2015年 07月 08日

【DB7】祝復活ーリング イン ドカ札 (後編)

「道、間違ってる!」
そう悟った私は、前走集団を追い抜き先頭に立ち、手で合図しながら路肩にマシンを停車させた。

するとどうだろう。先ほどの前走集団は私を置き去りにして、皆行ってしまったではないか!?

「ちょwwwおまwww」

店長だけは「アレ!?アレ!?」という動作をしていたが、集団が行ってしまった以上付いていくしかあるまい。
一人取り残された私は、念の為ルートを確認した。勿論、大きく外れていた。

実は、昼ご飯の場所は予約をとっており、混雑を避けた11時からとなっているのだ。
現在時刻は10時30分。平取まではまだかなりの距離がある。

時間が無い!

私は、ステーキバーグセットが食べたいのだ!

昼ご飯の場所に遅れ、12時からの混雑時にご迷惑をお掛けするのは、同業者としてあってはならないのだ!

私の見た所、前走集団は5、6台だった。きっと他の皆はちゃんと平取に向かっているに違い無い。
ここは店長に任せて、私は1人Uターンさせてもらう!

「11時までに、平取へ!!」

DB7復活後、状態確認の為アクセル開度は3分の1程度に抑えて走っていたが、ここで全開付近へと一気に解き放った。

「急げ!!」

けたたましく地面を蹴り上げるDB7。美しい北海道の景色が一瞬にして線になり、後方へ消えていった。

久しぶりのDB7の走り。あの『ウネウネ』が私を戸惑わせる。以前感じていたものより、挙動が大きいように思える。
それに、ストレートで160以上になると、フロントタイヤから「カカカ、、、カカカ、、、」と周期的な振動が伝わってくる。去年のサロマ湖からの帰りに感じたものと同じだ。

アレの原因は、てっきりフォークのアジャスターが詰まっていたことだと思っていたが、どうやら違ったようだ。やはり一度、ホイールバランスを取って見た方が良いだろう。

さらに、ブレーキング時に伝わってくる、ハンドルへの振動も気になる。
大きくノーズダイブするようなシーンで特に大きく伝わってくる。見た所、減速Gでフォークが縮んでいる時に、路面からの突き上げがあると、それに伴って「ゴリゴリ」とハンドルに振動として伝わってきているように思える。
確証は無いが、もしかするとラジアルマウントキャリパーの剛性がそうさせるのかもしれない。
アホ隊1号士君のRC8も同じ症状を抱え悩んでいた。ドカ札のT氏の話によれば、ロータの歪みが原因ではないかと言う。

いずれにせよ、あまり気持ちの良いものではないが、重要なのはこの症状が何か重要な欠陥によるものなのか、それとも物理的に致し方の無いことなのか、ということである。
物理的に致し方の無いことなら、それはもう減速Gで前につんのめるのを堪えるのと同じように我慢すれば良いことだが、なにか欠陥があるのなら、フロントブレーキの性質上見過ごす事は出来ない。

ウネウネ、カカカ、ゴリゴリ

F4の時には感じなかった、嫌な感触である。
ウネウネは、路面に追従してる挙動として理解出来るが、F4にはそれが無かった。無いが故の危険とも言えるのだが。。。

体力トレーニングなるもの等一切せず、ダラダラと1年過ごしてきた体に寝不足も相まって、3桁スピードのコーナリングは少しばかり荷が重かったようで、

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平取に着いた時にはグッタリしていたのであった。

無事ステーキバーグセットにありつき、オマケに

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バニラアイスも堪能し、幸せいっぱいの昼休憩を過ごすことが出来た。

ーーーーちなみに、道を間違った前走集団は実にツーリング参加者の半数以上いたようで、私が昼ご飯の場所に着いた時はまだ閑散としており、昼食も始まっていなかったのである。

午後は、 平取から北上し遠回りで札幌に帰るルートであった。

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本日3個目のアイスを堪能し、走りの余韻に浸る。

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見上げれば快晴の空が広がり、否応無しに気分を高揚させてくれる。

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しかし、それとは裏腹に、ウネウネ、カカカ、ゴリゴリのせいでイマイチ走りに気分が乗らなかったが、転んでマシンがお釈迦になってしまうよりは遥かに良い。往々にして、ノレてない時というのは安全なのだ。

それに、最後の方になってようやく気付いたのだが、

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チェーンがダルダルになっていた。
どうやら、

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アジャスターの位置がズレてしまっていたようだ。
アクスルシャフトはしっかり締めたので、走行中にズレた訳ではないだろう。おそらく取り付け時にズレてしまったに違い無い。
構造上、このアジャスターはチェーンを『緩める』方向にしか効かず、チェーンを『張る』にはタイヤを直接引っ張るなりしなければならないのだ。

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とりあえず、問題の配線に関しては大きなトラブル無く、350kmと100kmの計450kmを走りきることが出来た。

今度の日曜日に再度バラし、細部のチェックを行い、問題がなければ、再来週はいよいよ待ちに待った

連休!!

