2015年 10月 02日

【DB7】リアダンパーサブタンク容量について

リアダンパーのサブタンクのスライドピストンは、ダンパーロッドがカートリッジ内に進入することで増える体積分、移動します。

e0159646_426334.jpg


DB7のリアダンパーのサブタンク有効容積は、

約64395mm3

です。

ダンパーロッドのカートリッジ全進入分体積は、

約7770mm3

です。

従って、ダンパーロッドがカートリッジ内に全進入した場合、サブタンク内の窒素ガスは12%圧縮されることになります。

DB7のダンパーは、20気圧が指定されていたので、12%圧縮されるということは、

約22.7気圧

に上がるということになります(と、思います)

余談
圧縮容積と圧力上昇の関係を考えるのがちょっとややこしかったのですが。。。


ちなみに、K1のリアダンパーの場合は、サブタンク有効容積が

約26858mm3

であり、ダンパーロッド全進入体積が、

約11089mm3

であった。

したがって、サブタンク内窒素ガスは約41%も圧縮されることになる。

仮に、k1ダンパーも同じ20気圧だとするばらば、約33気圧まで上昇するのである!

すなわち、ダンパーロッドを押し戻す力も圧力の分高くなるので、減衰力にも大きく影響してしまいます。
また、圧縮圧力が高くなれば温度も上昇しますから、放熱の性能も重要になります。

k1のダンパーは、サブタンク容積が小さく、さらに放熱性の低い鉄製なので、ダンパーの性能としてはあまり良くないと考えることが出来ます。

DB7のダンパーは、サブタンク容積が大きく、放熱性の高いアルミ製で、さらにフィンまで設けているので、ダンパーの性能は非常に高いことが伺えます。

以上のことから、ダンパーの設計においてサブタンクの容積と材質は、性能に大きく影響することが解りました。



、、、、と、思います。

by tm144en | 2015-10-02 05:21 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
Commented by eiji at 2015-10-04 00:22 x
サブタンクの窒素、悩みますね。
以前乗っていた、CRM250はノーマルは15Kg、無限は10Kg
KX250も10Kgぐらいだったような。
ZRX1100に使ってるクワンタムは2Kg
圧を上げると熱ダレしやすく、圧を下げるとフールドが安定しない?
僕の中では、窒素圧は出来るだけ低くするのが、
乗りやすいイメージです。
フロントフォークも、走っていくうちに空気は入り、勝手に圧が上がると
固くなるって感じで、よく圧抜きをしてました。
Commented by tm144en at 2015-10-04 04:01
やはりこの辺のデータは、レース活動などを行っている、サスペンション屋さんのノウハウと言った所でしょうね。
一つの正解というのは無いでしょうから、自分で色々試してみるしかありませんね!


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