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2016年 07月 31日

【DB7】クラッチ分解

先日の沿岸エンデュランスツーリングで、姫の様子が少しおかしかった。
Uターンの時など、半クラを滑らすような状況で、まるで錆び付いた蝶番がきしむかのような音が、クラッチの辺りから聞こえたのだ。

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DB7はDUCATI製1098のエンジンを搭載している為クラッチは乾式。クラッチを離した時は、「シャァ〜」という音が響くのがカッコイイ。

ただ、その「シャー音」とは別に、何やら錆び付いた、とても不愉快になるきしんだ音がするのだ。
これは見逃すことは出来ない。

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分解して、その原因を探る。

しかし、分解してほどなく、それはあっけなく判った。

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クラッチプレートが錆び付いていたのだ。

クラッチは、クラッチプレートとフリクションプレートという2種類のプレートが、クラッチ操作によってくっついたり離れたりする。
ただ、便宜上『離れる』とはいうが、クラッチレバーを完全に握った状態でも、その2つのプレートは常に擦れた状態にある。
したがって、クラッチ操作の度に摩擦熱が発生することになる。
湿式クラッチという、エンジンオイルにクラッチが浸っている構造のものであれば、エンジンオイルによってその摩擦熱が奪われるが、乾式クラッチはその名の通りオイルには浸っていない。
その為、放熱方法は『空冷』となる為、クラッチカバーにはその為の『穴』が開けられている。

つまり、クラッチ内に雨ゴミ入り放題なのだ。
洗車の際はそれを嫌って、わざわざマスキングする程の気構えはあったものの、毎回分解して清掃する程ではなかった。

それがこの有様である。

ちなみに、中からホチキスの針も出てきた。

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こんな所に潜んでいた。

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おそらく、道路から拾ったのだろう。あれだけ大きく口を開けていれば当然だ。


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クラッチハウジングには、フリクションプレートの『引っ掻き痕』も深々と刻まれている。
クラッチ操作が重なれば、自ずとこの部分が擦れる為削れてくるのだ。この傷が深くなれば、クラッチの作動にも影響してくる。

これは、本腰を入れてメンテナンスをする必要がある。

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ひとまず、クラッチプレートのサビ落としから始めた。
水で濡らしながら、耐水ペーパーで錆を落としていく。

前回のリンクロッドのベアリング然り、以前交換したステムベアリングも然り。スイングアームの内部や今回のクラッチ。はたまたブレーキローターも。ちょっと目を離すと、あちこちに錆が蔓延する。

うちの姫は、ちょっと目を離すとすぐにふてくされてしまう、とても可愛い子なんです。。。

(合掌)

by tm144en | 2016-07-31 04:45 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 29日

ワークスメカニック



こーれーはー凄い!!

目が釘付けになりました!30分で直すというのは去ることながら、まずそのチームワークの凄さ!
一人一人がちゃんと役割分担されていて、咄嗟の状況にも関わらずしっかりと統制のとれた動きをしています。

限られた時間内に、いかなる方法で戦える状態まで修復させるのかを、僅かな時間で判断しているのが最初の方にありますが、いやぁ凄い。

ワークスメカニックの凄さを目の当たりにしました。

しかも、短い時間で乱雑に作業するのではなく、しっかりとトルク管理する所はちゃんとトルクレンチを使用しています。
ブレーキのエアー抜きもあっという間。

ただ、最後の方の力技がまた笑ってしまいますが、それも理にかなっているというか、ボディなんて所詮形だけですから、あれで良いというか、むしろ最善と言えます。
一番最後、トランクハッチが閉まらなくて、アッチコッチぶっ叩いて、挙句タイダウンのようなもので固定する『オチ』も笑いました。

始め綺麗なピットツナギを着ていたメカニックたちが、たった30分後には泥だらけの汗だらけになっている様が非常にカッコイイですね☆

、、、、、あれ、でも、なんかこの光景、どこかで見たことあるような、、、?

、、、、、いや、むしろ『体験』したことあるような、、、?

、、、、、

、、、、、

あー!思い出した!

漁師

です。

あの時の光景と全く同じ!
勿論扱っているものは違いますが、男たちの暗黙のチームワークや、時間との戦いの様子。個々がしっかりと、そして素早く自分の役割を果たしているその様が、まさに同じなのです。

まぁ、僕の役割と言ったら、途中で床の泥をモップではいている人と同じですが笑

何かの作業をするときに、一人が支えてくれるか否かで、作業性が大きく変わります。
どんなに能力の高い人間でも、腕は2本しかないのです。70年漁師やったって、2本の腕は2本のまま(1本になることも、、、)

その『3本めの腕』になるということは、たとえ漁師歴1日目でも、ある意味『対等』なのです。

ある日私が、あまりにも自分の不甲斐ない様に情けなくなり、親方に「役立たずですみません」といった時、親方は「ナンも、一人押さえてるだけで全然違うんダ」と言ってくれました。

それはただの慰めの言葉にも聞こえますが、そうではなく、私が押さえていたことで他の歯車がしっかりとかみ合い、ちゃんとした結果につながったと言えるのです。

人にはそれぞれ『役割分担』というのがあり、それにしっかりと従事することが、その組織において最善となるのです。
それは『役』を『割り振って』いるだけであり、そこに『上下』という概念はないのです。
内閣総理大臣は一番『偉い』人かもしれませんが、国民がいなければ成立しません。どちらが上とかではなく、どちらも必要。

