2015年 10月 06日

【DB7】サブタンク内の窒素ガスとフルードの割合

さて、サブタンク内におけるフルードと窒素ガスとの割合をどの位にしたものか。

その部分に答えを出す為、別のリアショックユニットを参考にしてみることにしました。

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これは、以前譲り受けたKYBのリアショックです。

が、これはちと難解です。プラダを使用しているので、体積を求めるのに一苦労。。。

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まぁ、中学生か高校生程度の数学の知識で全然解けるレベルではあるのですが、今の私の脳ミソは小学生並ですので(苦笑)

プラダの形状、及びサブタンク内の形状はある程度仮定にしました。
丸みの部分は半球とし、わずかなテーパー状になっている部分は平均値としました。
あと、細かい部分で計算が難解になってしまう部分も排除。おおよその数値となります。

かなり大雑把な計測によるものではありますが、、、、、、


、、、

、、、

、、、

、、、

あ〜〜〜!!

水使えば良かったなぁ(爆死)

ま、いいや。。。

で、ダサダサ法で出た結論が、

○フルード容積
36233mm3

○窒素ガス容積
55900mm3

○ロッド進入体積
12001mm3

となりました。

したがって、ロッドが全進入した場合、フルードの体積が48234mm3、窒素ガスの体積は43899mm3と、ほぼ1:1に近いということがわかりました。

また、窒素ガスの圧縮圧力の増加量は、15気圧充填と仮定すると、約19気圧までの上昇となります。

仮に、以上の結果をそのままエクストリームテックにフィードバックしたとすると、

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なんと、これっぽっちしかないではありませんか!
せっかくの空冷フィンが、単なるデザインに成り下がってしまいます。

余談

こうして比べてみると、プラダを使用した方はフルードがサブタンク壁面に広く接触するので、放熱効果が非常に高いことが判りますね。


せっかくの空冷フィンですから、少しでも多くのフルードをサブタンク内送り込みたい所ではあるのですが、そうすると窒素ガスの圧縮圧力の上昇が気になります。

そこで、そもそも窒素ガスを密封しているOリングの耐圧はどれほどなのか?

一番オーソドックスな、NBRの1種Aの高度70を仮定して調べてみると、なんと5MPAとあるじゃないですか!!!

、、、って、単位(汗)

えーと、MPA…MPA…

1MPA=1000000PA=10bar

なんと!っつーことは50barまで大丈夫ってことですか!
超ヨユーじゃん!!!

じゃぁ、どうしよう。。。。

う〜む。とはいえ、やはり極端に高圧力になるのは精神衛生上良くないですねぇ。

そして、良く良く観察すると、

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『Do not exceed 20bar』
『20bar以上入れるな』

そう。てっきり20bar指定だと思ってたんですが、どうやら違いましたね(汗)

というわけで、とりあえず今回は15barを充填してしてみることにしました。
で、またまた計算地獄となり、、、

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こんな感じとなりました。
15bar充填で、ダンパーロッド全進入時に約24barまでの上昇となります。

そうすることで、

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およそ半分位の位置までフルードがこれるようになりました。

窒素ガスを少なくするということは、逆に減衰力への影響が2乗、3乗で大きくなるということではありますが、まぁ、とりあえず今回はこれでやってみます。
どうせ気に入らなかったら、またやり直せば良いのです。

それに、先程からの計算には、実は


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スライドピストンと蓋にあるこの凹み部分が入っていませんでした。
つまり、実際には24barよりは低い値になるということです。ほんの多少ですが。

いやぁ、しかし、こうやって計算しながら作業を考えるのは凄く楽しいですね☆☆☆
私の脳ミソではこの辺が限界ですが(汗)

by tm144en | 2015-10-06 03:59 | BIMOTA DB7S | Comments(0)


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