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2016年 05月 07日

北海道ってのは、、、

5月に入り、残雪など見る影も無くなり、あとは桜を見るだけ!、、、、という今日この頃ですが、油断すると、、、

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朝方はまだ霜がおります(笑)

この時期になると、『アレ』思い出すな〜。。。

伝説の『アレ』

by tm144en | 2016-05-07 03:48 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 12月 15日

【モントーク】エルニーニョツーリング余談

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エルニーニョツーリングの行程です。
だいちゃんガレージを出発し小樽へ向かい、積丹半島はカットして日本海側を下ります。
その後、松前半島もカットし函館入り。
帰りは噴火湾沿いに回り、苫小牧から北上しだいちゃんガレージに戻りました。

出発は5時頃でしたので、気温は氷点下でした。

着用していたものは、上半身は内側から
①発熱系の肌着
②モンベルメリノウールセーター厚手
③ヒーターベスト改(シンサレート増量)
④ゴアテックスインナー
⑤アトランティス3
⑥シンサレート入り作業ジャンバー(黄色いヤツ)

で、首回りにBMW製ネックウォーマー。
グローブは、BMW製ウィンターグローブと、インナーにメリノウール手袋

下は、
①発熱系肌着
②ゴアテックスインナー
③アトランティス3
④シンサレート入り作業パンツ

で、ブーツはBMW製サンティアゴブーツ。


といういでたちでした。
これで、体感の寒さは1ミリも感じません。
しかし、手は、というか毛細血管の死んでしまった右手の人差し指と中指は、冬用グローブとグリップヒーターの力を持ってしても、刺すような冷たさからは逃れることは出来ません。

足先は、水平対向エンジンの真下に潜り込ませることで、エンジンの熱で温められるので冷たくなることは無いのです。

アトランティスウェアーの上から作業ジャンバーを着るのは保険というか、『寒く無い』と『ポカポカ』の違いですね。
私は『ポカポカ』を選択したというわけです。

アトランティスは非常に性能の高いウェアーですが、首回りが弱点なのです。
襟が無いので、首からの冷えが致命的になるのです。
なので、アトランティスの時は常にネックウォーマーが必需品なのですが、それも微妙に隙間風が入り、多少体温を奪われるので、作業ジャンバーの高い襟で、首回りを強固にガードしたという訳。

寒さ対策は、体のどの部分を、どのような方法で寒さから遮るかが重要で、ただ重ね着すれば良いというものではありません。

基本的な考え方は、

①外気との遮断
②保温性
③安全性

この3つのポイントで考察します。

外気との遮断は、ウェアーの生地の防風性と透湿性は当然ですが、隙間風対策も非常に重要です。
主な場所は、


手首
足首
腰回り

の4箇所。
ここをしっかりガードするのですが、体の可動部分に当たる為運動を妨げない方法を考えるのが難しい所となります。

次に保温性は、インナーに着る生地の性能に依存します。
体にフォットし、着膨れしない厚手の生地で、汗で発熱するタイプの物が作業用品店などで売られてますので、それを選ぶのがベストですね。
袖はゴムなどでしまっているものを選び、襟は丸襟などの高さの無いもの。
ハイネックなどを選びがちになりますが、その上に着るジャンバーなどとかさばるので、インナーの襟は無い方が良いです。

ヒーターベストは良いのですが、完璧ではありません。
ベストなので、腕は温まりませんから腕は腕でちゃんと保温が必要です。ヒーターベストを信じ切って薄手で走り出すと、とんでもないことになるので注意してください。
ヒーターベストはあくまで『オマケ』として考え、電源が入ってなくても寒く無いレベルでインナーを着用するのがオススメです。

重要なのは、『自分の体温で温まる』ということ。ヒーターベストを使用すると、体は冷やそう冷やそうと働くので、電源を切った途端に物凄い寒気に襲われてしまうのです。
なので私は、保温性の非常に高いメリノウールの『上から』ヒーターベストを着用しています。
そうすることで、セーターがヒーターベストの熱を蓄熱してますし、体は体でそんなに冷えよう冷えようとしていないので、急激な寒気が襲ってくることは無いのです。

