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2014年 11月 30日

【DB7】INA?スフェリカルベアリング

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はるばるドイツからやってきました♪

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DB7のリンクロッドのスフェリカルベアリングです。

8月に注文した時にシェフラージャパンに在庫が無く、本国にバックオーダーで、4、5ヶ月掛かるということになってました。

しかし、4ヶ月を待たずして到着。

という訳で、一番最初にビモータに純正で頼んだステムベアリングがビリということになりました。
というか、まだ届いてない(笑)11月の初めに、『そろそろ届く』って言ってたハズなんですが。。。

そして、今回のこのスフェリカルベアリング、純正で注文すると1個4000円位だったんですが、シェフラージャパンで頼むと1個1100円。
しかも、見た感じ純正よりも材質が良さそうにみえます。

ただ、『INA』のベアリングのハズなんですが、箱には『ELGES』という謎のブランドロゴが。。。
一応メイドインジャーマニーにはなっていますが。
まぁ、ベアリング業界も不況で合併合併なんでしょう。要するに『シェフラーグループ』ってことなんでしょう。

スフェリカルベアリングには内部隙間の設定は無く、精度誤差があるだけです。
4つの玉の動きを比べると、キツいのやユルいのとバラツキがあります。これは、まぁ、仕方の無い部分ですね。

純正品以外を使う事は外車においてはタブーではありますが、ビモータに関しては別かなぁ〜。
純正品が信用出来ないし、注文してもなかなか来ないし。

さて、これでリア廻りのベアリングは揃いましたが、いずれにせよピボットのズレをどうするかまだ決めあぐねているので、組み立てはまだまだ先です。

ただ、ハンドル廻りがバラけてるのはそろそろ組み立てたいんで、早くベアリング来ねーかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

by tm144en | 2014-11-30 03:35 | BIMOTA DB7S | Comments(0)
2014年 11月 29日

浄水器の訪問販売

以前働いていた、浄水器の訪問販売のお話で幕間つなぎを。。。

===========

大阪で浄水器の訪問販売をやっていたのが、20歳頃の事でした。
それまでガソリンスタンドの社員として努めていたのですが、安い給料に嫌気がさしていた時にたまたま見つけた『月収30万円以上!』の文字。
しかも、仕事内容はアンケートを取るだけとのこと。
そんな簡単な事で30万円も貰えるんだったらと、早速面接を受け難なく合格。
3ヶ月の研修と称して大阪へ飛ばされるのでした。戻って来れないとも知らずに。。。


最初の1週間は天国のような日々でした。
優しい先輩の指導に、同期の友人達。しかも、初任給から30万円貰えるとあって、バラ色の人生を描いていました。

状況が一変したのは1週間の研修を終えた時でした。

それまで教えてくれていた先輩は、実は単なる事務の人で、これから出会う人がバリバリの営業マン&ウーマンだったのです。

事務の先輩と同じレベルで考えていた私は、その営業の人たちが集まっている場所に初めて入った時に愕然としたのを今でもはっきりと覚えています。

「ここは刑務所?いや、軍隊?」

15人位の人達が、揃いも揃って怒鳴り声を上げているのです。
1週間の研修で、大きな声を出すようにとは言われていましたが、まさかこれほどまでとは思ってもいませんでした。

まず、話の基本は『押忍』に始まり『押忍』で終わります。
名前を呼ばれると「はい!押忍!」と返事をし、今日の抱負の述べたり、意見を言ったりし、最後に「以上です、押忍!」で締める。
話している時の手は腰に添え、足は肩幅に開き、なにより、一言一言を全力で発声するのです。

とはいえ、それは午前中会社にいる時の事であり、会社を出てからはそこまではしません。
要するに、これから向かう言わば『戦場』へ向けて気合いを入れる為の行為であり、実際町中で大声を出してたら、警察を呼ばれるのが関の山です。


一口に『訪問販売』と言っても、数々の段階を踏みます。
我々が扱っていたのは1個26万円する浄水器でしたので、おいそれと売れるものではありません。

まず最初に、アンケートと称して一軒一軒の家を回ります。インターホンを押し、アンケートのお願いをします。
当然断られるので、しつこくなり過ぎない程度に軽く粘り、だめならさっさと次の家に向かいます。