ワークスメカニックの話からは大きく飛躍してしまいましたが、改めてそんなことを思い起こさせる動画でした。

最後に、一人の人間が成せることなんて凄くちっぽけ。
でも、2人いれば、1人で成せることの2倍、、、ではなく『2乗』のことが成せる。
3人いれば『3乗』。

なぜ『3倍』ではないのかというと、1人で3倍動いても、『もう片方を持ってくれる人』がいない限り、できないことは出来ないからです。

by tm144en | 2016-07-29 04:23 | Comments(0)
2016年 07月 28日

【DB7】リアサスペンション分解メンテナンス

「今年中に、あと1300km乗る!」

と言ってた矢先、、、

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が、

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こうなってしまうハメに。
まぁ、いつものことです笑

ホント、『分解は易し、組立は難し』ですね。

とはいえ、DB7は『ユニットプロリンクサスペンション』となっており、ボトムリンクサスペンションのようにリアショックユニットの下にリンク類が固まっています。
さらにそれらは、丁度触媒の真上に位置しており、常に高温にさらされているのです。
そんな構造の為、稼動部を常に綺麗な状態に保ちたいのですが、隙間から行うのは非常に困難。

だったら、分解したほうが早くて綺麗、という考えになってしまうわけです。
特に、リンクロッドのスフェリカルベアリング4個は、防水対策が全く施されていないので要注意です。


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幾度となく分解してきましたが、イマイチ『正しい手順』が解っていないというか、外す順番が難しいですね。

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リンクロッドのスフェリカルベアリングは、ベルハンマーを使用中。これで洗浄、潤滑を行っています。
繰り返しますが、ここは大気開放されている箇所のため、グリスでは汚れを引き寄せてしまいます。
なので、ゾイルやベルハンマーといった、金属表面を改質するような、グリスよりドライな状態で潤滑および防錆してくれるものが望ましいと考えています。

ベルハンマーのオイルを使用してますが、これでボールの隙間汚れを揉み出し洗い出来るので、なかなか有効です。コストパフォーマンスが良いですね。スプレー式の何かでも勿論良いでしょうけど。

一応予備のベアリングは用意しているのですが、これがなかなか錆びてくれないので、交換するタイミングがありません。
ちなみに、過去に一度交換の履歴はあります。その時はちゃんとメンテナンスしてなかったので、速攻で錆びさせましたね。1年半所有、5000kmの時点で錆びていました。
それからは、マメにメンテナンスするようになって5年経過、走行10800km時点ですが、現在全く錆び腐食は確認できません。

やっぱ分解メンテナンスの恩恵でしょーよ。

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リアショックユニットの上下スフェリカルベアリングも要注意箇所。一応Oリングで防水対策はされていますが、完璧ではありません。ここも過去1度交換してます。
ちなみに、ボトム側のベアリングの位置決めの為のCリングが付いて無く、ベアリングがズレているという事態がありました。
それに関しては、ピアノ線からCリングを作製し使用するという施術を行いました。

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ダンパーのシール付近にオイル滲みが確認出来ます。
オイル漏れてるんだろうか。。。
もしかすると、組み付け時のグリースがはみ出してきた分かもしれませんが。
ここのオイルシールは、ちょっと入手出来なさそうですヨ。。。

ガス圧はちゃんと残ってます。何キロかは計測してませんが、体重かけて縮む程ではありません。ガッチガチです。
そこで、ロッドの動きを見る為にはどうしたら良いかを考えました。ガスを抜いてしまっては、再度充填するのが面倒ですし、プレスを使用して縮めるだけでは、動くことの確認だけで、アナログ的に『どんな感じ』というのが掴めません。

なんかないかなーなんかないかなー

なんかなーい、なんかなーい?

味好み以外で、、、

あ、、、

いいものみーつけた♪

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ドヤ〜( ̄▽ ̄)

ビードブレーカーがいい仕事してくれました☆
リザーブタンクが当たってしまうので、ショックを逆さまにしないと動かせんませんでしたが、これで動きの感じがアナログ的になんとなく把握できます。

で、縮める時は問題ありませんが、そこから伸びきるちょっと手前で妙な手応えがあります。
え?

おそらく、ビードブレーカとショックとが擦れてる感触だとは思いますが、なんか気になる。。。
もうちょっと良い手法でやってみる必要がありそうです。

それとこの件に関しては、予てから考えていることがあるのですが、どうにかしてリアショックの動きをベンチテストできるシステムを構築してみたいのです。

高速側、低速側のそれぞれ伸び縮み。

低速側は、圧力テスターのようなもので計測できると思うのですが、問題は高速側、およびリーフスプリングの部分の計測。
例えば、重りをある程度の高さから落下させ、その勢いでダンパーを縮める。
その動きを1/60秒の動画で撮影し、時間と動いた距離からデータ化するとかって方法になるのかなーと妄想しています。

まぁ仮にそのシステムが構築したとして、何万通りあるセッティングから実用範囲を数百通り選んだとして、そのそれぞれがしっかりとデータ化されているとして、


で?