以上のような観点で防寒対策を施せば、たとえ氷点下でも、休むことなく走り続ける事が可能となる訳です。
別に私が寒さに強い訳でも、寒さを感じないバカな訳でも、やせ我慢をしている訳でも無く、ちゃんと理論的に『寒さ』を研究してきた結果に過ぎないのです。

ちなみに、右の人差し指と中指対策に関しては、ガーミンのヒーターグローブで対応しようと考えていたのですが、なんとサイズが無いという運の無さで見送りになってしまいました。

基本的に、『保温』というのは、自分の体温を保存することですから、それをいかにため込み、そして奪われないかが防寒対策の真髄ですが、私の人差し指と中指は肝心の『体温』の部分でつまずいてますから、保存もへったくれも無いのです。
例えていうなら、貯金して無駄遣いしないって言う前に無職、って感じ(笑)

なので、電熱グローブで外から強制的に熱を与えるしか対策の施しようが無いのです。

雪かきや煙突のスス掃除など、冬の外仕事は結構ありますから、グローブをなんとかしなければいけないのですが、はてさて。。。


、、、、って、アレ!?ツーリングの話してねーじゃん(爆)

by tm144en | 2015-12-15 04:18 | BMW R1200c モントーク | Comments(2)
2015年 12月 14日

【K1】万歳エルニーニョツーリング

エルニーニョ現象?だかなんだかわかりませんが、異常です。

12月のこの時期にして、道路の積雪がほぼゼロ。気温もプラスです。
去年の同じ時期で

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これくらいは積もってましたから。
2012年の12月8日だと、

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これくらい。
自宅前で

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これくらい。

今は、

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これくらい。

、、、やっぱ異常です。

過去の記事をみても、12月にモントークでツーリングに行ったことはありません。11月に屈斜路湖の白鳥を観てシーズン終了が基本でした。






これは走るしかないでしょう!!

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いくぜ!記録更新!!
今シーズンまだ一度も走らせてないモントー君。きっと、これが最初で最後の走りになるでしょう。
『最初』が、前代未聞の『12月』という、なんとも希少価値の高いツーリングです。

エンジン始動に手こずりましたね。
気温はさすがに朝の時点では氷点下でしたから、20wー50 のオイルなんていったら、もはや液体ではなく固体になってますから、セルが回りません。

なので、ジェットヒーターでエンジンを温めるところから始めました。
両サイドに張り出したエンジンですので、片側ずつ温めなければならず、かなりの時間を費やしましたが、無事息を吹き返しました。

目指すは道南。
え?守りに入ってるって?それが何か?36にもなると、そこそこ守りに入りますよ。
さすがに道東は行けません。日勝峠は無理でしょう。稚内も厳しいんじゃないでしょうか。
となると、安パイの道南しかありません。

ええ。守りに入ってますけど何か?

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遠くに見える山は勿論、雪化粧。

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高さが違うと、化粧の違いが見れて面白いですね。
こういう中途半端な時期の山は、高さで雪の量が違いますから、それがグラデーションのように見れて面白いんです。

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綺麗な景色は結構あるのですが、なかなか止まるのが億劫で、結局ガソリンスタンドの写真ばかりを撮ってしまう私(笑)

あとは、トイレ休憩くらい。

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景色を撮る為『だけ』に止まるのは、よっぽどの場合ですが、それもなかなか無いですね。そういう気分なら撮る時もありますけど、『走るっ!』って気分の時は、ただひたすら走っていたいので、綺麗だな〜と思う景色でもなかなか止まれないですね。

なので、走るのが楽しく無い、スクーターとかでツーリングしてみたいですね。そうすれば、綺麗な景色のたびに止まって写真に没頭できる。

写真も撮ってて楽しいですし、こだわりたいですが、バイクと重なるとやっぱ負けちゃいますね。バイクの『走る』ということへの情熱、、、というかむしろ依存。文字通り『依存』なので、自制心が中々働かないのです。

したがって、ある程度最初に予定を立てる必要があるわけです。

そんな今回の一番の予定が、

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3月26日に開業する、初の北海道新幹線。函館の駅、正式には『新函館北斗駅』を見てくることでした。

