2017年 06月 16日

【DB7】ディメンション考察〜リアサスペンションレバー比

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DB7のディメンションをデータ化します。

まぁ、『データ化』とエラそうに言ってますが、手法は真横から写真撮って、画像をパソコンに取り込むというものなので、至ってアナログです。

とはいえ、カメラの置き位置や撮り方に注意しなければいけませんから、そんなに簡単な作業でもありません。
tmの時に、この手法でも大まかな方向性やポイントは十分抑えることが出来るのは判りましたので、悪く無い方法だとは思います。

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ただ、今回はちょっとマシンが斜めになっていたらしく、わずかに『ズレ』が生じていました。よって、ただでさえ正確ではないデータが、より一層不正確になってしまいましたので、その辺をご考慮下さい。

フロントのジオメトリーがズレて合わないので、今回はリアサスペンションのみを見ていきます。

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図は、スイングアームを10度回転させた状態を比較しています。
解析データを元に、リアアクスルトラベルとリアショックトラベルからレバー比を算出しています。


レバー比が2.76ということが判りましたので、リアタイヤ加重からリアショックへの加重が算出できるものと考えます。

リアタイヤの下に体重計を置き、72.8kgのライダーが乗車した時のリア加重の変化量を計測した所、24kgでした。
レバー比が2.76ですので、リアショックには66.24kgfの加重が掛かっているものと考えられます。

次に、その数値の確証を得る為、リアダンパーのストローク量を実測で測ってみます。

すでに6mmのプリロードが掛けられている状態から、空車状態で6mm縮み、ライダー乗車時にさらに9mm縮むことが判りました。
ただし、この値は隙間からノギスで無理やり計測したので、正確さに欠けます。

先日計測したスプリングレートを元に、ライダー乗車時の12〜21mm付近のスプリングの反力を調べると、おおよそ64.92kgであることが判りました。

したがって、先ほどのレバー比から算出した値と近似値であるので、今回の考え方に大きな間違いは無いものと判断します。

プリロードの設定値を、スプリングプリロード0位置(全伸び状態)における、マシン空車状態のフロントジオメトリーを維持するものと仮定すると、要するにライダー乗車時の加重分だけを予め縮めておけば良いので、今回の場合であれば『プリロード:9mm』ということになります。

プリロード9mm、、、、

、、、アレ!?


by tm144en | 2017-06-16 05:04 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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