で終わるのが目に見えていますが笑

結局は、乗った時の印象が一番であり、さらに言えば路面と走り方によっても変わってくるものですから。
ただ、その計測をすることで、セッティング時のイメージ材料にはなると思うのですが、いかんせんワタシセッティングムイテナイスキジャナイ。。。。


でも、まかり間違って、子供の夢みたいなレベルで、ちょっとサスペンション屋さんはやってみたいなーという思いがあったりもして。。。

ーーーーそれはそうと、

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アジャスタスクリュー付近も、どうもオイル滲みによるものと思われる汚れが見受けられます。
内部は20気圧に近い圧が封入されていますから、Oリングなどのちょっとした、ほんのちょっとした、肉眼では確認できないレベルの劣化で、このように滲んできてしまうのかもしれませんね。

とりあえず今回は洗うだけにします。

いや〜、つくづく思いますが、ジュラルミン削り出しパーツが殆どなので、メンテナンスしてて気持ちイイ〜ですね☆鍛造品とか全く萌えないですヨ。

ジュラルミンマンセー\(^o^)/

by tm144en | 2016-07-28 04:37 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 27日

【DB7】ハブダンパー考察⑤(1700km走行)

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さて、ツーリングから帰宅後、洗車を終えたら早速タイヤを外し、あるものを確認します。

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そう。ハブダンパーです。
何と言っても、今回これの為のツーリングだったと言っても過言ではないでしょう。走行後の状態を確認することが一番の目的です。

外側から見る限りでは、特に異常は見受けられませんが、果たして。

緊張しながらスプロケットを外してみると、、、

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お、おおう☆全く問題が無い!!

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カラーとウレタンゴムはキツキツのままで、指で外すことすら出来ない程です。

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カラーとハブの凸部分とのはめ合いも、最初と何ら変わりなし。

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カラー、ウレタンゴム共に目立った傷などはありませんでした。

走行1700km程では、全く損傷、変形などは無かったことになりますね!
メデタシ☆

ただ、1700kmとはいうものの、その走り方は至って穏やかで、ハブダンパーに負担をかけるようなシーンは殆どありませんでした。
最高200位は出しましたが、オロロンラインでその一回だけですし、走行の殆どは最高でも6000回転程しか回しませんでしたので、この程度でダメになるようでは駄目ですよね。

ただまぁ逆に考えれば、今回純正とは全く別のルートで、私の独断と偏見によって選定した材質を用いて、サイズまでも変更し、全く未知への挑戦であったことを踏まえると、少なくとも普通に走行する分には全く問題の無い、全く欠陥の無い、全く見当外れでは無い、ということが言えるのではないでしょうか。

ただ、一つ問題が。。。

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ホイールハブの内側、ダンパーのハウジングの奥に、カラーが当たって削れてしまってるのです。
こんだけに限らず、前々から多少の『アタリ』はあったのですが、1箇所だけ今回大きく削れてしまってます。
これはおそらく、装着の際にカラーを奥まで目一杯押し込んでしまったことが原因だと考えられます。
傷の付いてない箇所もあるので、カラーの入れ方の問題でしょう。

ここは、ダンパーのゴムが劣化で痩せてくると、カラーが遊んで傷をつけてしまうそうなので、仮にカラーがゴムにキツキツの状態だとしても何か対策をしたほうが良いですね。

パッと思いつく限りでは、ステンレスのテープを丸く切って、貼り付けるってことくらいでしょうか。

今年中に何とかあと1300km走って、ダンパーの変化と、そのステンレステープの作戦を見極めたいところですね。

しかしながら、、、

by tm144en | 2016-07-27 04:01 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 26日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(持物編)

基本的に、姫に乗る時は荷物という荷物は持たず、タブレットと財布、あとは工具程度なので、小さなウエストバック一つで十分でした。ライディングの邪魔にならないことが一番です。

しかし、今回のツーリングではどうしても温泉に入ることになり、そうなるとマシンから離れることになります。
まぁ、バイクを知らない人から見ればGSXもDB7も同じに見えるでしょうけど、やはりちょっと色々気になっておちおちお湯にも浸かってられません。
そこで考えたのが、『バイクカバー』をかけるという案。とりあえずその姿だけでも隠しておけば、人目につくこともありませんし、何より『隠してる』という安心感が重要。
昔、温泉に入ってる間にモントークを倒されるということがあったので、やはり気にしてしまいます。
モントークはオフロードマシンなので(?)多少の傷は気にしてませんでしたが、姫は箱入りですのでそうはいきません。(とはいえ、過去にサイレンサーとシートカウルを傷物にしたのですが、、、号泣)

で、そのバイクカバーですが、さすがにモノホンのバイクカバーを持ち歩くわけにもいきませんし、何よりたった二回こっきりの為にわざわざ買うというのも勿体無いので、あるもので代用することに。

テントシートやツェルトを考えましたが、最もふさわしいものを思い出します。そう、『タープ』です。
アライテントの一人用タープが、ギリギリバイクを隠せるサイズで、何より軽くコンパクトなので持ち運びの邪魔になりません。

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これで、出発前に試しに車体にかぶせてみたところ、いい感じだったので今回採用しました。

あと持ち物と言えばタオル。
温泉に入るので、せめてタオルの1枚でも持っていく必要があります。
まぁ、無くても何とかなるのですが、雨にあたる予定もあったので、手を拭いたりだとか温泉以外でも何かと必要になる可能性があります。

そうなってくると、いつものウエストバックでは入り切りません。
かといって、マシンにタンクバックやシートバックをつけるつもりもありません。
リュックで、という方法もありますが、つなぎの背中の部分に整流の為の『コブ』が付いているので、リュックでは干渉してしまいます。
(今思えば、あの『コブ』の部分に荷物入れれたな。。。)

大きいウエストバックもあるのですが、それだとシーとカウルと干渉してしまい、ライディングポジションが固定されて(腰を後ろに引けない)しまいます。

というわけで、ここは1年に一回のロングツーリングを後悔無きものにする為、姫ライディングオブツナギ用のバックを探すことにしました。
ツーリングの前日の話です。。。

で、奇跡的に見つけたのが、

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コレ☆
キャメルバックです。
本来は、

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このようなウォーターバックの為のバックで、ついでに小物がちょっと入る程度の収納しか無いのですが、このウォーターバックを外してその部分を収納に使おうという魂胆なのです。
そして、このキャメルバックの最も優れている点は、ウォーターバックの形からも分かる通り、重心が低く横に広がっていることです。
つまり、ウエストバックのような低い重心位置を確保しているという点。
それでいて、リュックのように肩からかけるタイプなので、シートカウルに干渉しない位置に高さを保持できます。
しかも、リュックのような作りでありながらも、背中部分の作りはかなり薄く出来ているので、

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ツナギの『コブ』との干渉も最小限に抑えらえるのです。

ショルダーベルト付きのウエストバックというのもありましたが、断然こっちの方が良かったです。
いや、もうホントこれ以上ない程の性能です。
しかも、私の大好きなカラーリングですからなおさら!