「お忙しい所すみません、◎○のだいちゃんと言います。今、市場調査とってるんで、お願いしまーす」

「いや、結構です」

「順番に回ってるんで、お願いしまーす」

「ウチ飛ばして下さい。」

「1分位で終わりますんで、お願いしまーす」

ここで断られたら、大抵は諦めます。

このペースで周り、1日2〜300件の家のインターホンを押す事になります。

アンケートを協力してくれた場合、10個程の質問をし、「ご協力ありがとうございました〜」とあっさり引き下がります。

、、、と、見せかけて

ここからが本番。

「あ、それと、ウチの会社○○って言うんですけど、聞いた事ありますか?」

「無いです」

「あぁ〜そうですか!それじゃぁ、今宣伝で回ってるんで、覚えてもらっていいですか?○○のだいちゃんって言います!新人なんで、よろしくお願いします!」

「はい、わかりました。」

「今なんでこんなことやってるかって言うと、テレビやラジオで見たり、聞いたりするだけではなかなか伝わらないじゃないですか〜。」

「はぁ。」

「なので、こうやって、一軒一軒回って、宣伝してるんです。せっかくなんで、宣伝させてください!」

「はぁ。」

「奥さん、ミネラルウォーターの出る機械って知ってますか?」

「ああ、浄水器?」

「違います!『ミネラルウォーター』の出る機械なんです。」

「いやぁ、知りません。」

「ウチは、それを作ってる会社なんです!」

「そうですか。」

「奥さん、さっきのアンケートで、浄水器を使ってるってことでしたが、全部に使ってますか?」

「全部って?」

「例えば、お米を研ぐ時は?」

「研ぐ時は普通の水道水です」

「野菜を洗う時は?」

「それも水道水」

「じゃぁ、いつ浄水器の水使うんですか?」

「お米の炊く時の水や、お茶飲む時は、浄水器の水使ってますよ」

「そうですか。なんで、研ぐ時から使わないんですか?」

「研ぐ時は勿体ないから」

「そうですか。それじゃぁ、お米を研ぐ所から炊く所まで、野菜を洗うのも、全部ぜ〜んぶミネラルウォーターでやれたら、どう思います?」

「そりゃ良いんじゃないですか?」

「ですよねー!」

「あ、でも、買わないわよ!」

「あら、奥さん、僕、今宣伝で回ってるって言いませんでしたっけ?」

「どうせ売りつけるつもりなんじゃないの?」

「あのですね、今宣伝で回ってるんで、奥さんにミネラルウォーターの出る機械を『お試し』でいっぱい使ってみて欲しいんです。それで、もし良かったら、、、」

「ほら、買えって言うんでしょ!」

「いえ、もし良かったら、みんなに宣伝して欲しいんです」

「え?」

「ですから、宣伝で回ってるんで、奥さんが広告塔となって皆さんに宣伝して欲しいんです。でも、その為にはまず、奥さんにたくさんたくさんつかって貰わないと駄目なんで、1週間位機械置いてくんで、いっぱい使ってみてください。そして、終わったら、また取りにくるんで、返して下さいね」

「え、でも、買わないわよ!」

「あれれ〜?話聞いてました?宣伝なんで、返して貰わないと困るんですよ。」

「でも、そんな機械なんて置く場所ないわよ」

「機械っつっても、こんくらいなんで」

「う〜ん、、、」

「おネシャーす!おネシャーす!新人なんで、おネシャーす!!!」

「はぁ、、、」

「ただ、ここまで言っても、蛇口で合う合わないあるんで、合わなかったらごめんなさいになっちゃうんで、蛇口だけとりあえず見せてもらっていいですか?」

「あ、はい、どうぞ。」

。。。

「ああ!ピッタリです!良かったですね!合いますよ!」

「あ、そうですか。。。」

「じゃぁ、今機械持ってくるんで、10分したらまた戻ってきますね!」

「あ、はい。でも、あんまり時間が、、、」

「大丈夫です!すぐ終わります!蛇口ピッタリなんで!」


ーーーーーとまぁ、こんな単純なやり取りになることは殆どないんですが、大体の流れはこんな感じになっています。
この、浄水器を持ってくる段階まできたことを『取り付け』と言い、所謂『アポ取り』というやつになります。私の仕事はこの『アポ取り』までで、俗に『アポインター』と呼ばれています。

