【K1】カムプロフィールの盲点
2016年 01月 26日
でまぁ、何がアホだったかと言いますと、
先日作った、このカムプロフィール計測機。
カムの形状を把握する為だけなら、このシステムでも問題はないのですが、バルブタイミングも視野に入れるとなるとこの方式ではダメなのです。
バルブタイミング、、、つまり、クランクの回転(ピストンの位置)と絡めて考える場合、当初カムギアの回転角を2倍にすれば、クランクの回転角と同じと考えてました。
確かに、クランク2回転につきカムはそれぞれ1回転しますから、考え方そのものは間違っていませんでした。
しかし、それを踏まえて、先日の計測結果を元にバルブタイミングを考えると、ど〜〜〜〜〜してもおかしなタイミングになってしまうのです。
初めは、吸排気のカムが間違っているんじゃないかとか、実はクランクが逆回転なんじゃないかと疑いましたが、そうではありませんでした。
それでよくよく考えてみて、ハッと気づかされたのです。
計測ポイントとカムギアにつけた分度器の位置が違ったのです
カムギアの初期設定位置、つまり1番ピストン上死点時のシリンダーヘッド座面に合わせるマーク位置を『0度』としたことが、大きな間違いだったのです。
画像にあるように、もしその場所を0度とするなら、ダイアルゲージの計測位置は左斜め下から当てなければバルブの位置とは言えないのです。
つまり、ダイアルゲージの位置をこのままで行うのであれば、バルブの角度がシリンダーヘッド座面に対して118度傾いているので、カムギアの初期設定位置から118度『右に』ずらした位置を『0度』とするべきだったのです。
いやぁ〜〜、実はこれずっと気になってたんですよね〜。
な〜んか、カムのタイミングがおかしいなぁ〜って(笑)
でも、まぁ、今回別にバルブタイミングをイジろう等と考えているわけではなく、ただカムの形状を把握したいだけでしたので、何も問題は無いんですけどね。
先日作った、このカムプロフィール計測機。
カムの形状を把握する為だけなら、このシステムでも問題はないのですが、バルブタイミングも視野に入れるとなるとこの方式ではダメなのです。
バルブタイミング、、、つまり、クランクの回転(ピストンの位置)と絡めて考える場合、当初カムギアの回転角を2倍にすれば、クランクの回転角と同じと考えてました。
確かに、クランク2回転につきカムはそれぞれ1回転しますから、考え方そのものは間違っていませんでした。
しかし、それを踏まえて、先日の計測結果を元にバルブタイミングを考えると、ど〜〜〜〜〜してもおかしなタイミングになってしまうのです。
初めは、吸排気のカムが間違っているんじゃないかとか、実はクランクが逆回転なんじゃないかと疑いましたが、そうではありませんでした。
それでよくよく考えてみて、ハッと気づかされたのです。
計測ポイントとカムギアにつけた分度器の位置が違ったのです
カムギアの初期設定位置、つまり1番ピストン上死点時のシリンダーヘッド座面に合わせるマーク位置を『0度』としたことが、大きな間違いだったのです。
画像にあるように、もしその場所を0度とするなら、ダイアルゲージの計測位置は左斜め下から当てなければバルブの位置とは言えないのです。
つまり、ダイアルゲージの位置をこのままで行うのであれば、バルブの角度がシリンダーヘッド座面に対して118度傾いているので、カムギアの初期設定位置から118度『右に』ずらした位置を『0度』とするべきだったのです。
いやぁ〜〜、実はこれずっと気になってたんですよね〜。
な〜んか、カムのタイミングがおかしいなぁ〜って(笑)
でも、まぁ、今回別にバルブタイミングをイジろう等と考えているわけではなく、ただカムの形状を把握したいだけでしたので、何も問題は無いんですけどね。
by tm144en
| 2016-01-26 03:12
| BMW K1
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Comments(2)