2016年 07月 24日

【DB7】沿岸ミッドナイトエンデュランスツーリング(帰路編)

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霧多布温泉ゆうゆ出発。
熟睡は出来なかったが、そこそこの仮眠をとることは出来た。充分である。

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釧路市内にて給油。

実は少し迷っていた。
ここから帯広を経由して最短ルートで帰るか、予定通り襟裳岬を目指すかである。

というのも、温泉で休んでいた時に見たテレビの天気予報である。
「今夜から明日にかけて大荒れの天気」とのことなのだ。

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巨大な雨雲が接近しているのだ。

せっかく温泉で半分乾かしたブーツやグローブも、ここまでの道のりですでにビチョビチョ。
この上、さらに大雨に当てられたら、たまったものではない。

とはいえ、最短距離と言えど、襟裳岬を経由するのと100km位しか変わらない。
それに、最短距離は日勝峠を通ることになる。雨の中でタイトコーナーが続けば、アベレージ速度が上がらない。
となれば、距離は短くとも時間が掛かってしまう。

襟裳岬を経由する海沿いルートであれば、比較的ハイペースで走れる。
しかも、雨雲を見る感じ、ちょうど海沿いの道路の部分だけ雲が掛かっていないではないか。もしかしたら雨にすら当たらない可能性もある。

よし。決まった。
襟裳岬、行くよ。

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大樹町にて給油。
実は温泉にいた時に、ガソリンスタンドの営業の確認をしておいた。ネット上の情報だけでは万が一のことがあるので、直接電話して営業時間を確認した。

この給油の時点で夜の1時前。セルフのスタンドにもかかわらず、スタッフのおじさんがニコニコ出てきた。
私は、雨天走行による疲労困憊の表情で給油していたのだが、何やら色々話しかけてくる。
ナンシーちゃんとイクラちゃんの話だ。はっきり言って面倒くさい。
まぁ、バイク乗りに話しかけるのが好きなのだろうが、今はそういう気分ではない。
こんな真夜中に、ズブ濡れで走ってるライダーなんてろくな人間じゃないんだから、話しかけるなんて邪道なのだ。

まぁ、この天気。勘弁してくれ。

だが最後に、そのおじさんは
「でも、今日は本降りにはならないから、大丈夫だよ」と言ってきたのだが、、、

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大樹町の道の駅。ここで食事休憩をとることにした。

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バス待合の、こんな素敵な休憩スペースがあるのだ。畳が敷いてあって、仮眠も出来そうだ。

ここで、

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セブンイレブンのおでんがを頬張ることに。
冷えた体に、熱々のおでんが染み込む、染み込む。
時は7月。真夏のツーリングであるはずなのに、私は今寒さと戦っている。

ーーーーところで、

コンビニに入るや否や、私を見た店員が一瞬ギョッとしていた。
こんな夜中に、ずぶ濡れになったバイク乗りが入ってきたからだとその時は思ったが、道の駅に戻ってきてトイレに行った時にその意味を知ることになる。

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完全に犯罪者じゃねーかw

しかもこれ、どっかで見たことある、、、

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モンタージュの男。。。

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違和感無い。

よし、捕まる前に、出発しよう。。。

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大樹町を出発直後、今ツーリング最大の大雨が降ってきた。土砂降りである。バケツをひっくりかえしたようである。まさにプールである。

スタンドのおじさんの無責任なアドバイスを、真に受けてなくて良かったとしか思えない。

だが、それはそんなには続かなかった。
襟裳岬が近づいてくる頃には、霧雨に変わっていた。

雨止んだのかな〜と思っても、ヘッドライトを見ると小さい粒がチラチラ見えるので、霧雨であることが確認出来る。

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襟裳岬到着。
宗谷岬と打って変わって、真っ暗で物悲しい。
もう少し奥の方に襟裳岬らしいところがあったはずだが、真っ暗すぎて行く気になれなかった。

さて、ここで、

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チェーンスライダーをひっくりかえしておくことに。
あと300kmも走らないつもりでいるが、余裕を持って変えておく。それに、せっかくそれが出来るようにしたのだから、やっておきたい。

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タイラップをナイフで切り、新しいタイラップをつける。
上下を逆にして、

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元に戻す。これであと1000kmは大丈夫。

作業を終え、襟裳岬を後にする。

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道南は好きではない。
函館や襟裳岬の方へ続く道は、追い禁の道が多く、そのくせ交通量が多いので走りづらいのだ。

しかし今日は違う。夜なのでスイスイ走れる。しかも、街中が多いので鹿などの飛び出しも無い。

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静内のオカモトセルフにて、今回最後の給油を済ませた。
もう、頭の中は無事に帰ることしか無い。

もっと路面のコンディションが良かったら、ここからさらに苫小牧、室蘭と海沿いを回って北海道を完全に一周する位のつもりでいたのだが、蓋を開けてみればすでに意気消沈。

全て雨のせいにして、楽しくないツーリングだったと言い切ってしまうのは簡単なことだが、そんな中でも、日本海に沈む太陽を拝めたことや、知床峠を快走出来たこと。要所要所に楽しいこともあったのだから、広い意味で『楽しかった』と締めくくることにしよう。

19日朝6時。
最後の最後まで集中力を切らさず、無事ガレージに戻ってくることが出来た。

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姫も、こんな泥だらけのお姿になってしまった。

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もはやまるでオフロードマシンのよう。


しかしながら、

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今回海沿いルートが多かったからか、虫の付着が非常に少なく済んだ。

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最後の気力を振り絞り、洗車を済ませることに。

せっかくの連休に散々な天気に見舞われてしまったが、DB7の新たな可能性を見出すことのできたツーリングになったので、次回につなげていきたいと思う。
また、幾つか改善点も見つかったので、それも追々考えていくことにする。

最後に。

淡々と、ただ黙々と、雨の中走り続け、ただの一回もトラブルの無かった姫ことBIMOTA DB7s。
心行くまでライディングを楽しませてくれた事に、感謝の意を表する。

by tm144en | 2016-07-24 04:16 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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