このあと、浄水器をもって再び訪れる時は、メンテナンスの人と称して、所謂『クローザー』の人を連れてきます。このクローザーの人が基本的には買ってもらう所まで持って行く(クロージング)するのですが、それにも段階があります。

まずは、レンタルの申し込みをしてもらい、月3000円で使って貰えるようにする(申し込み)。

その後、10年のレンタル契約を結んでもらう(レンタル。レンタル専門の『レンタルクローザー』と呼ばれる人もいました。)

月3000円×10年=360000円なので、買ったら260000円だから、買った方が安いと言い、買って貰う(契約)。これを『ひっくり返す』と呼んでました。

午前中は、この段階ごとの『トーク』の特訓をひたすら行っているのです。

ちなみに、浄水器を持ってきたら『デモ』が始まります。
蛇口に浄水器をセットしたら、まずは水を飲み比べてもらいます。

そして、浄水器界隈鉄板のアイテム『オルトトリジン』を取り出します。
オルトトリジンとは、水に含まれる塩素の濃度を計る薬で、プール等で見た事がある人もいるでしょう。

コップに入った浄水器の水と、普通の水道水にそれぞれオルトトリジンを入れると、水道水の方は黄色くなるので、大抵の人はここで「おお〜」となります。

「奥さん!お米研ぐ時、水道水でやってるって言ってましたよね?」

「はい。」

「この水(黄色いヤツ)で研いでるって思ったら、どうですか?」

「ちょっと、気持ち悪いですねぇ。。。」

「ですよねぇー!」

営業の基本は、相手に喋らせること。一方的にコチラ側から畳み掛けたのでは、相手は引いてしまうので、あくまで相手に主導権がある状態で話を進めなければなりません。
そして、その相手の口から出た、コチラにとって都合の良い言葉に対してすかさず「ですよねー!」と同調するのです。これが最も重要な事。

飲み比べ、オルトトリジンと来て、次に行うのがこの黄色い水道水にお茶っ葉を入れる行為。

実はここにちょっとしたカラクリがありまして、お茶の葉のカテキンが、塩素を吸着する役割があるので、コップの黄色い水にお茶の葉を入れるとあら不思議!さっきまでの黄色い水が一瞬で透明になるではありませんか!

「どーーーですか!奥さん」

「ええ〜〜なんで〜!」

「水道水に入ってる塩素が、お茶っ葉にくっついちゃったんですよ!(←ちょっとウソ)」

「ええ〜〜〜」

「そうなんです。なので、水道水でお米を研いだら、お米にぜ〜〜〜んぶ、塩素がくっついちゃうんですよ!」

「ええぇ〜〜。。。」

「それ聞いて、どうですか?」

「いやぁ、ちょっと信じられないです〜」

「信じられない?何が信じられませんか?」

「いやぁ、だって、こんなことになるなんて」

「でも、実際に、今見ましたよね。黄色い塩素が、全部くっ付いて、透明になる瞬間。これ見てどうですか?」

「いやぁ〜。。。」

「このあと、晩ご飯作る時、普通の水道水でお米研ぐの平気ですか?」

「いやぁ〜、ちょっと気持ち悪いですねぇ〜」

「ですよねー!」


絶句してる人に、「気持ち悪いでしょ?」と言ってはいけません。あくまで相手がどういう感情を持っているかを、相手の口から引き出さなければならないので、はやる気持ちを押さえ、あの手この手で「気持ち悪い」の一言を引き出すのです。
ここで、「気持ち悪い」を言ってくれない人は、すなわち『落ちて』ない人なので、申し込みも、レンタルも、契約も取る事は出来ません。

逆に、ここで「気持ち悪い」を言ってくれたら、ほぼ契約成立と言っても過言ではないでしょう。

私の仕事は、この「気持ち悪い」を言わせるのが最大の焦点でした。

しかし、今上げた例のようにトントン拍子で進むことなどそうそう無く、300件のインターホンの内、アンケートを取れるのが10〜15件。その内3件のアポが取れれば良い方なので、確率は100分の1。しかも、その契約までこぎ着けるには、アポ3件につき1件あるか無いかなので、なかなか難しい世界ではあります。

