2016年 09月 08日

【DB7】クラッチ組立

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澄み渡る青空に浮かぶ白い雲を眺めながら、

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今日も今日とて作業する。

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前回、ロックタイト510を使用して、クラッチハウジングの取り付けを行いました。
クランクロックツールの作製に時間を費やし、しかもそれ必要無かったという『オチ』までありましたが、まぁとにかく次に進みます。

次は、ハウジングの内側に存在するクラッチボスの取り付け。ミッションシャフトにつながる部分で、センターはゴツいナットで強力に固定されています。

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これらのパーツになるわけですが、この中で重要なのが、

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このワッシャー。
回り止めの溝が切られており、さらにテーパー状の形をしています。ナットで締めこむことで、このテーパーが潰され平らに成るわけですが、それによる反力でスプリングワッシャーのように回り止めの役割を果たしているのです。
指で押しただけでは到底潰れない程固いので、これによって発生する力はかなりのものだと推察できます。
さらに溝の効果もありますからなおさら。

で、センターナット自体も強力なネジロック剤を塗布するようにとマニュアルには記載されているのですが、ドカ札さんの整備士の方に確認すると、このワッシャーが生きていればまず緩むことはないから、ネジロック剤はむしろ弱めのやつで十分、とのことでした。

2回位ならイケる、とのことだったので、今回はこれを使い回すことにしました。

そして、ネジロック剤の方は、

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ロックタイトの248を使用。
中強度で、固形のスティックタイプのものです。
クラッチプレートの隙間などにネジロック剤がこぼれたりしても嫌なので、固形のものを選択しました。
これをナットの内側に塗布します。

さて、センターナットの締め付けトルクは250Nm。とてつもない力なので、固定の方も気合を入れる必要があります。

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とりあえず、先日作成したクラッチツールを、金属の太いペグを利用してステップ部分で固定。
ただし、取り外しの時のトルクではこのペグを曲げるほどの力だったので、今回はそれとは別に、

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リアブレーキを固定させます。
クラッチツールによってハウジングとボスの動きが固定されているので、回す力はそのままエンジンとリアタイヤに伝わっていきます。(ギア挿入)
そこで、リアタイヤをロックさせておけば、締め付けの反力に耐えられる、という寸法です。
外す時はリアタイヤが付いてなかったので苦労しましたが、本来であればこうすべきだったのです。

なので、メインはこのリアタイヤロックであり、ペグの固定はおまけ扱いとなります。

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F4のリアタイヤ用で購入した、300Nスケールのトルクレンチが活躍しました。
150Nm過ぎたあたりからは、先のワッシャーもあってとんでもない静摩擦が発生してしまいますので、一発で250Nmに持っていくことが求められます。210Nmとかでトルクレンチの回転が足りなくなってしまうとアウト。やり直しはワッシャー的にアウト。

くらいの気構えが必要だと考えています。

さて、無事センターナットの締め付けが終わりましたので、残す作業は雑魚作業。

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クラッチプレートを、位置決めに従ってはめていき、

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プッシュロッドとプレッシャープレートをはめます。
プレッシャープレートは合いマークがあるので気をつけます。

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長いことゾイル漬けにしていたクラッチスプリング。
残った液体をしっかり綺麗に拭き取り、取り付けます。

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スプリングボルトの締め付けは5Nm。スプリングの反力がありますから、緩むということはありません。

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長い長いクラッチ作業も、これにて一件落着☆
本当はこういう作業は冬に回そうと思っていたのですが、クラッチ張り付きのような現象もありましたので、乗るのを我慢してとにかく作業に時間を費やしました。

さぁ、日曜日に間に合うのか!?
まだまだ作業は残っているのだよ!?

by tm144en | 2016-09-08 02:39 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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