この身体、朽ち果てるまで乗ってやる!!!

by tm144en | 2015-07-08 03:23 | BIMOTA DB7S | Comments(8)
Commented by まが at 2015-07-08 09:47 x
復活おめでとうございます。

コーナーでうねうね出ますよね。
あれ なんなんでしょう?
Commented by eiji at 2015-07-08 10:25 x
コーナーでウネウネしちゃうのか?どこから来るのでしょうね?
僕も乗り出したら気にしてチェックしてみよう。
リヤストップランプスイッチは、ブレーキペダルにマイクロスイッチ付ける事で、
修理完了しました。
後は、ハブダンパーのガタですが、カラー特注しました。
Commented by tm144en at 2015-07-08 11:23
まがさん

ありがとうございます☆

ウネウネは、、、『味』です(笑)

eijiさん

コーナー中の路面に起伏があると、ウネウネ発動しますね。

おそらく、リア周りの剛性が足りないんじゃないかなぁ〜とは思いますが、ちゃんとステップに乗ってれば大丈夫ですし、逆にウネウネが楽しくも感じるので『味』として受け止めてます。
ただ、剛性の高いハイスピードなマシンを前に走らせて、コーナーを同じ速度で突っ込むと、前のマシンより挙動が大きく出るのでちょっとアブナイですね。今回もそんな感じでした。
マイペースで楽しむなら、最高のマシンだと思います。
相手を蹴散らすなら、F4の方が強いです。
Commented by tm144en at 2015-07-08 11:52
eijiさん

ハブダンパーにガタがあったんですか!?よほど酷い状態だったんですね!
ハブダンパーが収まってるフランジを交換するのでは駄目な感じだったのでしょうか?
Commented by eiji at 2015-07-10 09:56 x
ハブダンパーは、スプロケットボルトに差し込まれてるカラーとハブダンパーの内径に隙間が出来ているので、
スプロケットボルトに差し込んでいるカラーを太くする事で隙間を無くす事にしました。
ノーマル部品は5月末ごろに注文しているのですが、全く来る気配がないのです。
Commented by tm144en at 2015-07-11 03:52
純正部品来ないのは、もうイタリア人の愛嬌として割り切るしかないですよね(笑)
でも、そもおかげで私は色々勉強になったので、逆に感謝したいくらいです。
Commented by eiji at 2015-07-11 22:59 x
もう、いつ来るかはあきらめてます(笑)
なので、4セット注文しました。
丸型のダンパーは3000キロ~5000キロぐらいで
交換しないとって、同じ南紀を走るメンバーが言ってたので、
タイヤ交換毎のつもりです。
うちのガレージ(作業場)も水が無いので、
いつもお世話になってるカワサキのショップまで初乗りしました。
ダンパーのカラーにアルミテープで嵩増しして、
振動多い、熱い、とネガな部分を差し置いても魅力あるように思います。
部品が揃わないDB君はしばらくお休みにして、
HONDA、XR600の慣らしします。
サスペンションからエンジンまで全バラにして、
新らしいシール・ベアリング・オーバーサイズピストン組み込みまでしたので、
慣らしして、またエンジンをバラして当たりの確認。
それが終わったら、ZRX1100の新しいエンジン作りと作業は山積み(笑)
ちなみに、ZRX1100は150キロあたりのコーナーのウネウネを消す為、
フレームアンダーパイプ・アクルスルシャフトのクロモリ化、
スイングアームの補強、前後サスペンションのスペシャル化して、
すでに売り物に出来ません(笑)
いつも大ちゃんガレージを見て勝手に同じ人種なんだろうなと思ってます。
20年前はエンヂューロ中心の生活を
年間、最大14戦って事を5年ぐらいしてたので、乗り方はオフ車です。
Commented by tm144en at 2015-07-12 03:33
ハブダンパー7000KM未交換です(冷汗)
そういえば、随分とスカスカになっているような、なっていないような。。。



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