しかし、営業とは『確率』。
300件叩いて1個売れるのであれば、3000件で10個売れるということ。10人いたら100個売れるということ。
そういうことなのです。

そして、売れた次の日は、またゼロからのスタート。毎日毎日が『ゼロからのスタート』なのです。

時には、私が1日でとったアポ3件がその日の内に全て契約が決まったり、アポ取ってから2時間で現金で買ってくれたりした人がいたりもしましたが、でも、次の日になったら、『ゼロからのスタート』なのです。

「お兄ちゃん気に入ったから買うてあげるんやからねー!」という言葉に励まされる事も多々ありました。人情の町大阪。物ではなく、人を買ってくれる町。

一生懸命頑張ってアポ取って、それが契約に結びついた時の喜びは何物にも変え難いとても素晴らしい経験でした。

あの時、私という人間を買ってくれたおばちゃん達には心から感謝しています。
玄関上がるまでは人当たりが厳しかったですが、一度台所まで入るととても優しい人が多かったです。

私が大阪で学んだことは、人の優しさと、物を売る事の大変さ。
そしてなにより、『成功への信念』。これに尽きます。

by tm144en | 2014-11-29 04:20 | Comments(3)
2014年 11月 28日

信念

もし、あなたが敗れると考えるなら
   あなたは敗れる
   あなたがどうしてもと考えないなら
   何一つ成就しない
   あなたが勝ちたいと思っても勝てないと考えるなら
   あなたに勝利は微笑まない

もし、あなたがいい加減にやるなら
   あなたは失敗する
   我々がこの世界から見出すものは
   成功は人間の意志によって始まる
   全ては人間の精神状態によって決まるということだ

もし、あなたが脱落者になると考えるなら
   あなたはその通りになる
   あなたが高い地位に昇る事を考えるなら
   勝利を得る前に
   必ず出来るという信念を持つべきだ
   人生の戦いは常に強い人早い人に分があるのではない
   いずれ早晩勝利を獲得する人は
   『俺は出来るんだ』と考えている人だ


==============

これは、ナポレオンヒルの『信念』を以前勤めていた会社がアレンジしたもので、これを毎朝大声で社員全員で『叫んで』いました。
会社は浄水器の訪問販売がメインで、20歳そこそこの私は野心むき出しで大阪に乗り込んだ事を今も懐かしく思います。

この毎朝の声出しも、(上の信念の他に、信訓、取り付けの心得7か条、とあと他にも2つありました)一人が『叫んだ』あとに、全員が続けるというスタイルで、その一人は手を挙げて立候補し、一番元気の良い人が『叫ばせて』頂けるという風潮でした。

当然誰も読みたくはないので、立候補の仕方は『当てられないように』するのですが、あまりに元気が無さ過ぎると逆に『喝』がはいるので、そのさじ加減が重要になります。

しかし、私は逆にこういのは目立ちたがりやで、心から『当ててほしい!』と思ってましたので、猛アピールの立候補により、一番『叫びたい』この信念をほぼ毎朝『叫んで』いました。

『読む』ではなく『叫ぶ』というのは、まさに文字取りで、中途半端な大声では上司に許してもらえません。声というのは、一番簡単な動作であり、それすらもまともに出せない奴が人に物を売るなんてことが出来るはずがない。というか、人として駄目。という理屈です。
ガソリンスタンド上がりの私にとって、この『大声』というのは自信があったのですが、ことごとく打ちのめされました。
『大声』と『叫ぶ』というのは別で、『心からの叫び』というのが最も必要なのです。
言い換えれば『断末魔』とでもいいましょうか。
したがって、そんなことを毎日続けていますので喉は完全に潰れ、まるで天龍源一郎みたいな声になっていました。(その声で営業ってどうなのよって思いますが 笑)
叫び過ぎると、喉が切れて血が出ます(笑)ポケットの常備薬は『喉ヌールスプレー』

その会社は自衛隊、いや、軍隊並みの、いやそれ以上の厳しさで、『押忍!』に始まり『押忍!』に終わる『礼節』を非常に重んじ、細かい目線や動作など常に監視されていました。
軍隊と違うのは、体力仕事ではないので『罰』は腕立てでは無く、『クロージング』。先輩からの『追求』に次ぐ『追求』。

