カテゴリ:道( 4 )


2016年 10月 14日

道々66号線 ニセコパノラマライン

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『世界のニセコ』と言っても過言では無い程、世界一のパウダースノーを求め、世界中のスキーヤーが集まる。

知り合いに元寿司職人の方がいるのだが、その方がニセコで外国人観光客向けのお店をやっており、そこでメロンにベーコン(?)だったかを、ただのせただけのメニューが1個1万円近くするのに外国人にバカ売れしてるそうで、ボロ儲けしているとのこと。

商売は奥が深い。。。

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「比類なきパノラマ」

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パノラマラインを始めて走ったのはいつだったか忘れてしまったが、10年前には既に走っていた。

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まだ『ケナシ』しか知らない私にとって、パノラマラインの壮大さはある意味『異常』だった。

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『峠』というものの概念を覆すというか、ただクネクネ曲がっているだけの道に『景色』という要素が組み込まれたのだ。

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さらには、そのクネクネした道も丁度良いリズムが刻まれていて心地良い。
あまりだらだらと直線ばかりが続く事は無く、適度にコーナーが繰り返す。曲線半径も50〜100R程でそれほどスピードを落とす事無く走れる事も重要。

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ただ、北海道は広い。10数年前ではまだ知らない峠はたくさんあった。パノラマラインは凄いが、他にももっと凄い峠はいくつもあるだろうと、その時は考えていた。

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だが、無かった。
そこそこ楽しい道は多々ある。しかし、『パノラマライン』という完成品を前すると、どの道も霞んでしまう。
要所要所で良い所があっても、トータルでパノラマに及ばないのだ。

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もはや人知を超えた『何か』が宿っているとしか考えられない。
私の心を掴んで離さないパノラマの精霊達。。。

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これほどまでに美しい道があるだろうか?

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走れる期間はごく短い。
6月になっても雪解けが終わらず、通行止めが解除されないことだってあるのだ。

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美しいもの程儚いと言うが、まさにそうだろう。

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裏パノは確かに良い。ある意味パノラマよりも優れているとは思う。道のレイアウトやあの起伏。
しかし、走り終えた時の満足感や達成感はパノラマの方が上を行くのだ。

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もはや理由を論理的に説明する事など出来ない。
「良いから良いに決まってる!」
そうとしか言えない。

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なぜそこまで、私はパノラマラインに取り憑かれてしまったのか?

パノラマに宿る、精霊達とはいったい何なのか?

他の峠には無い、ニセコにしか無い『何か』があるとでもいうのか?

他の峠には無い、、、、ニセコにしか無い、、、、

そうか、これだ。これこそがニセコに宿る精霊達の正体。

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by tm144en | 2016-10-14 05:42 | | Comments(4)
2016年 10月 13日

道々604号線 老古美小沢停車場線 裏パノ

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国道5号線。倶知安から余市へ向かう途中、国道276号線の分岐点の少し手前にこの交差点がある。

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私のいつもの走りのルートで言えば、新ケナシを過ぎた次のステージとなる。

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「奇跡の裏パノ」

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小沢駅から岩内方面へつながるこの道は、国道276号線と並行している為交通量は非常に少ない。
峠道でも農道でも無い、ただ原野を走っているだけの道である。

しかし、それ故地面の起伏がもろ、路面に表情を彩っている。

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ガードロープの向こう側も、開けている所が多く走っていて気持ちがとにかく良い。

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先を見通せるS時コーナーで気分が高揚し、

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先の見えないコーナーで集中力が高まる。
距離は短いが、本家パノラマラインに負けず劣らず変化に富んだコーナーワークが楽しめる。

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アップダウンは裏パノの十八番。

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私が、北海道で一番だと賞賛するカタパルトコーナー。
下りの右から上りの左へとつながる、起伏のあるS字コーナーで、興奮は最大限に達する。

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第2カタパルトコーナー。
こちらの方が先が開けている。

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前半は、比較的短いスパンで次から次へとコーナーが現れるので、スピードはそれほど乗らないが走っていてとにかく楽しい。

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楽しさは、景色の良さも手伝っている。

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基本的に路面は綺麗なので遠慮無く攻めることは出来るのだが、所々に農機による土や浮き砂利があり、交差点も何箇所かあるので、注意は必要である。

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遠くが見渡せる道というのは走っていて気持ちが良いが、それがさらに走りに徹することが出来るレイアウトであるというのは、まさに奇跡の道。

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この絵を見て血が騒ぎ出すのは、私だけではないだろう。

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S字が気持ち良い。
ただの左コーナーよりも、一旦右に振ってからのキツい左コーナーというのがリズムが良く走りやすい。