さらに、これがなんと旧モデル廃番品の為、半額近い値段で売られていたのですから、もう神様が私の為に取っておいてくれたとしか考えられませんね!

だいたいいつも、世の中の人が欲しがらないものが私の欲しいものであることが多いので、こう言ったお買い得は結構あります。
ただ、買うタイミングを逃すと、金輪際製造販売されない(世の中の人が欲しがらない)ので、『欲しい』と思った時が買う時なのです。



ーーーーーさて、このバックの収納ですが、

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持っていったものがこれら。(写真に写ってないものもあります)
タブレット
携帯電話
タープ
タオル
ロープ
洗濯バサミ×2
工具類
タブレット充電器
財布
カメラ

ヘアピン
日焼け止めクリーム

これらのうち、濡れても大丈夫なカメラとタープ、ロープ、洗濯バサミ以外は、それぞれジップロックに小分けして収納します。

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メインの収納がこのV字のチャックの部分。これがなかなかカッコイイ☆
ここにタープ、タオル、工具、充電器、洗濯バサミ、ロープを入れます。

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背中部分にチャックが2つあり、それぞれ重なるようにして別の部屋に分かれています。
右側のチャック(奥側収納)にタブレット、左側チャック(手前側収納)に携帯電話、鍵などの小物を入れます。

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左右の腰部分にチャック付きのメッシュポケットがあるので、左側に財布、右側にデジカメを入れました。使用頻度の高い2つですね。
このメッシュポケットの裏側は、先ほどのメイン収納部の空間が広がっているので、つまりタープが両サイドのこの位置まで広がって収納されていることになります。
タープを一つの塊として収納するのではなく、このように左右に広げて腰に巻きつけるような収納にすることで、もともとコンパクトではありますが全くかさばることが無くなるのです。

今回、約2日程のツーリングでしたが、走行中はタブレットの電源を切り、使用も最小限に抑えるようにした所、帰宅してもバッテリーは50%程残っていたので、次からは充電器も要らなそうですね。

ウェアーの方は、革ツナギの下にゴアテックスインナーの上下を着用し、その下は厚手のインナー上下のみというスタイルでした。
首の部分はネックウォーマーとバラクラバが重なる感じになり、首からの冷気侵入を完全に塞いでます。
体温を保温するのは厚手のインナーとゴアテクスインナーの僅かな裏地の起毛部分だけなので、首回りの冷気侵入を遮断するのは非常に重要です。

逆に言えば、首からの冷気さえ防げば、着ているものが多少薄くても、そこそこ耐えられるということになります(ウェアーの防風が保たれていれば)。

今回はこの格好で真夜中、12〜3度の雨の中を時速90キロ位で数時間走り続けるという状況でギリギリ耐えられるレベルでした。

ただし、グローブとブーツは防水対策を何もしていなかったので、びしょ濡れでしたが。
でも、気持ち悪い感じはあっても、冷たさを感じる程ではなかったので、真冬のツーリングに比べれば天国ですね。
そう。真冬の寒さに比べれば、こんなの寒いうちに入らないのです。

==========

さて、今回これだけの荷物を持ってツーリングに出かけた訳ですが、例の『コブ』の部分を収納スペースとして考えたら、さらにツーリングの可能性が広がってきますね☆
まぁ、今回キャメルバックを買わないで、タオルとタープをコブにしまう、という方法をとることも出来た訳ですが、それだと温泉の駐車場でいきなりツナギを脱ぎだすヘンタイ野郎になってしまいます。
となると、この『コブ』に収納すべきアイテムは、、、、

、、、

、、、

、、、

、、、


☆寝袋☆

by tm144en | 2016-07-26 06:18 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 24日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(帰路編)

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霧多布温泉ゆうゆ出発。
熟睡は出来なかったが、そこそこの仮眠をとることは出来た。充分である。

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釧路市内にて給油。

実は少し迷っていた。
ここから帯広を経由して最短ルートで帰るか、予定通り襟裳岬を目指すかである。

というのも、温泉で休んでいた時に見たテレビの天気予報である。
「今夜から明日にかけて大荒れの天気」とのことなのだ。

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巨大な雨雲が接近しているのだ。

せっかく温泉で半分乾かしたブーツやグローブも、ここまでの道のりですでにビチョビチョ。
この上、さらに大雨に当てられたら、たまったものではない。

とはいえ、最短距離と言えど、襟裳岬を経由するのと100km位しか変わらない。
それに、最短距離は日勝峠を通ることになる。雨の中でタイトコーナーが続けば、アベレージ速度が上がらない。
となれば、距離は短くとも時間が掛かってしまう。

襟裳岬を経由する海沿いルートであれば、比較的ハイペースで走れる。
しかも、雨雲を見る感じ、ちょうど海沿いの道路の部分だけ雲が掛かっていないではないか。もしかしたら雨にすら当たらない可能性もある。