例えば、「なぜ昨日は1本しか取り付け出来なかった!」という問いに対し、普通なら「すいません」と返しますが、「すいませんちゃうて!なぜや!なぜ出来ひんかった!」というのを延々追求されるといった具合です。
「頑張りが足りませんでした」
「なんで頑張らんのや!」
「すいません」
「すいませんちゃうて!」
「はい。」
「はい、じゃなくて!なんで頑張らんのや!」
「疲れていたんだと思います。」
「思いますってどうゆうこっちゃ!お前の話じゃないんかい!」
「はい、すいまいせん」
「だから、すいませんちゃうやろ!」
「はい、疲れてました。」
「なんで疲れてんねや!」
「昨日寝るのが遅かったんで。」
「なんで早く寝ないんや!」
「帰りが遅かったので」
「なんで帰りが遅くなるんや!」
「遅くまでテリ回ってたんで」
「なんでそんなことになるんや!」
「取り付け出来なかったからです」
「せやろ!だからAタイム(13時〜15時)に1本つけなあかんねや!」
「はい。」
「どうしてAタイムに付けれないんや!」
、、、
、、、
、、、

大抵は言い逃れも何も出来なくなり、『ぐう』の音も出なくなります。(人間追いつめられると、本当に『ぐう』の音すら出ない 笑)
勿論、そのあとも延々お説教が続きます。

そんな酷い会社!と思われる方も多いかも知れませんし、今なら立派な『ブラック企業』と呼べるでしょう。
しかし、働いてる当の本人達は全くそんな風に思っていなく(少なくとも私は)、毎日を心から反省し、次の日へ繋げる努力を怠る事はありませんでした。
その一番の理由は、上司の言葉が『正論』であるからなのです。言い返す隙もない、言い返しても返り討ちに会う程『筋』の通った『正論』なので、反発心など育たないのです。
そりゃそうでしょう。相手は営業のスペシャリストです。人を『説得』するのが仕事なのですから。


午前中は掃除に始まり、声出し、アポ取りの練習等に費やされ、午後から『テリ』(訪問販売を行う地域)に向かいます。

午前中、信念の声出しで勢いを付けいざ出陣!とばかりに毎日テリに向かっていたのですが、営業を断られることが度重なり、夕方には大抵意気消沈しているのでした。

半年程で心がボロボロになり辞めてしまったのですが、思えばあの頃が人生で一番燃えたぎっていた頃でした。
世の中を知らない『若さ』がそうさせていたのだと思います。

それほどの思いでやってきたことなので、その時に得たものは私の糧として、今でも生き続けています。
今の、常に前向きな思考が出来る私が存在するのは、間違いなくこの会社のお陰だったといえますね。

やればできる!じゃない、

出来ると思ったら出来る!

by tm144en | 2014-11-28 11:29 | Comments(1)
2014年 11月 26日

作業台整理

『デッドスペース』と言えば、有効利用出来ていないスペースの事を指しますが、直訳すると『死に場所』って意味ですよね(笑)

だいちゃんガレージはまさに『死に場所』だらけなのですが、その中の一カ所、

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作業台スペース。

ここは主に、切ったり削ったりを行う場所として考えていたのですが、この有様では何も出来ません。
というかそもそも、この『棚』を壁に取り付ける事をしなければいけないのに、これがそのままになっていることで、デッドスペースになっちゃってるんですね。

そんなわけで、

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装着。
壁の骨組みがむき出しになっているので、楽勝で取り付けられました。

ただしこの棚、

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棚板を固定する差し込みピンが足りません。
そこで、何か良い物ないかな〜と探していると、

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(*赤が飽和して酷い事になっちゃってますが 汗)

ありました☆『スパイクピン』です♪
6ミリ位の乳首ピンです。

これが、

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お見事なまでにピッタリはまる☆

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バッチグーでしょ♪

棚さえ決まっちまえば、あとはコッチのもん。

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ちゃちゃちゃっと片付きました☆
高速カッターは外側にして、ボール盤を手前側に変更。
いや〜、棚が一個あると、整理整頓が加速しますねぇ〜。