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後半で現れるストレートは、ミドル級だがかなり下っている為速度は恐ろしいほどにノル。
さらに、そこからの右コーナーはかなり難易度が高い。
北海道一の度胸試しコーナーだと考えている。

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最後のロングストレートは、先が見通せないので危険である。民家などがあるのでここでのハイスピードは避けたほうが良い。

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ここも危険ポイント。
上を走っている橋の様なものがあるが、この真下が水で濡れていることがたまにある。
おそらく、上の橋の様なものから滴り落ちたものなのだろうが、全線がドライでも、ここだけ濡れていることがあるので注意が必要である。

というか、私の場合最後のロングストレートを過ぎたあたりで、既に走りのペースは乱されているので、この辺は殆ど攻めた走りをしていないことが多い。

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いつもはバイクで走り去るだけなのでまるで気にしたこともないが、今回撮影の為車から降りて歩くことが多かったので、ちょっとだけ身の引き締まる思いだった。

ちなみに彼らを見たことは、昔オフロードを走っている時に2度だけである。
遭遇というよりは、こちらが一方的に見ただけなので事なきを得ている。

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裏パノの終点。
丁度パーキングエリアがあり、ここが同時に本家『パノラマライン』のスタート地点となる。
いつもの走りでは、ここでトイレ休憩をして後半戦への英気を養うポイントだ。

起伏の多い裏パノは、『2輪で走る事の喜び』を再認識させてくれる、まさに『奇跡の道』である。

by tm144en | 2016-10-13 05:13 | | Comments(2)
2016年 10月 12日

国道393号線 新毛無峠 メープル街道

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道の駅あかい川。ここが新毛無峠のスタート地点。

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ここの交差点から始まる。

『新毛無峠』と言ってはいるが、実際の毛無峠は既に過ぎており、この道はもはや峠ではなく、単なる山間の道でしかない。

しかしながら、いつも走っていた『ケナシ』の延長線上にあり、しかも以前は通り抜け出来なかった道が通れるようになったという経緯があるので、愛称の意味合いも込めて『新ケナシ』と呼んでいる。(のは私だけかもしれないが)

ちなみに、正式には国道393号線は『メープル街道』という愛称が付けられている。
20年以上走り続けて、今回初めて知ったのだが。。。

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「天空の新ケナシ」

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『新ケナシ』は、『ケナシ』と違い回り込む様なコーナーは殆ど無い。90度位の方向転換程度のコーナーがメインとなる。
その為、必然的にコーナー速度も高くなる。

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北海道のアスファルト。
アスファルトのことはよく解らないが、道路のアスファルトはザラザラしており真夏でもサイドスタンドがめり込む様なことは無い。
駐車場などで施行される様な表面がなだらかなアスファルトが、真夏にサイドスタンドがめり込む。

この様に、一口で『アスファルト』と言っても多様性があるのだから、寒冷地用アスファルトという物があって然りであるし、それによってタイヤのグリップ力にも影響が出ることは明らかと言えるだろう。

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『新ケナシ』序盤に、早速最高速アタックの出来るストレートが現れる。F4で270km位はマークしたはずだ。
ストレートエンドの左コーナーも緩やかなので、かなりの速度で突っ込んで行くことになる。
ちなみに先日ツーリングの時、DB7でここのコーナーに突っ込んだ時は車体が完全に崩壊しそうになっていた。
進入速度は失念したが、DB7史上最大の突っ込み速度であったと言える。
その速度域になると、私の腕の問題も大きいがDB7の車体が悲鳴をあげている様に聞こえた。

様々な要素が絡み合い一概に言えることではないが、F4とDB7との間には明確な線引きが出来ることだけは、間違い無く言える。

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山間の道というのか、比較的視界が広がる、開放的な道である。
道幅も広く、路面も綺麗。緩やかなコーナーばかりが続くので、ついついハイスピードになってしまう。

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『新ケナシ』で一番キツいコーナー『130R』。曲線半径の看板があるのはこの1箇所のみで、ここの手前に『急カーブ注意!』の看板がある。130Rを『急カーブ』と言ってしまう程のレイアウトなのだから、いかにこの道が緩やかなのかが伺える。

130Rと言えば鈴鹿の代名詞と言っても過言では無い。
そんなコーナーが、ここ『新ケナシ』にはあるのだ。

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全線を通して、アップダウンは非常に少ない。殆どフラットな所を走っている印象を受ける。