まだ開業前なので中には入れないのですが、それでもなんか人が一杯いましたね。警備員もいましたし。

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札幌まで来るのはまだまだ先でしょうけど、とりあえず開通したら一回位は新幹線で東京まで行ってみたいですね。
4時間位で行けるそうなので、余裕で日帰り出来ます。

飛行機の方が安いとか、早いとか、そういう価値観ではないですね。
東京に行く理由なんて無いわけですから。

そう。ツーリングと同じ。

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さて、函館といえば、トラピスト修道院も有名です。
中学生位の時の修学旅行かなんかで来たことがあったはずですが、大人になってからは初めてです。
今回ふと寄ってみたくなりました。

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異国情緒あふれる、、、的な?

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ただ走ってるだけじゃ、ほら、バカみたいでしょ?
これなら立派な『観光』ですから。私ってマトモでしょう?

うん。

で、函館のお土産の代名詞といえば。そう。ここトラピスト修道院のクッキーですが、ここで新事実発覚!

みなさんご存知、一般的な『アレ』

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コレ、実はニセモノなんです!

いや、まぁ、ニセモノというのはちょっと語弊があるかもしれませんが、今回訪れたこの修道院では作ってないんです。
横長で甘いクッキーですが、修道院で作られているクッキーは、

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四角くて、甘さは控えめ。
こちらが純正品で、あちらはOEM供給。

でーすーが!

画像は大分の男子修道院で作られたもの。
函館の女子修道院でも以前は同じ物を作っていたのですが、今はやめたそう。

では、今は何を作ってるかといいますと、

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これ。マドレーヌです。
これは、修道院で作っていて、ここでしか買えません。

つまり、横長のトラピストクッキーは、空港とかの売店で普通に売られていて、函館の代名詞的な感じですが、当のトラピスト修道院の本当のお土産はマドレーヌなのです。

あーややこしい笑

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とまぁ、北海道人としては馴染み深いトラピストクッキーの新事実も解り、とても有意義なツーリングとなりました。

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走行距離は800㎞位。
だいちゃんガレージ史上初の、12月の夏タイヤでのロングツーリング。

特筆するような出来事はありませんでしたが、あ、いや、奇跡の天候に恵まれたという特筆することがありましたが、ただ淡々と距離を重ねるという、ある意味バイク本来の楽しみ方で、とても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

景色に胸を躍らせつつも、一方では『無』に近い精神状態。
その絶妙なバランスこそが、バイクでする『ツーリング』の醍醐味だと私は考えます。

12月の奇跡的な1日を神様にプレゼントしてもらい、結果的に感じた事は変わらない事実の確認。

やっぱ、バイクって良いなぁ〜

来年はどんな走りが出来るだろう。。。


最後になりましたが、車両を提供してくれたアホ隊1号士君ありがとうございました☆

by tm144en | 2015-12-14 09:00 | BMW R1200c モントーク | Comments(2)
2015年 12月 13日

【モントーク】覚醒

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め〜ざ〜め〜よ〜〜!!

by tm144en | 2015-12-13 05:10 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 10月 23日

【モントーク】タペット音



エンジンオイル交換直後のエンジン音です。
殆どタペット音がしません。

しかしながら、これがものの1000kmも走ると、「カタカタカタカタ、、、」と音がしてきます。
だからといって『壊れる』ということにもなりませんので、なんだかんだそのまま走行しますが、3000kmがやはり限度ですね。2000km超えた所からはもう我慢比べでしかありません。

オイルの種類によっても変わってくるでしょうが、今まで使用してきた、リッター1000円〜2000円程度のオイルでは総じて同じ結果です。
20wー50指定なので、その指数で高級グレードのオイルというのも数少ないのですが、例えばリッター4000円位で本当に良いのがあったとしても、4000km以上初期状態を保てないのであれば、1000円のオイルで4回交換するのと変わりがありません。

市販のオイルで、4000kmも添加剤が保つなんてものは、、、無いでしょうね。。。

水平対向は、エンジンの音が良く聞こえるので、良いですね♪

by tm144en | 2015-10-23 04:18 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 04月 17日

【モントーク】インテグラルABSブレーキフルード交換(その2)