作業台付近が片付いたことで気分を良くし、

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この辺も模様替えしました。
今まで、ガレージを遮るように低い作業台が陣取っており、K1のエンジンに没頭してる時は良かったのですが、最近は薪を持ち運んだりするので正直邪魔になっていました。

DB7の位置が割とデフォルト設定として良さそうなので、それに見合った位置ということで写真の位置に変更してみました。

まぁ、こういうのはその時その時で使い勝手が変わるので、一つの形に固執せずケースバイケースで逐一変更していく方が良いのでしょうね。
それに、模様替えって結構好きなのでストレス解消になります。

まぁ、高効率作業スペースの作成に時間を取られ、肝心の作業が出来なかったというオチなんですが。。。

by tm144en | 2014-11-26 02:11 | Comments(0)
2014年 11月 25日

【チャレンジ】スイングアーム脱着

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チャレンジのスイングアームを外します。

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右側のピボット部分が、M6のボルト3本でフレームに固定されています。
んん?どうなってんだ??

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ボルトを外すと、座面を少し浮かすことがきますが、簡単に抜き取れる程ユルくはありません。


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なんと、反対側はボルトになってて、しかもこの長さ!!

要するに、左右の固定は独立してるってことなんですね!

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右側のピボット部分の裏側をみると、貫通してません。
スイングアームをズラせる『逃げ』のスペースがあるので、その部分を利用してキツくはまったカシャフトを抜き取ります。

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右側はボルトではなく、シャフトが刺さっているだけ。
なぜ左右で取り付け方法が違うんだろう。。。

。。。

。。。

。。。

。。。


あっ!!

今気がつきました!!!

スイングアームとフレームの位置関係が違うんじゃん!!

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左側はフレームの外側にスイングアームがきてるので、フレームにボルトで固定することが出来ますが、右側はフレームの内側になっているので、ボルトでは出来ず、シャフトの座面をフレームにボルトで固定する、といった方法になっているんですね。

いやぁ〜〜、チャレンジ所有して6年位経ちますけど、初めて気がつきました(汗)
今まで全くそんな所に意識がいかなかったですわ。

面白い造りしてるなぁ〜!

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そもそも、シャフトで貫通してないっていうのがどうなんでしょう。
普通は貫通してエンジンにも通ってますから、もしかするとこの構造なら、スイングアームが良い意味で左右に『振れる』のではないでしょうか?

右側のピボット部分に関しては、シャフトに対して固定はされておらず、左右にフリーな状態になってますから、スイングアームの歪みに対して許容してるともかんがえられますよね。

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右側は、普通のニードルベアリング。スラストは入ってませんでした。

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左側も同じくニードルのみで、スラストは入ってません。

スラスト無しって!!

普通この部分は、ニードルベアリングとスラストベアリングが複合されたものが使用されている事が多いのです。

スラストベアリングとは、

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このような構造になっていて、ニードルベアリングがラジアル荷重を受けるのに対し、スラストベアリングではアキシャル荷重を受けるようになっています。
スイングアームは単純な上下運動(正確には回転ですが)だけに見えますが、左右に振れる動きもあるので、それに対するベアリングが必要であるということなんです。
特にチェーン側は、エンジンのトルクで引っ張られる力が掛かるので、よじれ易いというのがあり、チェーン側だけに使用してる例もあります。

BMWがまさか、ピボット部分のアキシャル荷重について無頓着だったなんていうことはないでしょうから、おそらくチェーン側(右側)のフリーランスな構造が、スラストベアリングの代わりの役割を担っているのかもしれませんし、貫通シャフトを使用しない事が理由なのかもしれません。

そのように考える根拠は、やはりあの驚異的な乗り心地の良さ故です。
あれ程の乗り心地を達成させるには、エアダンパーを使用してるというだけではなく、スイングアームもスムーズな動きをしている必要があるでしょう。

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いやぁ〜、また新たな妄想の種が植えられたなぁ〜(笑)

by tm144en | 2014-11-25 12:25 | BMW G650x challenge | Comments(0)
2014年 11月 23日

【K1】ダンパーロッド到着♪

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東洋硬化さんから再メッキが仕上がったK1のリアダンパーロッドが帰ってきました☆

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だいちゃんガレージ様(笑)