『新ケナシ』の後半に差し掛かると、長いトンネルが現れる。
それを抜けると橋を渡り、一気に視界が開けるのだが、ここがまさに『新ケナシ』の真骨頂。

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橋の上で絶景を感じながら、人知を超えたコーナリングに酔いしれる。

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もはや地表では無い。
既にマシンは、天空へと飛び立っているのだ。

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それはまるで戦闘機の様に、翼を傾け右へ左へ旋回する。

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遥か、遠くに。。。

by tm144en | 2016-10-12 06:51 | | Comments(0)
2016年 10月 11日

国道393号線 毛無峠 メープル街道

『思い立ったら、即行動』
これだけが私の取り柄です。結果は二の次三の次。

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国道393号線。毛無峠を越えるこの道を、走り屋の間では通称「ケナシ」と呼んでいる。

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札幌から国道5号線を走り、小樽のすぐ手前でこの青看板が現れる。
もう少し進めば国道393号線との交差点があるのだが、札幌から『ケナシ』へ向かう時は大抵ここで曲がる。
もっと手前にも曲がれるポイントはあるのだが、私はここで曲がることが多い。

この交差点を左折し、そこからまっすぐ走り、ガソリンスタンドのある交差点を右折。
この右折後、橋を渡る長めのストレートがあり、ややテンションが上がる。

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少し走るとローソンが現れる。ここを待ち合わせ場所にすることも多い。

ローソンを過ぎ、また少し走ると国道393号線にぶつかる。

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ここが『ケナシ』のスタート地点となる。

「ヘアピンのケナシ」

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ワイン城ヘアピン。60Rの左コーナー。ここを皮切りに、3〜60R級のヘアピンが7連続で続く。

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北海道ワインの本社。
ここでバイクを止めたことが無いので知らなかったのだが、あたりからブドウの香りがする。

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今までワインを飲むことは殆ど無かったのだが、最近は赤ワインにジンジャーエールを混ぜた『キティー』を気に入ってよく飲んでいる。

ワイン城ヘアピンを過ぎ、右の60Rを抜けて、

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左の39R。

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中央ガードレールがあるのは賛否が分かれるが、私はあると安心する。

この39Rを抜けると、ケナシで一番キツい右の30Rが現れる。
その後、左の33R、

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右の30Rと続く。

実は、『ケナシ』にもカタパルトコーナーがあるのをすっかり失念していた。
ガードロープの向こう側が開けているコーナーを、カタパルトコーナーと呼ぶことにした。

ただ、ケナシのこのコーナーは、そんなにカタパルティではないが。。。

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昔は、週末の夜ともなればここらのコーナーに大勢のギャラリーが詰めかけ、膝すり小僧やドリフト野郎に歓声をあげていたのだろうが、今となっては閑散としている。

右のカタパルト30Rを抜け、

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緩やかなS次を越えると、展望台がある。

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のだが、実はここが最後のヘアピン、左の55R。

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展望台駐車場がヘアピンの途中にあるというなんとも危険なポイントなのだが、それ故テンションが上がってしまうのは、目立ちたがり屋の性と言うべきか。

スタート直後に続いた7連ヘアピンが終わると、あとは比較的緩やかなコーナーしかない。

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裏展望台である2目の展望台を過ぎたあたりから、スピード域がグンと上る。

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今回歩いてみて気がついたのだが、思ったほど路面は綺麗では無かった。
バイクに乗っていて気になるレベルでは無いが、改めて見るとそれなりにデコボコしているし、ウネっている場所もある。

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ケナシの後半。最初のロングストレートは緩やかに下っており、リッターマシンであれば手前のコーナー速度如何で200kmは余裕で出せるが、ストレートエンドで緩やかに右に曲がった後の

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左の80Rが結構キツい。

しかもこの80Rを抜けると、

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さらにストレートが続く。

しかし、こちらのストレートは駐車場の出入り口がある為、あまりハイスピードで駆け抜けるのはオススメ出来ない。

このロングストレート2つを越えすこし走ると、

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この建物が見えてきてケナシの終了となる。
「ちょっと軽く走ってくるか」程度の気分であれば、ここでUターンである。

ただし、この先を少し進むと、

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山中牧場のソフトクリームがあるので、ここで是非一服したい所だが、私が走っているのはいつも朝方なので殆ど食べることは出来ない。

というか、いつの間にか建物が新しくなっていたようである。

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阿女鱒岳を左に感じながら、しばらくはクールダウン走行。

そして次なるステージ、『新ケナシ』へと続く。。。。

by tm144en | 2016-10-11 06:57 | | Comments(4)