さて、前回はブレーキポンピングマスターからABSコントロールユニット間のフルードを交換しました。
前回記載漏れしたのですが、

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コントロールユニットのブリーザーの穴に残ったフルードを、ティッシュでしっかり綺麗に吸い取ります。

===========

マスター、ユニット間が終わったら、次はユニット、キャリパー間となります。

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コントロールユニットに設けられている蓋を外します。
蓋を外すと、

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ストレーナーが入っているので、これも抜き取ります。
ここは、コントロールユニットのフルードタンクになっているので、マスター同様にまずは内部のフルードを綺麗に抜き取ります。
完全に抜ききれない部分があるので、新しいフルードを入れ、希釈して綺麗にします。

通常のブレーキと同じ要領で、このタンクにフルードを継ぎ足しながらキャリパーでエア抜きしていくのですが、

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タンクの構造上フルードの油面が見づらく、万が一空の状態でポンピングしてしまうとエアー抜きが非常に困難になってしまうので、安全策として『ある物』を使用します。

前回の時に自作したものですが、

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タンクの蓋部分にねじ込みで固定できる、言わばサブタンクです。

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このねじ込みジョイントを製作したわけです。
これは塩ビ管の継ぎ手かなんかのヤツで、これにただネジを切っただけなんですが、そのダイスが、

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M18の2.5ピッチという特殊なサイズなので、この一回こっきりの為に、わざわざダイスを購入したってわけです、はい。

ネジ込み部分には適当なOリングを付け、取り付けると、

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こんな感じになります。
これで安心してポンピング出来ますが、一つ注意事項として、フルードを注ぐとかなり落差があるので泡が発生してしまいます。
なので、その泡が落ち着くまではポンピングしないよう気をつけます。

その泡が落ち着くまでの間に、

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キャリパーの掃除をします。
ピストン裏のフルードを抜き取る為にピストンを押し込むので、その前にピストンの飛び出している部分とシール部分の汚れを綺麗にします。

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この辺の作業は、通常のブレーキキャリパーと同じです。

私のやり方としては、ピストンを押し戻す際、キャリパーのブリーザーを開け、そこからフルードを抜き取ります。
ピストンはピストンツールで押し戻した状態で固定し、ブリーザーから続けざまにフルードを抜き取ります。
綺麗なフルードが出てくるようになったらブリーザーを閉め、数回エア抜きをします。
その後ピストンツールを外し、キャリパーにパッド類を取り付けディスクに固定しポンピングします。
パッドがディスクを掴んだら、後は普通にエア抜きをします。

エア抜きが終わったら、特性サブタンクを外し、油面を合わせ蓋を閉めます。
本来は、新品パッドのピストン位置で油面を合わせるのですが、新品パッドにする際必ずここの蓋を開けて行うのであれば、減った状態で合わせても問題はありません。
この状態でピストンを押し込んでしまうと、ブリーザーホースからフルードがあふれ出し、CPUにエラーが記録されてしまいます。

蓋はプラスチック製で非常にもろく、また蓋のゴムシールは単品発注が出来ず、蓋とホースとアッセンブリー交換なので取り扱いには注意します。

これでフロントの交換が終わりです。

続いてリアですが、

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手順は全く同じなので、

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割愛します。

以上、インテグラルABSブレーキシステムのブレーキフルード交換の方法でした。

BMWのブレーキは大変特殊な構造の為、点検整備はBMW正規ディーラーにお任せしましょう〜(笑)

by tm144en | 2015-04-17 04:42 | BMW R1200c モントーク | Comments(2)
2015年 04月 16日

【モントーク】インテグラルABSブレーキフルード交換(その1)

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さて、モントークのブレーキフルード交換をします☆
しかも、今回は単なる交換ではなくDOT4からDOT5.1への変更となります。
とはいうものの、手順としては同じで良いと考えます。

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まず、ブレーキマスターのフルードを抜き、内部を綺麗にします。
そして、ここに新しいフルードを入れる訳ですが、

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マスターシリンダーへの『穴』から水鉄砲のようにフルードが飛んでくるので、ステンレスのプレートで覆って防ぎます。