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ピッカピカや~\(^o^)/

お値段は6000円でした。自分で分解出来ればやっすっすー♪

まぁ、完成しなかったら泡銭ですが((((;゜Д゜)))

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by tm144en | 2014-11-23 10:44 | BMW K1 | Comments(2)
2014年 11月 23日

バリ3共和国♪



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みりんちゃんが可愛すぎて吐きそー₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡

by tm144en | 2014-11-23 02:26 | Comments(0)
2014年 11月 22日

'15tmがエロすぎる件

ベアリングフェチの私にとって、今回のうえさか貿易さんのHPの『15tmのヒ♡ミ♡ツ』は、これ以上無い程のエロティシズムに満ちあふれる内容でした。

うえさか貿易さんHP

勿論今までも、垂涎ものの革新的な進化を遂げてきた訳ですが、今回はことベアリングに関してなので尚更です。

逃がした魚はデッケーなーとはこのことか!?笑

いやいや、08など15から比べたらもはや化石。レーサーマシンにとっての7年分の進化とはそういうものでしょう。
勿論、tmという枠内での事ですが。

さて、このベアリング。HPの方では語られて無く、おそらく私独自の解釈ではあるのですが、旧型に比べて『捻れ剛性』が非常に高いのでは!?という妄想をかき立てられるのです。

一番分かりやすいのは、車のタイヤ。真ん中が一昔前の乗用車の70タイヤだとすると、右の新型は50や45といった扁平率だと考えることが出来るはずです。
扁平率の小さいタイヤにすることで、車のロールを抑えることが出来ますよね。それと同じことが、ベアリングにも当てはまるのではないでしょうか。

ベアリングの内輪と外輪の距離が近い(低扁平率)であれば、外輪に掛かるモーメント荷重における軸の剛性が大きくなると考える訳です。


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アクスルシャフトの大径化は、すなわち車で言う所のホイールのインチアップであると言えるのです。

あんな固いベアリングが!?と思われるかもしれませんが、ボールベアリングの中に入っている『玉』は、内外輪と『点』で接触してますので、外力による弾性変形の量がニードル等に比べると大きいので、弾性変形した分、軸が『ヨレて』いると言えるのです。

今回の場合、低扁平にしたことで中に入っている『玉』のサイズが小さくなり、数が多くなっていると考えられるので、その分内外輪と接触する『点』の数が多くなりますので、弾性変形の量が小さくなると言えます。

まして、それがスプロケット側に2個並んでいるとのことですから、その剛性たるや想像を絶するものがあります。

剛性というのは全体のバランスが重要ですが、tmの場合、ジュラルミン削り出しのハブ、スプロケットが採用されてますので、その辺は問題無いでしょう。

ただし、剛性が上がるということが、イコール『良い』というのはまた別の話で、乗り手の趣向やスキル、走行する路面の状況やアベレージ速度などから総合的に判断される部分ですので、一概に言える事ではありません。

それは、マルゾッキとカヤバの乗り味の違いのようなレベルの話であって、あ、だったらこのベアリングならカヤバと相性が良いんじゃないか?とか、いやいやマルゾッキと程よく中和してうんちゃらとかっていう話を、ビール片手に焼き肉を囲んでするのが、至極の『贅沢』なのだと言えるのではないでしょうか。


*注

私はうえさか貿易さんの回し者ではありません(笑)

元所有者として、バイアスの掛かった記事となっております。

尚、今回の内容は全て私の『妄想』ですので、ご注意願います。

by tm144en | 2014-11-22 06:07 | Comments(2)
2014年 11月 21日

【DB7】スイングアームピボットの修正を考える(その2)

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さて、スイングアームピボットズレの件ですが、なんとなく方向が見えました。

TIG溶接の本と鉄の本を基に考えた結果、熱したりせずそのままプレスでスイングアームを塑性変形させて軸を出す、という方法論が無難であるように思えます。

TIG溶接においても、溶接による歪みを矯正する為にプレスによる塑性変形の方法があるとのことでした。(4種類の方法の内の1つ)

私が懸念していたのは、溶接部分に塑性変形に及ぶ力を加えることで、割れたりヒビが入ってしまうのではないか、と考えていたのですが、多少の矯正程度では問題にならないようで、特に注意するような事も書かれていませんでした。
むしろ、TIG溶接は他の溶接と比べ非常に優れているので、その点でも大丈夫であろうと考えられます。