よし。決まった。
襟裳岬、行くよ。

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大樹町にて給油。
実は温泉にいた時に、ガソリンスタンドの営業の確認をしておいた。ネット上の情報だけでは万が一のことがあるので、直接電話して営業時間を確認した。

この給油の時点で夜の1時前。セルフのスタンドにもかかわらず、スタッフのおじさんがニコニコ出てきた。
私は、雨天走行による疲労困憊の表情で給油していたのだが、何やら色々話しかけてくる。
ナンシーちゃんとイクラちゃんの話だ。はっきり言って面倒くさい。
まぁ、バイク乗りに話しかけるのが好きなのだろうが、今はそういう気分ではない。
こんな真夜中に、ズブ濡れで走ってるライダーなんてろくな人間じゃないんだから、話しかけるなんて邪道なのだ。

まぁ、この天気。勘弁してくれ。

だが最後に、そのおじさんは
「でも、今日は本降りにはならないから、大丈夫だよ」と言ってきたのだが、、、

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大樹町の道の駅。ここで食事休憩をとることにした。

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バス待合の、こんな素敵な休憩スペースがあるのだ。畳が敷いてあって、仮眠も出来そうだ。

ここで、

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セブンイレブンのおでんがを頬張ることに。
冷えた体に、熱々のおでんが染み込む、染み込む。
時は7月。真夏のツーリングであるはずなのに、私は今寒さと戦っている。

ーーーーところで、

コンビニに入るや否や、私を見た店員が一瞬ギョッとしていた。
こんな夜中に、ずぶ濡れになったバイク乗りが入ってきたからだとその時は思ったが、道の駅に戻ってきてトイレに行った時にその意味を知ることになる。

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完全に犯罪者じゃねーかw

しかもこれ、どっかで見たことある、、、

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モンタージュの男。。。

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違和感無い。

よし、捕まる前に、出発しよう。。。

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大樹町を出発直後、今ツーリング最大の大雨が降ってきた。土砂降りである。バケツをひっくりかえしたようである。まさにプールである。

スタンドのおじさんの無責任なアドバイスを、真に受けてなくて良かったとしか思えない。

だが、それはそんなには続かなかった。
襟裳岬が近づいてくる頃には、霧雨に変わっていた。

雨止んだのかな〜と思っても、ヘッドライトを見ると小さい粒がチラチラ見えるので、霧雨であることが確認出来る。

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襟裳岬到着。
宗谷岬と打って変わって、真っ暗で物悲しい。
もう少し奥の方に襟裳岬らしいところがあったはずだが、真っ暗すぎて行く気になれなかった。

さて、ここで、

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チェーンスライダーをひっくりかえしておくことに。
あと300kmも走らないつもりでいるが、余裕を持って変えておく。それに、せっかくそれが出来るようにしたのだから、やっておきたい。

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タイラップをナイフで切り、新しいタイラップをつける。
上下を逆にして、

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元に戻す。これであと1000kmは大丈夫。

作業を終え、襟裳岬を後にする。

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道南は好きではない。
函館や襟裳岬の方へ続く道は、追い禁の道が多く、そのくせ交通量が多いので走りづらいのだ。

しかし今日は違う。夜なのでスイスイ走れる。しかも、街中が多いので鹿などの飛び出しも無い。

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静内のオカモトセルフにて、今回最後の給油を済ませた。
もう、頭の中は無事に帰ることしか無い。

もっと路面のコンディションが良かったら、ここからさらに苫小牧、室蘭と海沿いを回って北海道を完全に一周する位のつもりでいたのだが、蓋を開けてみればすでに意気消沈。

全て雨のせいにして、楽しくないツーリングだったと言い切ってしまうのは簡単なことだが、そんな中でも、日本海に沈む太陽を拝めたことや、知床峠を快走出来たこと。要所要所に楽しいこともあったのだから、広い意味で『楽しかった』と締めくくることにしよう。

19日朝6時。
最後の最後まで集中力を切らさず、無事ガレージに戻ってくることが出来た。

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姫も、こんな泥だらけのお姿になってしまった。

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もはやまるでオフロードマシンのよう。


しかしながら、

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今回海沿いルートが多かったからか、虫の付着が非常に少なく済んだ。

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最後の気力を振り絞り、洗車を済ませることに。

せっかくの連休に散々な天気に見舞われてしまったが、DB7の新たな可能性を見出すことのできたツーリングになったので、次回につなげていきたいと思う。
また、幾つか改善点も見つかったので、それも追々考えていくことにする。

最後に。

淡々と、ただ黙々と、雨の中走り続け、ただの一回もトラブルの無かった姫ことBIMOTA DB7s。
心行くまでライディングを楽しませてくれた事に、感謝の意を表する。

by tm144en | 2016-07-24 04:16 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 23日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(南下編)

夜は良い。

夜が良い。

バイクに乗っていて、やはり思うことは一般車両の存在。
正直な話、非道路交通法的な走りをしている以上、一般車両の存在は煩わしい。減速しないで追い越しできるような状況であればまだ良いが、一旦車の後ろについて対向車線を伺うようだと走りのペースも乱れるし、あまり続くと意気消沈してしまう。

だから、走る時間は重要。

夜中であれば、田舎道には車は殆どいなくなる。お巡りさんに遭うことも無い。とにかく走りのペースを乱されず、余計な気も遣わず、ただ淡々と走ることができる。

しかし、注意も必要。

なんといっても、暗がりによる視界不良。日中の10分の1位しか見えていない中で、動物の飛び出しや道路の状況、路面の変化などの認知に神経を研ぎ澄ます必要がある。
まして、今回のように雨が降っていればシールドについた水滴に対向車のライトが反射し、すれ違う数秒、完全に視界が飛ぶ。これだけはどうすることもできない。

