2016年 07月 28日

【DB7】リアサスペンション分解メンテナンス

「今年中に、あと1300km乗る!」

と言ってた矢先、、、

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が、

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こうなってしまうハメに。
まぁ、いつものことです笑

ホント、『分解は易し、組立は難し』ですね。

とはいえ、DB7は『ユニットプロリンクサスペンション』となっており、ボトムリンクサスペンションのようにリアショックユニットの下にリンク類が固まっています。
さらにそれらは、丁度触媒の真上に位置しており、常に高温にさらされているのです。
そんな構造の為、稼動部を常に綺麗な状態に保ちたいのですが、隙間から行うのは非常に困難。

だったら、分解したほうが早くて綺麗、という考えになってしまうわけです。
特に、リンクロッドのスフェリカルベアリング4個は、防水対策が全く施されていないので要注意です。


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幾度となく分解してきましたが、イマイチ『正しい手順』が解っていないというか、外す順番が難しいですね。

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リンクロッドのスフェリカルベアリングは、ベルハンマーを使用中。これで洗浄、潤滑を行っています。
繰り返しますが、ここは大気開放されている箇所のため、グリスでは汚れを引き寄せてしまいます。
なので、ゾイルやベルハンマーといった、金属表面を改質するような、グリスよりドライな状態で潤滑および防錆してくれるものが望ましいと考えています。

ベルハンマーのオイルを使用してますが、これでボールの隙間汚れを揉み出し洗い出来るので、なかなか有効です。コストパフォーマンスが良いですね。スプレー式の何かでも勿論良いでしょうけど。

一応予備のベアリングは用意しているのですが、これがなかなか錆びてくれないので、交換するタイミングがありません。
ちなみに、過去に一度交換の履歴はあります。その時はちゃんとメンテナンスしてなかったので、速攻で錆びさせましたね。1年半所有、5000kmの時点で錆びていました。
それからは、マメにメンテナンスするようになって5年経過、走行10800km時点ですが、現在全く錆び腐食は確認できません。

やっぱ分解メンテナンスの恩恵でしょーよ。

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リアショックユニットの上下スフェリカルベアリングも要注意箇所。一応Oリングで防水対策はされていますが、完璧ではありません。ここも過去1度交換してます。
ちなみに、ボトム側のベアリングの位置決めの為のCリングが付いて無く、ベアリングがズレているという事態がありました。
それに関しては、ピアノ線からCリングを作製し使用するという施術を行いました。

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ダンパーのシール付近にオイル滲みが確認出来ます。
オイル漏れてるんだろうか。。。
もしかすると、組み付け時のグリースがはみ出してきた分かもしれませんが。
ここのオイルシールは、ちょっと入手出来なさそうですヨ。。。

ガス圧はちゃんと残ってます。何キロかは計測してませんが、体重かけて縮む程ではありません。ガッチガチです。
そこで、ロッドの動きを見る為にはどうしたら良いかを考えました。ガスを抜いてしまっては、再度充填するのが面倒ですし、プレスを使用して縮めるだけでは、動くことの確認だけで、アナログ的に『どんな感じ』というのが掴めません。

なんかないかなーなんかないかなー

なんかなーい、なんかなーい?

味好み以外で、、、

あ、、、

いいものみーつけた♪

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ドヤ〜( ̄▽ ̄)

ビードブレーカーがいい仕事してくれました☆
リザーブタンクが当たってしまうので、ショックを逆さまにしないと動かせんませんでしたが、これで動きの感じがアナログ的になんとなく把握できます。

で、縮める時は問題ありませんが、そこから伸びきるちょっと手前で妙な手応えがあります。
え?

おそらく、ビードブレーカとショックとが擦れてる感触だとは思いますが、なんか気になる。。。
もうちょっと良い手法でやってみる必要がありそうです。

それとこの件に関しては、予てから考えていることがあるのですが、どうにかしてリアショックの動きをベンチテストできるシステムを構築してみたいのです。

高速側、低速側のそれぞれ伸び縮み。

低速側は、圧力テスターのようなもので計測できると思うのですが、問題は高速側、およびリーフスプリングの部分の計測。
例えば、重りをある程度の高さから落下させ、その勢いでダンパーを縮める。
その動きを1/60秒の動画で撮影し、時間と動いた距離からデータ化するとかって方法になるのかなーと妄想しています。

まぁ仮にそのシステムが構築したとして、何万通りあるセッティングから実用範囲を数百通り選んだとして、そのそれぞれがしっかりとデータ化されているとして、


で?


で終わるのが目に見えていますが笑

結局は、乗った時の印象が一番であり、さらに言えば路面と走り方によっても変わってくるものですから。
ただ、その計測をすることで、セッティング時のイメージ材料にはなると思うのですが、いかんせんワタシセッティングムイテナイスキジャナイ。。。。


でも、まかり間違って、子供の夢みたいなレベルで、ちょっとサスペンション屋さんはやってみたいなーという思いがあったりもして。。。

ーーーーそれはそうと、

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アジャスタスクリュー付近も、どうもオイル滲みによるものと思われる汚れが見受けられます。
内部は20気圧に近い圧が封入されていますから、Oリングなどのちょっとした、ほんのちょっとした、肉眼では確認できないレベルの劣化で、このように滲んできてしまうのかもしれませんね。

とりあえず今回は洗うだけにします。

いや〜、つくづく思いますが、ジュラルミン削り出しパーツが殆どなので、メンテナンスしてて気持ちイイ〜ですね☆鍛造品とか全く萌えないですヨ。

ジュラルミンマンセー\(^o^)/

by tm144en | 2016-07-28 04:37 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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