一つ気になるとすれば、鉄は塑性変化した部分は『硬くなる』という性質がある点。
硬い→柔軟性が乏しい→ポッキリ折れるという事が言えますが、これも、同じ部分を何度も塑性変化させたらの極論で、一度の修正程度での硬さの変化は、無視できる範囲ではないかと思います。

逆に、もし熱を加えて修正した場合、鉄の結晶組織の変化による硬さ、柔さの変化、500℃脆性などの問題、寸法の変化など越えなければならないハードルは多々あります。
パイプの向きを180℃曲げる!、、、というのなら已む無しかもしれませんが、写真にあるように、軸の先端部分で数ミリ程度のズレですので、根元部分において必要な修正量は1度にも満たない量と言えます。
その程度の塑性変形などは、鉄の、というかクロームバナジウム鋼及びTIG溶接の強度、剛性をもってすれば、あまりにも小さなレベルであることは、容易に想像できます。

むしろ考えるべきは、変形によるヒビ割れや強度低下などでは無く、

どれだけ正確に塑性変形させることができるか

と言う部分に尽きるのでしょう。

つまり、先日相談した野田自動車さんのような、正確なジグの上で適正な油圧プレスで修正していくような方法が必要最適だと言えるのです。

野田自動車さんが、「大丈夫だよ!」と言っていた言葉を鵜呑みにせず、随分遠回りしてしまいましたが、結局は「その方法が良いのかなぁ〜」という部分に落ち着いてしまった訳です。

とはいえ、それならそうと、お値段の方でちと苦しい。
いや、やる事のクオリティーを考えれば当然の出費なのかも知れませんが、先立つ物が、、、

う〜ん。。。自分でやったら、ゼッテー反対側に曲げ過ぎる自信しか湧いてコネェ...orz

by tm144en | 2014-11-21 04:16 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
2014年 11月 20日

親方

先日、ウチの店に親方が来てくれた。そう、漁師の親方である。
無事、秋味操業を終えての切り上げ会(打ち上げ)だ。ドコソコで働いてます、というハガキを送ったので、律儀に来て頂いたのだ。

既に1件目の店で呑んで食べてきているので、ウチの店では殆ど何も口にすることは無かった。
というか、滞在時間は1時間も居なかっただろう。居酒屋なのに、それでは何の為に来たのか?と思ってしまう程。

親方が来る!というのは、事前に予約を貰って分かっていたので、来るまでの時間は生きた心地がしなかった、、、、というのは少し大袈裟だが、ひどく緊張した。

そんな緊張感もあり、もう船の上ではない、むしろ自分のフィールドにいるにも関わらず、非常にギコチナイ態度になってしまった。
親方の方も、私に目を合わせるようなことはせず、勿論「オウ、ここで働いているのかー!」みたいなやり取りも無く、私と親方との会話は何も無かったに等しい。

どうしてこうなってしまうんだろう。他の先輩漁師の人には気さくに話しかけられるようになったのに、如何せん親方だけは緊張して何も喋れなくなってしまうのだ。
以前、挨拶に行った時もそうだった。

親方に腹を立てているとか、そんなことは微塵もない。怖いというのも違う。
『緊張』なのだ。親方の前では、背筋が「ピーン」となる、とても良い意味での『緊張』なのだと思う。
漁師を辞めた今でも、親方に対する緊張感が毛細血管の先にまで染み渡っているのだ。
この緊張感があったからこそ、私のようなズブの素人でも船の上で怪我をすることが無かったのだと言える。

親方も、他の漁師の人にはそれなりに気さくに話したりするのだが、私が緊張しちゃっているので、どう接していいのか分からないといった感じなのだろう。


ーーーーー2杯目のビールを持って行った時だった。

親方が、みんなとの会話の流れの中で、なんとなく私の方を見て

「まぁ、、、、ありがとな」

とボソっと言った。

私は

「あ、いえ」

とだけ答えた。

それが、半年ぶりに会った私と親方が交わした、最初で最後の言葉であった。。。

by tm144en | 2014-11-20 02:14 | 濃昼 | Comments(1)