ここまでは普通のバイクと一緒です。

次にいよいよABSコントロールユニットへ取りかかるのですが、

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周囲をタオル等で覆って、フルードの飛び散りに備えます。

ブリーザーから抜く手順は、

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この様にします。
手法は基本的に通常と同じですが、最初の1本目は、マスター〜ユニット間のホースにある古いフルードの分を考慮して、多めに行います。
また、今回はDOT5.1への変更ということもあり、全体的に少し念入りに行いました。

ブリーザーを開け閉めするメガネは7mmで、少しオフセットしていて短いタイプの物がやりやすいです。
レバーの操作は、極低速で行います。特に、レバーを戻す時に注意します。

ABSコントロールユニットのエア抜きが終わったら、

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マスターに液を入れ蓋をします。
液は、ハンドルを左に切ると左右は水平になりますが、前後は斜めのままです。
出来ればマスターの固定をゆるめて水平にし、液量を調節したいところですが、なかなか複雑な取り付けになっているので、だいたいの『勘』で液量を合わせます。
目標は『ビッチシ』です。
ベローズ(ダイヤフラム?)とフルードの間に空気を一切含ませないことを目標にします。
しかし、フルードが多すぎると永遠液漏状態に陥ってしまうので、難しい所ではあります。

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マスターの蓋は、4本ネジで固定されているので、とにかく4本を均一に締め込むことに全神経を注ぎます。

ここまでで、第一クウォーターです。

続きはまた明日〜♪

by tm144en | 2015-04-16 03:53 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 04月 15日

【モントーク】シリンダーヘッドカバー締め付け

さて、タペット調整が終わり、シリンダーヘッドカバーを取り付けるにあたって、

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ちょっとした注意事項を考えます。
構造から考えて、「こうであるのがベストだろう」という私の解釈です。

シリンダーヘッドカバーは4本のボルトでシリンダーに固定されています。

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かなり特殊なボルトで、締め込みの部分はM6になっているので、締め付けトルクは10N.m程度と考えて良いでしょう。

しかし、問題はこのボルトには大きなワッシャーとゴムが取り付けられている事。ボルト穴からのオイル漏れをシールする為の物なのですが、これがなかなかの厄介者なのです。
トルクレンチで10N.mで計測しても、ゴムの摩擦に邪魔されてネジ先にちゃんとトルクが伝わらないのです。

ところが、実はこのボルトの座面は1箇所では無いのです。

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シリンダーヘッドカバーに当たる部分の座面1と、シリンダーに当たる部分の座面2とがあるのです。

座面2は、

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シリンダーに直接当たるようになっています。
したがって、このボルトを闇雲に高トルクで締め込んだとしても、座面1の部分のゴムやカバーガスケットのゴムが必要以上につぶされるということにはなりません。締め込み過ぎて折れるとしたら、それは座面2の方と言うことです。
つまり、10N.mのトルクは、座面2の方で発生しなければならないのです。

一見すると、大きなゴムのついたボルトなので、たった4本でヘッドカバーを固定するには心許なく見えますが、実はちゃんとしっかり金属同士の座面の摩擦で固定されているので、振動でゆるむということは皆無と言えます。

座面2の適正な締め付けで、座面1も同時に適正な締め付けになるよう設計されているんですね。

したがって、この4本のボルトをトルクレンチで管理する場合、座面1のゴム部分、ワッシャー、そして、

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この部分にグリスを薄く塗り、座面の摩擦をなるべく低くします。
それでもゼロにはなりませんので、トルクレンチの値は座面2で発生している締め付けの値よりは大きくなってしまいます。

なので、まぁあとは『気分』ってことになってしまいますが、トルクレンチで12N.m位で良いかな!?という、結局は雑な結論になってしまうのでした(笑)

座面1の部分のゴムにもしグリスを塗らないのであれば、締め付けのトルクはもっと大きくする必要があって、私がやったなんとなくの感じでは、20〜25N.m位かな?といった所でしたが、ゴムの弾性に邪魔されていまいち感覚がつかみにくいので、私はグリスを塗る方が4本を適正に締め付ける事が出来ると考えました。
ただし、ゴムの表面にオイルが付着しているのとしていないのが同時に混ざった状態で取り付けてしまうと、トルクレンチの値と、座面2の締め付けトルクにかなり大きなバラツキが出てしまうので、その点は注意が必要です。