とはいえ、それらのストレスは走りの本質におけるものである為、遂行することは苦痛ではない。
しかし、日中に一般車両を交えた走りや、お巡りさんへの気配りは、走りの本質とは違う。それらのストレスは、今回のように自分を追い込んだ走り、体力と精神力がギリギリの状態では耐え難い苦痛となる。

だから、夜は良い。

夜が、良い。

========

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稚内防波堤ドーム。
テントを張ってる人がいて、あまり良い絵が撮れなかった。

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夜は昼とは違う雰囲気の写真が撮れるので好きなのだが、あいにく持ってきたコンパクトカメラでは細かい設定が出来ない為、撮りたいように撮れなかった。
だが、今回は防水カメラの独壇場だった。

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宗谷岬。日本の最北端。

さて、ここからはオホーツク海側を南下することになるが、しばらくは特に見所も無く、というか真っ暗なので何も見えない。
もはや何処を走っているのかも判らない。ツーリングに来て、見ているものは濡れたアスファルト。
雨に濡れながら、次の目的地は毎度ガソリンスタンドである。
こんなのを『ツーリング』と呼んで良いのだろうか?ただ、走ってるだけに過ぎないではないか!
何処を走ってるのか判らないのであれば、こんな遠くに来る意味が果たしてあるのだろうか?
近場の峠を行ったり来たりしているだけでも変わらないのではないか?

いや、違う。

見えてはいないが、感じてはいる。

綺麗な景色を見るだけが芸じゃない。
今、何処を走っているのか判らなくても良い。あとになってから『さっきまで何処を走っていたか』が解れば良い。
そう。今を楽しむ為に走っているのではない。後日楽しむ為に、今走っているのだ。

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紋別のモダ石油。一時閉店の2時まで20分前だった(←ややこしい)。これに間に合わなければ2時間の足止めを食らう所だった。

さて、童夢温泉を出てから4時間。すっかり体も冷えてしまった。
実は今回、ウェアーはツナギを着ている。パンチングメッシュの空いた、防水とは全くの無縁な革ツナギである。
天気が悪いのがわかっていたのだから、アトランティスを着てくるのが正解なのは解っているが、姫に乗る時はやはり正装でなければならない。
そこで、アトランティスのゴアテクスインナーを外し、それをツナギの中で着る手法をとることにした。
これによって、革ツナギから雨が染み込んできても、ゴアテクスインナーが遮ってくれるので、体が濡れることは無い。

なので、ギリギリ体温は保たれてはいたのだが、気温は12、3度。
ギリギリ耐えられる寒さではあるが、たった4時間で体力と精神力がかなり削られてしまった。

そんな私の目に飛び込んできたのが、

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山岡屋

私が山岡屋を崇拝する第一の理由は、24時間営業をしてくれている所。そして、道内の要所要所にあるのがありがたい。

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暖かいラーメンが、冷えた体とくじけそうな心を全快まで修復してくれた。

小一時間ほど休憩して店を出ると、途端看板の電気を消された。

「!?」

え?まさか、、、?

そのまさか。

閉店時間は夜中の2時までだったのだ!現在2時40分!40分も過ぎてるではないか!!!
それなのに、店員さんは何も言わずに、ただ私の休憩を待っていてくれたのだ!

まぁ、こんな真夜中に、ずぶ濡れのライダーが震えながらラーメンを食べていて、「閉店だから出てけ!」と雨の中に追い出すのは、それはそれで人としてどうよ、という部分もありますが(笑)

ラーメンのみならず、店員さんまでが私の心を温めてくれたのでした。

さぁ、元気全開!行くよ!朝日を見に!

数時間前、日本海に沈む太陽を拝んだ。
そこで次は、その同じ太陽がオホーツク海から顔を出すのを見てやろうというものだ。

そして、その場所に選んだのが『能取岬』
この岬越しに登る太陽が美しいのだ。

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晴れてればね。

はい、じゃぁもう次、次!

能取岬、網走を抜け斜里町、そして所謂『知床』入り。
正確には、知床半島の宇登呂や羅臼であるのだが、総称して「知床行ってきた」と言う。

宇登呂はスルーして、そのまま知床峠へ。
今回、海沿いルートばかりを走っている為、姫の本領発揮するようなレイアウトの道は殆どない。
そんな中、この知床横断道が唯一楽しめる峠道であるが、日頃の行いが良かったのだろう。全面ドライだった。

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ただ、自分の限界ペースの7割位の走りで止めた。
ダラダラ乗ってる時間の方が長すぎたし、何より1年ぶりの走りだ。調子にのるとロクなことがない。

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羅臼岳と。
まだ雪がちらほら残っているのが見える。

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根室海峡の雲海が素晴らしい。
それを眺め、小鳥のさえずりを聴きながら、しばしの休憩。

30分程して出発。羅臼へと向かう。

峠を下りて、羅臼の入り口にある、

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廃墟ホテル。
これは『出る』なぁ。。。

ーーーーさて、羅臼で給油の必要があったのだが、あいにく開店まで時間がある。

そこで、

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道の駅にて開店の7時まで休憩することに。
暇なので、撮った画像の整理をした。

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給油を済ませたら、今度は一気に根室へ向かう。

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晴れていたら綺麗な景色なのだが、残念だ。
今回は一回も青空に包まれることは無かった。あの夕陽だけが唯一の救い。。。

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納沙布岬は、曇っている方が『らしい』といえば『らしい』。

