであれば、バッテリー1個を回して使用したほうが、バッテリー的にも良いですよね。
ただし、サイズが合えば、ですが。

e0159646_311647.jpg


去年外れてしまった、マフラーガード。ボルトの取り付け穴が抜けちゃったんですよね。

e0159646_321881.jpg


まぁ、穴が広がっただけなので、大きいワッシャーつけて、オシマイ☆

e0159646_33715.jpg


よーし、準備は整った♪

さーて、どこ行くドコ行く〜??

by tm144en | 2016-09-25 03:04 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2016年 09月 24日

【DB7】亀の子束子

e0159646_113444.jpg


姫の入浴シーン♡

水洗いはカウルの部分しかしません。カウルについた虫や泥汚れは、水洗いしなければ傷になってしまいますので。
それ以外の部分は、このタイミングで洗ってもどうせ綺麗になりきらないので、後日分解洗浄するしかありません。

ただ、それでもなんとなくスキマや細かい所をブラシでゴシゴシ洗う時もあります。
完全に綺麗にはなりませんが、しばらく分解するつもりもない時はやむなしですし、こうして洗っているとなんか落ち着くのです。

そのブラシですが、

e0159646_1193516.jpg


亀の子束子製のビン洗い用ブラシを使用しています。
馬毛を使用しているのでアタリが非常に優しく、それでいてそこそこコシがあるので、傷を気にしつつもゴシゴシ洗うのに非常に向いています。
1本2000円程しますが、姫の洗車では大活躍するブラシです。

それが、そろそろ毛がヘタってきたので新しい物を買おうとしたら、なんと!

販売終了

とのことorz

ああ。いつもそうだ。。
私が良いと思ったものは、いつも販売終了するんだ。
一般の人が買わない、ニッチな商品に価値を見出してしまうと、結局いつも販売終了の壁にぶち当たる。

欲しいと思った物は、迷わずすぐ買い、買いだめ出来るものは買いだめし無いとダメなんだ。
近年、不況のあおりか、はたまた業界の縮小か、商品選択の幅がどんどん狭くなってきています。例えばカラーバリエーションもそうですし、機能的な部分も統合されています。また、ラインナップとして無くなってしまったものも多々あります。

私が感じているのはバイク関連でのことなので、業界がもう息切れしているんでしょうね。仕方ないことです。
今年より来年の方が良くなるなんてことは、ほとんど無いと言ってもいいでしょう。つまり、未来なんて無いんです。
『無い』というのは、存在しなくなるということでは無く、選択の幅が『無い』ということ。
つまり、みんな同じ物を所有しなければならないので、個性がなかなか光りません。ワンオフで作れる人だけが、目立てるといった所でしょう。

一部、レーサーマシンの進化等、年々良くなるものもありはしますが、それこそニッチ。
需要無き所に、供給無しなのです。

『良いモノ』が無くなり続ける現代社会に、危機感を覚えます。
いや、そもそも『良いモノ』の概念が変わってきているのでしょう。

置いていかれているのは、自分なのか。。。

by tm144en | 2016-09-24 01:31 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 09月 22日

【DB7】出発前準備、カウル取り付け穴対策他

さて、出発前の準備に時間はさかのぼります。

e0159646_4305635.jpg


なんといっても一番気がかりなのが、このカウルの取り付け穴の削れ。他のオーナーさんも同じ状態なのだそうで、個体差というよりは設計ミスの可能性もありそうです。まぁ、『ミス』という程のことでもありませんが。。。

とはいえ、何か対策はしないといけないでしょう。

一番は、歪みというかズレそのものを修正することですが、果たしてカーボンはすんなり修正が効くのでしょうか?
力技で「うりゃ!」とかやると「パキーン!」と逝きそうでおっかねーッス(汗)

というわけで、後手対策として穴の方を保護する方向で考えます。
まぁ、すぐひらめくのと言ったら、

e0159646_4375755.jpg


やっぱグロメットですよねー。
ちょうど良いサイズが、まぁ都合よく転がってましたわ(笑)

e0159646_4391084.jpg


ピッタリ☆
実際に取り付けてみると、、、

e0159646_443057.jpg


う、うん。まぁ、座面部分から少しゴムがはみ出てますが、許容範囲でしょう。
それよりも、ボルトの径が6mmなのに対し、グロメットの穴径が5mmの為、ボルトを通すのに非常に苦労しました。とはいえ、穴径が6mmのグロメットにしたら、外径が8mmになってしまうので、それも不可。