ちなみに、このボルトの締め付けの強弱で、ヘッドカバーのシリンダーへの圧着力は変わりません。
なぜなら、座面1と2の距離で圧着力は決定されており、その強弱を決定付けるのは座面1のゴムにあるからなのです。
したがって、取り付けるに当たって一番重要なのは、

ゴムの摩耗状態、及び厚み

です。
ここのゴムの厚みにバラツキがあれば、それはそのままヘッドカバーのシリンダーへの圧着力に影響してしまいます。
とはいえ、大きく欠損していたり、厚さが半分だったりというような極端な状態じゃない限り、ゴム弾性の許容範囲に収まることの方が多いでしょう。
つまり、シリンダーヘッドカバーの固定ボルトは、かなりいい加減な締め付けでも充分と言えてしまうのです。

とは言うものの、私の、、、、あ、いや、このモントークに関しては、以前ここのゴムが一箇所破損していたことがあったので、グリスを塗って滑りを良くすることで、そのような事態を未然に防ぐ事が出来るといえるでしょう。

ボルト一つとっても、その形状から色々な事を考えられるので、やはりバイクの整備ってのは楽しいですね☆

(余談)

ヤフオクに、インテグラルABSユニットが60000円で出品されていて、本気で買おうかどうか悩んでいる自分がいます。

え?なんの為?

バラして中を見てみたいから(笑)

ウムム、、、我慢我慢。。。

by tm144en | 2015-04-15 04:41 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 04月 09日

【モントーク】復活の儀 その2

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エンジンオイル抜きます。
30000キロメートル以上走ってますが、いまだアルミ片がチラホラ出てきますね。

フックスのオイルに変えて、心なしか廃油の感じが違う様に見えます。
あ、いや、サンバーの廃油とゴッチャになってるかな?笑

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水平対向エンジンは、ホント左がネック!
左のプラグキャップが腐食しちゃってます。洗車したときの水が溜まってしまうんでしょうね。
洗車のあとは、ひとっ走りしてくるのがやはり良いのかもしれません。

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シリンダー側のプラグホールも、若干腐食してます。

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右側は大丈夫。

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タペット調整の為、シリンダーヘッドカバーを外します。

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フィラーゲージをマイクロメーターで挟み、手応えの練習。
安いフィラーゲージは、ゲージの縁に『バリ』があるので、測定しづらいですね。
いつもはハゼットのフィラーゲージを使用してたんですが、0.15mmの方がクチャクチャになってたので、さすがに使えないでしょう。

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さ、それでは、続きはまた来週〜♪

by tm144en | 2015-04-09 14:32 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)
2015年 04月 08日

【モントーク】復活の儀 その1(インテグラルABS手順、ブレーキフルード蘊蓄)

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さぁ、モントークの復活です。



肝心要な物が無かったので、後日(爆)

というのも、今回エンジンオイル、タペット調整、そしてブレーキ液の交換をするつもりでいたのですが、ブレーキ液交換で必要な『エア抜きの手順』を書いた紙を無くしてしまい、しかもブログにその旨を記して無かったので、作業が出来なかったのでした。

その手順というのがこちら↓

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インテグラルABSが装備されているモントークですが、ブレーキ液交換の際、そのユニット本体からのエア抜きが必要になります。
しかし、ブリーザーが6個付いてるので、その場所と順番が重要なのです。それを失念してしまったという次第なのです。

とは言うものの、とりあえず出来るところまではやっておくことにしました。

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まずは、シート、タンク、サイドカバー類を外します。

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『バッテリー端子』→『ABSユニットコネクタ』
の順で外します。
コネクタを先に外してしまうと、エラーコードが発生してしまうので、追々何かと面倒な事になるそうです。

ーーーーさて、今回ちょっと新たな知識を得ることになりました。

というのは、ブレーキ液はDOT4が指定されているのですが、立ち寄った店に信頼できる物が置いてなかった為、どうしようか迷っていた時でした。
そして、どうも最近『DOT5.1』が主流になっている風潮があるように感じたのでちょっと調べてみると、ある重要な事を知ることになったのです。