ーーーーさて、実はそろそろ眠い。
童夢温泉ではろくに仮眠をとれなかったし、出発前も少ししか寝ていない。そろそろ本格的に寝たいところなのだ。

最初の予定では釧路の温泉ま行くつもりをしていたが、そういえば根室からすぐ近くの霧多布にも温泉があるのを思い出し、予定変更。

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根室市内で給油。しばらくぶりにVパワーを補給出来た。
Vパワーを給油できるシェルは数が少なく、24時間営業のをやっているのは殆どないので、入れたくてもなかなか入れられない。
モダはシェルだけどハイオクはVパワーではないのだ。(Vパワーのモダもある)

給油後、シールドの虫を拭く為に「タオル借りていいですか?」と尋ねると、「あ、どうぞ!よかったら手伝いますか?」と言われた。

え?いや、、、、イイっす。。。

きっと、バイクを拭くと思ったのだろう。


さて、霧多布霧多布!

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霧多布温泉ゆうゆ。

ここでしっかりと体を休め、睡眠をとる、、、、つもりでいたのだが、子供がうるさ過ぎて全く寝ることが出来なかった。
まぁ、公共の場だから致し方ない。。。。

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ベチョベチョのツナギとグローブ、ブーツもしっかりと乾燥。
が、やはり革製品。全然乾かない。

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食事は、なんと出前を取るというスタイル。施設内では何も作ってない模様。


結局、500円で11時間滞在した。

さて、また夜が始まる。。。

by tm144en | 2016-07-23 05:41 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 22日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(北上編)

一昔前であれば、3月にもなればバイクに乗り始めていた。というか冬も乗っていた。
しかしながら、今年は7月に入っていながらも未だ乗り始めていない。整備途中で乗れなかったとは言えるが、それは言い訳に過ぎない。

『整備している方が楽しかった。』

これが本音だ。
『走り』に関しては、どこか行き着いた感がある。
今以上の走りを求めていないし、公道をメインにする以上リスクや安全マージンを考えると、むしろこれ以上は無いとさえ言える。
小さいレベルで、「今のコーナリングはイマイチ」とか「今の寝かせ方は気持ち良かった!」などはあるが、それを突き詰めていくようなことはしない。

しかし、整備は違う。今以上の深い知識を得ていくことに、リスクや危険性などというものは基本的に無い。(危険な作業というのはあるが、バイクに乗る時の注意力に比べれば易しい)
新しい知識を得た時の喜びや、自分の考え方が正しかった時の感動は、何事にも代え難い。

そう。だから、乗ってないなら乗ってないで良いのだ。

そう。それで、いいのだ。

。。。

。。。

。。。

。。。

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バイクは乗ってナンボじゃ〜!
乗って乗って乗って
乗りまくるんじゃ〜〜!!


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まずはじめに訪れたのは、濃昼港。そう、懐かしのあの場所。
死力を尽くして戦ったあの日々は、まるで昨日の事のよう。

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一つ100 kgはあるアンカー。

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これに足が挟まり、右足首が折れそうになったのも今となっては懐かしい。

漁師の経験をさせてもらって学んだことは多々あるが、やはり一番大きなことは『生きる』ということ。
その大変さだとか、素晴らしさだとか、勿論それもあるが、とにかくシンプルに『生きる』の3文字。
『生きる』とは、知恵と創造力。
第一次産業。なんの着色もされてない、人間が生きる為のスタート地点の職場だからこその経験と言えるだろう。

ーーーーさて、感傷に浸るのもほどほどにし、先を急ぐことに。

『一年の計は元旦にあり』という言葉があるが、これを私は
『北海道ツーリングの計は稚内にあり』だと考える。

北海道をツーリングするにあたって、まずは、というかその全ては稚内から始まる。
まずは稚内に降り立ち、そこで初めてツーリングの計画を立てるのが良いのだ。

北海道で一番好きな場所は屈斜路湖だが、一番意味も無く行く場所は稚内。
「とりあえず稚内行くか」。そういう感覚があるのだ。

稚内を目指す時は、基本的に海沿いである。内陸で行くことは殆ど無い。
濃昼を過ぎ浜益、増毛と続き留萌となる。
その留萌の街中を抜けると、そこにあるのが、

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この青看板。
ここで初めて『稚内』の文字が現れる。それを見てようやく、今自分のしていることに身震いしてくるのだ。

「行くぜ!」

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羽幌のホクレンで最初の給油。

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基本的にずっと天気が悪く、本降りにはならないが、霧雨、小雨、曇りをぐるぐるローテーションしている感じだ。
その為路面も濡れており、レーシングカットスリックのタイヤでは少々傾けに緊張が走る。スリップダウンしたら一巻の終わりだ。

羽幌を出発して初山別、遠別と続く。遠別では、晴れていれば利尻島を遠くに望むことができる。

遠別を過ぎ、天塩で国道232号線の内陸の道と、道々106号線の海沿いの道とに分かれるが、ツーリングライダーで内陸を走る人ははっきり言っていないだろう。

道々106号線に乗り換え、天塩川を渡る手前で見えてくるのがあの風車群。

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遅い出発は、むしろこの為だったのかもしれない。
いや、全くそんなことは期待していなかったし、考えてもいなかった。
過去に、夕刻を狙って稚内を目指したこともあるが、そういう時に限って夕焼けを拝めなかった。

今回は無欲の勝利だったのかもしれない。

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夕焼けの中でクルクル回る風車群。『幻想的』という以外なんと表現できようか。