まぁ、付くにはついたので、とりあえずこれで様子見でしょう。
(300km走行後、問題無し。)

=======

e0159646_4471449.jpg


スプロケットが、、、チョイヤバめ!?まだイケる!?
材質はジュラルミンですね。

私の乗り方は優しい扱いなので、こういう所は比較的長く保つハズです。
そら、もう、優しく優しく、、、

=========

e0159646_4595633.jpg



チェーンスライダー。
穴の深さをあと1mm深くしました。ボルトの頭がそれだけ奥に収まることになります。
先日の紋別往復600km程で限界ギリギリでしたので、それの対策です。

ここはやはり、取り付け方法をみなおすべきだなと思います。削れる部分とボルトの取り付け部分が重なっているのが、やはりセンス無いです。

見た目を重視しつつ、スライダーの厚み全部を使いきれる取り付け方法が必要です。
単純に、上側の取り付け位置を下にズラすということも出来ますが、なんとも、まぁバランスの悪い取り付け方になりますので、それはそれでセンスが悪い。

超強力ボンド的なものでくっ付けるという手もありますが、交換時に苦労するのでそれもダメ。

頭がめちゃめちゃ薄っぺらいボルトがあるので、それは割と有効かと思われます。
これは最終手段にとっておきます。

う〜ん。。。オモイツカナイ。。。

by tm144en | 2016-09-22 05:12 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
2016年 09月 20日

【DB7】ネクストステージ

e0159646_34248.jpg


実に5年ぶりとなる。

e0159646_35592.jpg


バイクや車で、速さを追求する走りをする場合、ホームコースの存在は非常に重要である。何度も何度も走った同じ峠やサーキットがあることで、例えば違う場所で走る時や違うマシンで走ることになった時にも意味をなしてくる。

私の場合、小樽方面にある『毛無峠』という場所をホームコースとしており、今まで数え切れない程走りこんできた道だ。
その毛無峠からさらに、新毛無と呼んでいる新しく開通した道、及びニセコのパノラマライン、裏パノラマライン、さらにはそこから豊浦に抜ける道、中山峠、朝里峠を大きくつなぐ、全行程300km程の道が748を乗るようになった10数年程前からのホームコースとしての定番ルートとなった。(新毛無はその数年後であるが)

姫に乗るようになってから6年程経つが、実は姫でそのルートを走っていたのは最初の1年だけで、それから5年間一度も走っていなかったことに、今回改めて気がついたのである。

それは一重に、姫のツーリング性能の高さ故。ツーリング性能が高いが為に、同じ場所を走るのではなく、色々な場所に行きたくなるのだ。走りを追求するというよりは、単純に走りを楽しんでいるだけであると言える。

どちらが良い悪いではなく、ただマシンが『そうさせる』だけのこと。

e0159646_3263218.jpg


兎にも角にも、久しぶりに姫でホームコースを走った。
すると、見えてきたものがあった。さすがホームコースである。

まず、結論から言うと、タイトルにもある通り、今年37歳になる私は『ネクストステージ』に立った。いやもう既に立っていたのかもしれないが、今回の走りで判ったことである。

では、ネクストステージとはいったい何か?今まではどのステージにいたのか?という部分であるが、一言で言えば、これからは『上質な走りを追求する』ということである。
今までが下品だった、ということではないが、どちらかといえば力任せというか、コーナリングの仕方も乱雑で、大声で「んどりゃ〜!」とか叫びながら遠心力と戦っていた。

それはそれで楽しく、曲がりきった時の達成感、走り終わった時の燃え尽きた感じは、何事にも代え難いものである。

しかし、F4がその全てを破壊した。

アグスタF4。鬼畜とも言えるそのマシンは、ともすれば飄々とした姿で乗り手を騙す。
あまりにも速すぎる。あまりにも速すぎるのだが、乗り手は即座にそれに順応する。それは時に、『危険』という概念すらも吹き消す。

在るのは、『陶酔感』。

姫は、DB7は、DB7をもってしても、F4のその魔力を抑えることはできず、乗り手である私は完全に支配されてしまったのだ。
取り憑かれた私は、ホームコースの特に新毛無の高速コーナーに酔いしれた。
時速200kmに迫ろうかという速度でマシンを寝かせ、ストレートでは300の一歩手前。完全に常軌を逸しているとしか言えない。