今までの知識、というか感覚では、「DOT4よりDOT5.1の方が高熱に強い」という認識でした。
しかし、DUCATI整備士Mr.T氏の話にもありましたが、DOT4の耐熱特性も十分なレベルなので、サーキットレベルの走りで無いならば、全く問題は無いとのこと。
確かに、DB7もF4もDOT4でしたが、全く問題を感じたことはありません。


しかし、DOT4には、別のある問題点があるのです。それはむしろ、DOT3よりも下回るレベルの事。

実は、『低温時の粘度特性』が著しく悪いのです。

−40度における、粘度指数が

DOT3 → 1500cst以下
DOT4 → 1800cst以下
DOT5.1 → 900cst以下

となっていて、数値が低い方が粘度が柔らかいということになります。
DOT4が一番粘度指数が高い(固い)というのがおわかりいただけると思います。
エンジンオイルで例えると、15W-50みたいな性質と言えるでしょう。

これはあくまで規格値なので、実際に販売されているフルードのメーカーによって特性は様々という事になります。

では、この粘度指数はどのようにブレーキに影響するかというと、

『油圧立ち上がり速度』

です。

車体を減速させるには、実際にブレーキレバーを握り→ホースの中のフルードに圧力が伝わり→それが伝達し→キャリパーまで届き→ピストンを動かし→パッドを押し→ディスクをつかみ→摩擦が生じ→ホイールに伝わり→タイやに伝わり→路面に伝わり→減速となります(だいぶはしょってますが)。

いわゆる、停止距離における空走距離の部分です。(実際に減速しているのが、制動距離)

モントークというマシンは、この『空走距離』という部分に非常に特化したブレーキシステム『サーボアシストブレーキ』を採用しています。

サーボアシストブレーキとは、レバー操作からの油圧の立ち上がりにモーターの力を使い、通常のブレーキシステムのマシンよりも速く油圧が立ち上がるというものです。

そして、言わずとしれた『ABS』。モントークは『インテグラルABS』として、他社製のABSとはまるで次元の違う性能を有しています。
しかし、基本的には同じ概念で、油圧を超高速でコントロールすることによって、タイヤのロックを防ぐというものです。

つまり、モントークにおいてブレーキフルードにおける『油圧伝達速度』というのはある種生命線であり、マシンとしてのポテンシャルなのです。

しかも、ヒーターベストを使用し、BMW純正ウェアーを着用すれば、路面さえ許せば氷点下のライディングをも可能とさせます。

そのマシンに使用されるブレーキフルードが、低温時の粘土特性に難があるというのはいかがな物なのだろうか?

今ヨーロッパ、特に北欧などでは、DOT5.1が主流であり、そういえばフサベルもDOT5.1が指定されていました。

モントークは2005年モデルなので、DOT5.1がまだあまり主流ではない時期だった背景もあるのかもしれませんし、そもそもアメリカ向けなので、寒さが考慮されていないとも考えられます。

そんなことを考えていると、そういえば昨年のブレーキテストの際、ABSの効き方が少し甘い様な気がしました。まさに、油圧の立ち上がりが遅かったような気がしてしまうのが人情と言えるでしょう。

そんな訳で、

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DOT5.1を購入。題して、

モントークブレーキフルードDOT5.1化プロジェクト

です。

ちなみに、『DOT5』と『DOT5.1』は全くの別物で、主成分もシリコンとグリコーゲンという大きな違いがあります。
DOT4と5.1は同じグリコーゲンです。

注意点としては、いかにDOT4をきれいに追い出すか、という部分でしょう。
しかし、ブレーキフルードの交換の原理を考えると、古いフルードを新しいフルードで押し出すという物ですから、その点は問題ありません。

あぁ、モントークのポテンシャルがあがると思うと、なんかワクワクしてくるぜぇ〜♪

(追記)

あ!そうか!
『DOT3とDOT4に適合』というのがありますが、要するにこれは『DOT4の高温性能と、DOT3の低温性能を有している』ってことなんだ!!なーるーほーどーーーーー!!!!

でも、DOT5.1の方が、さらに良いんだけどねーーー☆

by tm144en | 2015-04-08 11:37 | BMW R1200c モントーク | Comments(0)