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雲に隠れて全景を見せてはいないが、それもまた一興な利尻富士。朱色に染まる地平線と相まって、日本画の中にでも迷い込んだかのようだ。

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ずっと天気が悪く気持ちも沈んでいたが、オロロンラインが私の心に陽を灯してくれた。
しかも神様は、この日初めて、そして今ツーリング唯一の

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太陽を私に贈ってくれた。
もうこれで、もうこれだけで充分。

常に当たり前に出ている太陽に、大きくありがたみを感じることは少ないが、日差しを諦めていた時のひょいとしたその姿には、もはや感動の涙を浮かべるほどだ。

「ありがとう。。。」

私は、今回のツーリングの成功を確信した。

ーーーー稚内市内に入り、まずは給油。

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モダは、24時間営業から22時間営業、2時〜4時の間店を閉めるようになったので、私のようなミッドナイトライダーは気をつける必要がある。

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稚内では、童夢温泉で仮眠の予定を立てていた。

今回のツーリングの基本的な考え方は、夜走り、昼は温泉施設で仮眠するというものである。
この後夜通し走るつもりでいるので、その前にちょっと仮眠を取りたかったのだ。
しかし、到着が19時30分となってしまい、閉店の22時まで少ししかない。入浴の時間もギリギリにして、仮眠と言えないような仮眠を取った。

長距離ツーリングでの温泉はかなり重要。ライディングによる疲労を蓄積させないためにも、温泉には必ず入りたい。

ちなみに、私が温泉に入っている間の姫のご様子はと言うと、

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このようになっている。
大変申し訳ないが、我が姫君が可愛くて可愛くて、私のいない所で人目にさらしておくことなどもってのほか。
しかし、どうしても温泉には入らなければならない。そこで考えたのがこの方法だった。
これはアライテントの一人用タープで、荷物としてかさばらない。

今まで、姫に乗って温泉施設に行くという選択肢が考えられなかったのだが、この方法を思いついたことで選択肢の幅が広がった。

頭隠して尻隠さず状態ではあるが、『タープで隠してる』という安心感は絶大で、心行くまで休むことができた。

正味30分程の仮眠を終え、童夢温泉を後にした。

さぁ、ここから『ミッドナイトエンデュランスツーリング』の始まりだ。

続く。。。

by tm144en | 2016-07-22 03:19 | BIMOTA DB7S | Comments(3)
2016年 07月 21日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(準備編)

まずは整備から始まった。

どうして前もって整備を終わらせておかないんだ、と言われても仕方がない。そんな計画的なジンセイを歩めたらどんなに良いことだろう。

して、何の作業が残っていたのかというと、

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チェーンスライダーである。
チェーンがスイングアームに当たらないようにする為のガードであるが、以前自作した物である。

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ご覧の通り、かなり削れて今にもネジの頭にヒットしそうな勢いである。一応上下反転させて使用している。
材質は高分子量ポリエチレンを使用したが、1200km程が限界に見える。
まぁ、そもそも純正よりも厚くしたことで、見た目に削れている量が多く見える分心配になっているだけで、実際はまだ大丈夫なのかもしれないが、これから長距離のツーリングに出かけようというのにこの状態では心許ない。

そこで、

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材料はあるので、急遽作ることにしたのである。

今回、1000km以上は走るつもりでいた為、途中でスライダーが限界を迎えてしまう可能性が考えられた。
したがって、途中で上下反転させることを考慮し、取付方法を変更することにした。

スライダーは、画像のまま、半円の状態で使用する。

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まずは、裏側に滑り止めの為ビニールテープを貼る。

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次に、画像のようにドリルで穴を開ける。曲面にドリルの刃を斜めにあてる行為なので、刃先が滑らないように慎重を期した。

加工はこれだけ。
これを、

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このようにタイラップで固定するという手法を今回とることにしたのである。
こうすることで、見た目はかなり格好悪いが、スライダーの交換作業は飛躍的に向上した。

あとは、各部のボルトの締め付けチェック、タイヤのエアーといった標準的な走行前点検である。
これをやるかやらないかで、走っている時の精神状態がかなり変わってくる。マシンに対して心にほんの少しのわだかまりがあるだけでも、100%楽しめなくなってしまうからだ。

マシンの整備が整ったら、今度は荷物の準備である。
と言っても、微々たるものではあるのだが、そんな中でも、

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工具類は怠れない。
配線のトラブルもあるかもしれないし、何か突発的な事が起こるとも限らない。
「工具さえあれば!」という状況だけは作りたくないので、ある程度の整備が出来るだけの工具を持っていく必要がある。

携帯用工具については、一度本格的に研究したいテーマなのだが、なかなか機会が無く(気が乗らなく)、結果いつもあり合わせのものを持っていくことになる。
だから、8、10、12、13のスパナが必要なのに、3本用意する羽目になってしまう。
この1本のスパナ分で、あのジュラルミンカラーの軽量化した分や、ボトムクランプのチタンボルトで軽量化した分の元を取られてしまっていると考えると、泣くに泣けない。

スパナも、耐久性はさほど必要ないのだから、持ち手を肉抜きしたり軽量化出来る。
旅先での、1回2回の作業に耐えられるだけの耐久性だけがあれば良いのだから、極限まで軽量化出来るはずなのだ。

まぁ、出発当日になって、そんなことを考え始めてもどうすることも出来ないので、携帯工具に関しては近々の課題として肝に銘じておこう。

準備は整った。
機は熟した。

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さぁ、行こうか

by tm144en | 2016-07-21 03:25 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2016年 07月 19日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(詳細編)

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by tm144en | 2016-07-19 23:20 | BIMOTA DB7S | Comments(2)