しかし、不幸が起こった。
同時期に同じマシンに乗っていたお方が、事故で亡くなられたのだ。
それで私はハッとした。自分も二の舞になる、と。

バイクに乗っていれば、身近な人が事故で亡くなってしまうことはままある。だが、それを受けても「自分は大丈夫」と思ってきた。
しかし、F4は違う。なぜなら、乗りながらにして、「これはいつか死ぬ」と普通に考えていたからだ。
ああ、死ぬな、という危険な状態にありながら、それを危険と認識させない危険。本当の意味での危険である。

その危険な状態を、皮肉にも身近な人の死が気づかせてくれたのだ。

そして私はF4を手放した。

誤解の無いように付け加えるが、F4というマシンが、それにまたがる全ての人を、魔界へ誘うというわけでは無い。
心の弱い人間、悪魔にスキを見せてしまった人間が乗ると、たちまち付け入られてしまうということである。

そう、『悪魔』。この言葉がピッタリだ。

悪魔の支配から逃れ我に返った私は、久しぶりにDB7に跨ったが、もう以前までのような関係を築くことは出来なかった。
F4と比べ、あまりにも遅く、また安定感に乏しい。とてもF4と同じ速度でコーナーに進入できなかったのだ。

そしてあろうことか、大事なDB7までも手放してしまおうとさえした。

しかし、神はそれを許さなかった。

結果、人の手に渡ることなく、再び私の元に戻ってきたのだが、それ以来考え方が変わった。もしかすると、その時点で『ネクストステージ』に立っていたのかもしれない。

速さを追求するのではない。上質な走りというものを追求すべきだと、悟ったのだ。
今回の走りで、そのことを強く意識するようになった。それは『ホームコース』を走ったからに他ならない。

ホームコースではない、違う道を走っていただけでは、DB7との向き合い方にズレが生じていても、「まぁ、慣れてない道だし」で片付けてしまう。
しかし、いざ5年ぶりにホームコースを走ったことで、そのあまりの脆弱さに気づかざるものに無理やり気づかされたのだ。
いや、もしかすると、気づきたくなかったのかもしれない。やはり、心のどこかで、F4に劣る、ということを認めたくなかったのだ。それが例え悪魔の走りだったとしても。。。
だからホームコースを封印し、ツーリングマシンへと転化させたのだろう。無意識レベルで。

e0159646_4103210.jpg


F4という高次元な走りを目の当たりにしたことで、DB7の脆弱さが露呈することになった。
しかし、それがイコール『ダメなマシン」、ということには決してならない。

脆弱さは、私の腕でカバーすれば良い。いや、むしろその脆弱さを乗りこなすことが、今後の課題であり目標。

マシンの性能を把握し、挙動を完璧に制御する。

これこそが『上質な走り』というもの。
『速く』走るのではない。『上手く』走るのだ。

それが私のネクストステージ、、、

by tm144en | 2016-09-20 04:16 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 09月 17日

【DB7】姫の今後の課題(その2)

割と緊急度を要する課題があるのですが、

e0159646_711529.jpg


サイドカウルとフロントカウルの連結部分。
この部分を取り付ける際、

e0159646_73929.jpg


このように穴位置がズレている為、フロントカウルを少し引っ張って穴位置を合わせ、ボルトで固定する必要があります。

そうすると、フロントカウルの戻る力でボルトを引っ張る形になり、サイドカウルの穴に常に力がかかることになるので、

e0159646_744426.jpg


このように、穴が横に広がってきてしまうのです。

穴位置がこうも合わないのは、果たして初めの頃からだったか記憶が定かではないのですが、どうもフロントカウルの固定の仕方が原因ではないようです。
つまり、フロントカウルそのものが少し歪んでいるというか、まぁカーボン成型における多少の『公差』といった所でしょうが、その影響の為、フロントカウルの固定をズラしても現状は改善しないのです。

こりゃマイッタ!

このままじゃ、穴がだんだんガバガバになっちまう!
どうしたものか。。。

とりあえず、穴を保護する方向が賢明かとは思いますが、もうちょっと根本的に修復したい所ではありますね。

う〜む。。。。

by tm144en | 2016-09-17 07:11 | BIMOTA DB7S | Comments(2)