2015年 07月 24日

【DB7】人馬一体ツーリング(詳細前編)

午前3時、だいちゃんガレージを出発。

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まだ明けきらぬ街中を一気に駆け抜ける。

夕張から日高へ向かう道、

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雲海に沈む遠くの山は、まるで天空の城を思わせる幻想的な光景だった。

そんな光景を目の当たりにした私は、集中力が途切れたのか、あるいはまだ集中力が形成されていなかったのか、左コーナーで大きく膨らむという失態。
左コーナーは右コーナーに比べRが読みにくく、苦手意識があった。
右車線から突っ込んでいくという手法もあるが、あまり褒められたやり方ではないので多用はしない。
この時も、読んだはずのRが思ったよりも回り込むコーナーであった為、結果的にオーバースピードとなり、ジワリジワリと右車線へと侵入していく始末。

「来るな!来るな!」

と願うしかない状況において、もはや私のライディングスキルなど無用。神様仏様天神様である。

早朝、車通りの少ないのが功を奏し、無事曲がりきることは出来たが、改めて気を引き締め直すには十分過ぎる出来事であった。

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日勝峠を下り、十勝平野への入り口はまだ色濃く残る朝霧。

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帯広の市内で最初の給油。

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おおよそ200km。
なかなかのぺーすである。

国道38号線でそのまま帯広市内を抜け、国道241号線を左折。足寄方面へと向かう。

まだ明け切らない時間に出発した為であるが、

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ヘルメットもマシンも虫だらけになってしまった。
これからというのに、これではあまりにも視界も見栄えも悪いので、途中音更の道の駅にて、

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トイレットペーパーを拝借し、綺麗に拭き取った。

シールドを綺麗にし、霧が晴れるのも相まって視界がクリアになり、走りのモチベーションも一気に上昇。まだまだ旅は始まったばかり。前へ前へとクラッチを繋ぐ。

音更から士幌を抜け足寄に向かい、そのまま国道241号線にのり阿寒湖へ。
阿寒湖を越えさらにさらにマシンをすすめれば、第一目的地である屈斜路湖の手前弟子屈町である。

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実はこのルート。モントークで散々走ったことはあったが、マシンが違えば非常にアグレッシブで面白い!
特に阿寒湖から弟子屈へ向かう道は、高低差の中で5、60Rが続き、否応無しにアドレナリンが溢れ出す。
屈斜路湖の雲海がチラホラ見え、そちらに意識を持って行かれがちだが、目の前のコーナーはすぐ迫ってくるのでよそ見は禁物である。

弟子屈の町からは屈斜路湖へ向かう為国道243号線に乗り換え、湖畔沿いの道々52号線を右折。
ここには、お気に入りのコタンの湯という無料露天風呂があるので、屈斜路湖に立ち寄った際は必ずと言っていいほど入っていくのだが、今回は先ほどまでのアグレッシブな走りで興奮が冷めやらぬ為スルー。
そのまま北上し、国道391号線から小清水町へと入る。

いくら興奮冷めやらぬとは言え、


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ガス欠だけは別である。
小清水町でまさかのシェルVーPowerを入れることが出来てご満悦。以前のプーラから格段に良くなったとされている。

余談だが、エンジンオイルには色々コダワリるものの、意外とガソリンには無頓着な人が多い。
同じエンジンの中に入れるもので、しかもそれそのものをエネルギー源として燃焼させているというのに。しかも、場合によってはカーボンデポジットの量にも影響してくるであろうその成分に、興味が無いというのはなんとも。

とはいえ、現実問題としてガソリンの成分や、ましてその影響などを克明に知ることなど不可能。ダークな部分はどうしても残る。しかしそれはエンジンオイルとて同じこと。
そうなると結局辿り着くのが「なんとなくこのブランドが好き」という至極曖昧だが、最も説得力のある結論である。

だから私は、なんとなくフックスシルコリンと、シェルVPowerが『好き』なのだ。
また、シェルVPowerは中々入れられる場所が無いのでプレミアム感もあるのが一興。

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帯広から230km。だいちゃんガレージからは430kmである。
とはいえ、文字通りまだまだ朝飯前。やはり、昨日しっかりと睡眠をとったことが功を奏している。
仕事終わってからの430kmとは、体力の残量が桁違いだ。

余談だが、私がオフロードのレースに参戦しなくなったのも、この辺りに理由がある。
無理矢理順位を着けられるレースにおいて、体力万全で臨めないのは、私にとって非常に不愉快なのである。
「順位じゃないじゃん!」とは言うものの、順位が着く以上全力で望めないのはやはり論外。
もしオフロードのレースが、日曜日の夜9時とかに行われていたら、着けられた順位も文句無く受け入れることが出来る。
全力で望めないレースに、価値など無いのだ。
そういえば、コバスキー場で初めて行われた冬のヒルクライムレースは、夜開催だったので非常に良かった思い出がある。フサベルで参加して、普通の人はなかなか登れない冬のスキー場を登り切ることが出来たのだ。
スキル不足で順位は圏外だったが、個人的には非常に楽しい思いが出来たレースだった。

さて、話が逸れたが、これから知床に向かおうかという所で、後半へ続く。。。

by tm144en | 2015-07-24 07:49 | BIMOTA DB7S | Comments(2)
Commented by eiji at 2015-07-24 10:30 x
レースに出て徐々に成績が上がってくるとハマっちゃうのですよね(笑)
それに一般車が居ない、交差点も無いどれだけアクセルあけても良い。
この状況はかなり楽しいのも事実だけど、
オフロードレースに出てなかったのですね、仕事終わって出発して、不眠でレースとなると、
怪我する可能性も高い、もし大怪我すると仕事出来ないとなれば、出ない選択になりますね。
Commented by tm144en at 2015-07-25 06:44

20代の頃は体力が無限にあったので、草レースですが結構出てました。
順位を少しずつ上げる感覚も味わい、もっと上へもっと上へと躍起になった途端、右前十字靭帯断裂のオチがつきました(笑)
仕事を休めないので手術も出来ず、今だに切れっぱなしです。
完全な曲げ伸ばしが出来るようになるまで数年、さらに膝がそれなりに安定するまで数年掛かって、気がつけば20代が終わってました。

私は、目的意識をもって躍起になるとミスをするタイプの人間なので、根本的にレースに向いてないんです。
そしてそもそも、一人っ子で闘争意欲というものがないので、レースでは人に道を譲ります。

そのくせ、負けず嫌いではあるので、タチが悪い(笑)


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